2019年7月17日 更新

めんつゆトラップでコバエとはおさらば!効果や作り方と代用品も

めんつゆトラップは夏場に特に活躍すると言われているのですが、作り方を間違えるとかからないコバエがかからない場合が多いです。仕組みを理解すれば代用品も作れるのですが、めんつゆトラップの仕組みや効果的な作り方・捨て方を含めてご紹介します。

目次

仕組みとして多くの人が疑問に感じるのが他には「何故洗剤を入れるのか」という声が多いです。

多くの人は虫に対して洗剤を使用して殺そうとする人が多いのですが、めんつゆトラップの場合はめんつゆの中に洗剤を入れることによって「洗剤の表面張力でコバエをキャッチ」しているという状態になります。

そのため、洗剤に高い殺傷能力があると勘違いして大量に洗剤を入れてしまいがちですが、洗剤は殺傷能力目的で入れているのではなく、コバエを逃さないために入れているような仕組みになります。

呼吸をしている気門が塞がれて死ぬ

Mortality Skull And Crossbones - Free image on Pixabay (486161)

仕組みとしてさらに挙げられるのが「呼吸をしている気門が塞がれて死ぬ」という点です。

この点はあまりご存じない人も多いのですが、昆虫類は口で呼吸するというよりも身体にある気門と呼ばれる部分から呼吸をしています。

しかし、洗剤がこの気門を塞いでしまうため、当然コバエは呼吸ができなくなり、窒息死してしまう状態になります。

めんつゆでコバエを誘い、洗剤によって表面張力で逃さない状態を作り、気門を塞いでとどめをさすという仕組みがめんつゆトラップの仕組みになります。

めんつゆトラップにコバエがかからない時の原因

Doubt Portrait Doubts - Free photo on Pixabay (486164)

めんつゆトラップの仕組みについてご紹介しましたが、途中でも触れたように、めんつゆトラップでもコバエがかからないような場合もあります。

このコバエがかからないというような状態は様々な原因が考えられるのですが、仕組みと合わせてコバエがかからない原因を把握しておくのがおすすめです。

多くの人がやりがちである点とめんつゆトラップの間違った作り方についてもご紹介しますので、めんつゆトラップを作る人はぜひチェックしてみてください。

ショウジョウバエではないコバエ

Common House Fly Housefly - Free photo on Pixabay (486166)

コバエがかからない原因としてまず最初に挙げられるのが「コバエの種類が違う」という点です。

生ゴミによってくるハエや水回りに寄ってくるハエは実は種類が違う場合が多くめんつゆトラップに引っかかるのは「ショウジョウバエのみ」です。

そのため、このようなショウジョウバエ以外のコバエには効果がないので、めんつゆトラップを作ったとしても効果を実感できない可能性が高いと言えます。

ショウジョウバエ以外の場合はできれば殺虫剤を使い、その場所を徹底的に綺麗にするのが好ましいです。

洗剤を入れ過ぎている(※アルコールの匂いが消えてしまう)

Soap Bubbles Colorful Balls Soapy - Free photo on Pixabay (486170)

コバエが引っかからない方法として他にも「洗剤を入れ過ぎている」という点が挙げられます。

この点も途中で触れたのですが、洗剤を入れたからと言って殺傷能力が高まるわけではありません。

めんつゆトラップによってくるコバエの気門を塞いで倒すのですが、意外と殺傷能力が上がると勘違いして洗剤を多く入れすぎてしまう人がいます。

しかし、殺傷能力があるわけでもないと共に、洗剤を入れすぎてしまうとアルコールの匂いやめんつゆの臭いが消えてしまうため寄ってこない状態になってしまいやすいです。

そのため、殺傷能力が高くなるわけではないので洗剤は入れすぎないように気をつけてください。

水でめんつゆを薄めすぎている

Aqua Beverage Clear Close - Free photo on Pixabay (486172)

次にご紹介するコバエが引っかからない状態になりやすい点としては「水でめんつゆを薄めすぎている」という点が挙げられます。

この点も多くの人がやりがちなのですが、水でめんつゆを薄めすぎてしまうような状態は多いです。

もちろんコバエという害虫にめんつゆを使うので、いっけんもったいないというイメージになりやすいのですが、めんつゆを水で薄めすぎてしまうとめんつゆの匂いが消えてしまうため、コバエが寄ってこないような状態になってしまいやすいです。

そのため、めんつゆと水はできるだけ同量を入れて作るようにしましょう。

生ごみが放置されている

Garbage Waste Container - Free photo on Pixabay (486173)

「生ごみが放置されている」という点もコバエがかからない原因となります。

というのも、やはりコバエは生ゴミがあると寄ってきやすいのですが、めんつゆトラップを設置していても生ゴミが多い状態や生ゴミの臭いがきついような場合はめんつゆトラップを設置しても寄ってきづらいです。

やはりコバエも生ゴミの臭いのほうが強い場合はそちらの方が魅力的に感じてしまうため、めんつゆトラップに来ないような状態になってしまいやすいです。

めんつゆトラップを設置したから生ゴミは放置していいという訳ではないのでしっかりと処理をするようにしましょう。

アルコールの匂いがなくなっている(※3~5日程度)

Sunscreen Spray Skincare - Free photo on Pixabay (486180)

アルコールの匂いがなくなっているという点もめんつゆトラップによってこない原因として挙げられます。

めんつゆトラップではめんつゆと水・洗剤を加えて作る場合もがあるのですが、めんつゆと水の中にアルコールも入れて作る人もいます。

アルコールもコバエが寄ってきやすい匂いとされているのですが、この匂いが消えかかってくると効果が薄まる状態と同じです。

めんつゆの代わりにアルコールを使うような場合や、めんつゆと一緒に使うような場合もなるべくアルコールの匂いが消えない状態を維持していきましょう。

容器の口が狭すぎる

Container Glass Budget - Free photo on Pixabay (486182)

他にもよく挙げられやすいコバエが寄ってこないような理由としては「容器の口が狭すぎる」という点が挙げられます。

途中でもご紹介したように、めんつゆトラップはペットボトルの底でも作ることができるのですが、ペットボトルのミニサイズをそのままめんつゆトラップとして使う人もいます。

しかし、容器口が狭すぎるとコバエが入りづらいと共に、匂いが周りに出にくいので先程も触れたような生ゴミがあるような場合にそちらの生ゴミにコバエが行ってしまうような場合があります。

そのため、容器口の大きさも重要と言えます。

容器が深すぎて液体までが遠い

Glass Soda Water - Free photo on Pixabay (486183)

最後に挙げられるコバエが寄ってこない原因としては「容器が深すぎて液体までが遠い」という点があります。

先程ご紹介したように容器口の大きさもコバエが寄らない状態と関係があるのですが、容器の深さも関係があります。

このようなコバエが寄ってこない状態は様々な点が挙げられており、容器のサイズも重要ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

容器の深さが深すぎて液体まで遠いような場合はやはりコバエも逃げてしまいやすいです。

そのため、めんつゆトラップを作ったとしても途中で逃げてしまうような場合もあり、寄ってこないような状態もできやすいので、ある程度の深さにしましょう。

めんつゆトラップの代用品

Spray Bottle Wet - Free photo on Pixabay (486177)

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