2019年10月20日 更新

ダウナー系の意味とは?特徴的なキャラやファッションと音楽を紹介!

巷でその世界観や個性が認知されつつあるダウナー系ですが、一体どのような特徴があるのでしょうか?どちらかと言うと暗い、怖い、と言った印象を持たれがちです。そんなダウナー系には驚きの由来や世界観が存在しています。それについて詳しく調べてみました!

目次

次はダウナー系の音楽を調べてみようと思います。ダウナー系の音楽と聞いてどのような音楽を思い浮かべるでしょうか?あまりイメージが湧きません。

調べてみると、ダウナー系の曲には、様々な種類が存在していました。本来の意味の通り、人を暗くさせる曲や、心を落ち着かせる曲、激しいものだとV系ジャンルにまで及びます。

以下では、ダウナー系と言われている歌手や曲、ジャンルについて1つ1つ丁寧に見て行こうと思います。

音楽におけるダウナー系の意味

Guitarist Acoustic Guitar Man - Free photo on Pixabay (80136)

音楽において、ダウナー系には意味があるようです。本来の意味は、心を落ち着かせる薬物の種類を指しました。音楽においてはどうなのでしょうか?

本来の意味、心の高揚を落ち着かせるということから転じて、「アンビエント音楽」とされることもあります。アンビエント音楽は環境音楽とも言われますが、人々の生活の中に溶け込み、人の心を解放的にする音楽を指します。

さらに、ダウナー系のイメージに最も近い、人を暗くさせるような歌詞や曲調で感傷に浸らせる曲もあります。大きくいえば、人の心を癒したり下方に向かわせるための曲ということです。

単純に心を落ち着けるものと鬱系と

Herbal Tea Herbs Tee - Free photo on Pixabay (80137)

先ほど、ダウナー系音楽は心を癒したり落ち着かせたり、暗い気持ちにさせるものだと言いました。ヒーリングなどもダウナー系に属します。

さらに、暗い歌詞や曲調で聞く人間を暗い気持ちにさせるような曲を、鬱曲と呼びますが、その鬱系の曲もダウナー系の看板曲です。

ヒーリングは心を解放的にするために、鬱系は精神が病んでいたり、心が擦り切れそうな時に聞くことで、曲に共感し結果として癒しの効果を与えてくれます。

最もダウナー系が多いオルタナ

Silhouettes Against Nonconformist - Free image on Pixabay (80138)

ダウナー系の曲には、オルタナティヴ・ミュージック、いわゆる「オルタナ」と呼ばれることが多いです。オルタナは、流行している音楽とは違う、時代の流れにとらわれない音楽を総称して用いられます。

実際にダウナー系音楽を検索してみると、それらの曲は、暗さや独特の世界観を持っていて、流行しているJPOPやKPOPなどとは全く違うものでした。

時代の流れにとらわれないスタイルの中に、ダウナー系音楽は多く存在することがわかります。

いい意味で心の動かないアンビエント系

Meditation Spiritual Yoga - Free image on Pixabay (80139)

先ほどもお話ししましたが、アンビエント系はダウナー系に属します。アンビエント系は、心を解放的にすることが目的である音楽形態や思想です。

アンビエント系音楽は、ヒーリング音楽に近く、世界観や感傷的な表現がありません。単調な曲調により人を落ち着かせ、心の解放を促します。金のような音が鳴る曲や、四季を感じさせる自然音などを用いています。

詞が無く、作曲者の個性や世界観が存在しないため、人の心に訴え掛ける事がありません。それこそがアンビエント系音楽の目的であり、心が安らぐ理由です。いい意味で心が動かない曲と言えます。

初期V系にも

Concert Crowd Audience - Free photo on Pixabay (80140)

V系というとアップテンポと激しい過激な曲調というイメージがありますが、これもダウナー系に属します。初期のV系バンドを調べると、ダウナー系との共通点がありました。

初期V系バンドとして、雅-Miyabi-を挙げます。このバンドの曲の歌詞には、地獄や死、自分の内面世界の破壊をイメージしたものが多く、死という世界観と共に、流行に争うような表現をしています。

また個性が強く、恐怖心を煽るような表現も多いです。PVにも暗いシーンが多く映されています。

洋楽ダウナー系代表ニルヴァーナ

Sunset Origin Abstract - Free photo on Pixabay (80141)

ニルヴァーナはアメリカのロックバンドです。バンド名「ニルヴァーナ」には「涅槃の境地」という意味があり、曲調も人を別世界に誘うような、世界観の強い曲が多くあります。

ニルヴァーナの曲は、ダウナー系の鬱曲に属するものばかりです。ニルヴァーナの魅力は、生きているのが辛く、世界を絶憂鬱を通り越して、鬱になりそうなほど、世界に対し絶望している人間の思いを歌詞と曲で表現しているところです。

ある一種の自己陶酔ですが、それに酔いしれることで、辛い現実を忘れられる、そんな曲です。ダウナー系の鬱曲と癒しの側面を兼ね備えた、王道の洋楽です。

邦楽ダウナー系シンガーCocco

Sunset Tree Water - Free photo on Pixabay (80143)

Coccoさんは沖縄県出身のシンガーソングライターです。曲にはやはり自分が抱えた辛さや、苦悩を表現したものが多いです。

幻想的で芸術的な世界観が、押し寄せてくるかと思いきや、Coccoさんのお人柄ゆえか、スッと心に入ってきて無理なく、心を落ち着かせてくれる、そんな曲を作られています。

どっしりと重圧がかかるような暗い曲ではありませんが、人々が抱える様々な苦悩から、心を解放的にしてくれる曲ということで、ダウナー系の代表曲としてあげられます。

ダウナー系の代表的な楽曲

Woman Smoking Cigarette - Free photo on Pixabay (80145)

ダウナー系の楽曲として、やはり一番有名なのは「ニルヴァーナ」です。絶望的な世界観や鬱になりそうな程、精神世界に引き込まれるような曲を沢山残しています。

中でも、「Smells Like Teen Spirit」は10代という短くも充実した青春を送る人間をモチーフとして描かれています。ニルヴァーナの世界観なので、少し過激で生々しい歌詞で歌われ、強烈な曲になっています。

ONE OK ROCK やその他、沢山のアーティストにカバーされている曲です。

対義語「アッパー系」の意味とは

Microphone Boy Studio - Free photo on Pixabay (80148)

ここまで、ダウナー系を一通りご説明しました。始めに少し出てきた、ダウナー系の対義語「アッパー系」という言葉ですが、どう言った意味なのでしょうか?

アッパー系も薬物が由来で、ダウナー系とは逆で、気分を高揚させるものや人、気分などの存在を意味します。最近の言葉でいうと、ハイになる、ハイテンションというニュアンスが強いです。

実際、アッパー系はどう言った特徴があるのでしょうか?ダウナー系と同じく、簡単に確認していきたいと思います。

自分にまっすぐで止まらないアッパー系

Traffic Highway Lights - Free photo on Pixabay (80150)

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