2019年8月19日 更新

エックスジェンダーとは?男女の枠に当てはまらない新しい性別?

近年、ジェンダーレスやLGBTなどの言葉も少しずつ浸透し、少しずつですが個人のセクシュアルの自由も受け入れられるようになってきましたよね。そこで最近話題の「エックスジェンダー」への知識と、エックスジェンダーかも?と思う人への診断も合わせてご紹介していきます。

LGBTとも違うエックスジェンダーたちは、おのずと自分の居場所を掴むのが難しい人もいるでしょう。

自分の性自認もままならないままなので、周囲とは違う価値観であることも多くあり、話題などについていくのが難しいと感じたり友達や恋人相手を選べず輪に入っていけるポジティブな人間ばかりではない為、もちろん周りの人とは違う自分にもなじめず、他人との人間関係のを作るのが難しいと感じるエックスジェンダーの人も多いかもしれません。

友達がうまく作れない

Girls Children Kids - Free photo on Pixabay (346083)

自分の性別や性の対象自体もはっきりともっていないエックスジェンダーの人たちは、もしかしたら中にはうまく友達が作れない人もいるかもしれません。

さきほどの居場所が作れないという話にもありましたが、やはり性自認ができていない為に、なかなか友達もどちらの性ともつかず、たとえ生まれたままの性別のコミュニティに入ったとしても違和感をおぼえたりしがちで、なかなか進めないことも多いかもしれません。
周りの理解やその人自身を見て支えてくれるような友人に全員が出会えるわけでもないので、葛藤することも多いでしょう。

相談できる場所がない

Key Keyhole Lock - Free image on Pixabay (346093)

これはLGBTの人も共通かもしれませんが、小さいときから性に違和感があったり性対象に違和感があったり、性自認ができていない人はたくさん悩んできたと思います。
まず1番の理解者であってほしいと願う家族には、がっかりさせるのでは、拒絶されたらどうしよう、などの感情が先に出てしまいなかなか相談できる状況ではないですよね。 

そうなるともちろん友達はおろか、小さい世界で成り立っている自分の周りには、相談できるはずもありませんよね。
それはエックスジェンダーも一緒で、自分の性に違和感を感じたりしていても誰にも言えず大人になってから、特に認知度の低い第三の性別、エックスジェンダーだということに、あぁそういうことだったのかとしっくりくる人が多いようです。

エックスジェンダーとクエスチョニングの違い

Lgbtq Equal Lgbt - Free photo on Pixabay (346260)

最近ではLGBTをカミングアウトする芸能人の方や、有名人の方も増えてきたり、エックスジェンダーを自覚する方も増えてきていますよね。それに伴い、最近ではLGBTQ+という言葉も出てきました。

この最後についているQこそが、クエスチョニングの頭文字なのです。
そこで、気になるこのクエスチョニングについてご紹介するとともに、エックスジェンダーとの違いも見ていきたいと思います。

クエスチョニングとは

Question Mark Pile Questions - Free image on Pixabay (346131)

クエスチョニングとは、自身の性自認(性別)や性的指向(どの性を好きになるか)が定まっていない場合や意図的に定めていないセクシュアリティのことを、クエスチョニングといいます。

クエスチョニングにも様々なタイプがあり、たとえば自分の性を決めずにこだわらないほうが生きやすいと感じ、わざと決めずにいる場合や、まだ決めかねている最中、どの性にもピンとこない、わからないことが自然と感じるといったようなタイプの人たちが、クエスチョニングといえるでしょう。
いわば決める前段階であったり決めること自体を疑問視している状態のようなことでもあります。

クエスチョニングとの違い

Friendship Hands Union - Free photo on Pixabay (346195)

性自認や性的指向についてまだ決まっていない、なんとなく違和感がある、性別に縛られたり1つに決めたくないと思うのがクエスチョニングであって、エックスジェンダーとの違いはそもそも【エックスジェンダー】という枠にもはまりたくない、まだそうなのかもわからない、という方たちなのです。

セクシャリティとは流動的なもので、そもそもエックスジェンダーなどの定義におさまらず性は流動的なもの、転換している時期、などの性的自覚を決めたくない人と、エックスジェンダーという性におさめたい人との違いなのです。

エックスジェンダーにまつわる用語

Book Read Old - Free photo on Pixabay (346240)

エックスジェンダーと一言に言っても流動的に性自認が変わったりすることを思えば、性が多様化していることはすぐにわかりますよね。
その多様化する性の中で、様々な表現や用語が次々と登場してきています。
人類の多様な性、自由な性の様々な形が用語になっています。
つぎはエックスジェンダーにまつわる用語をご紹介していきたいと思います。

アンドロセクシュアル

People Man Couple - Free photo on Pixabay (346256)

性指向は本当に多様化しています。
その一部としていろいろなセクシャルの言葉をご紹介します。
・アンドロセクシャル(Androsexual)
自分の性別に関係なく、男性または男らしさに性的魅力を感じる人を指します。

このほかにも、
・アンビセクシャル (Ambisexual)
いずれの性にも全く同様に魅力を感じる人。
・オートセクシャル (Autosexual)
自分自身に、性的魅力を感じる人。

などのかたちがあります。

ジニセクシュアル

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ジニセクシュアルとは、自身の性自認にかかわらず女性または女性らしさにのみ性的魅力を感じる人のことです。

このほかにも、
・ガイネセクシャル (Gynesexual)
自分の性別に関係なく、女性または女らしさに性的魅力を感じる人のことを指します。
・パンセクシュアル(Pansexual)
パンセクシュアルとは、相手の性に関わらずどんな人でも愛することができる人で、全性愛と、日本語には訳されています。

このようにただ単に同性愛というだけでなく、いろいろな種類があることがわかります。

レズビアン

Couple Women Relationship - Free photo on Pixabay (347568)

レズビアンとは自身の性自認は女性と認識し、性的指向が女性であるという人たちです。
LGBTのLの部分に当たります。

男性がなにかのトラウマで苦手な場合や、男性に縁のない生活が長かった、単純に女性に魅力を感じるなど、きっかけは様々ですがこんな人はレズビアンかも!なんて特徴はありませんし、ぱっと見ではわかる事は少ないですよね。

結婚されていてもレズビアンの人もいますし、ひとつのセクシャルとして隠したり隠さなかったりしてそれぞれの人生を歩まれています。

ゲイ

Homosexuality Rainbow Man - Free image on Pixabay (348334)

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