2019年2月26日 更新

癇癪持ちの特徴と原因は?治療する方法と癇癪持ちへの上手な対応

癇癪持ちの人の特徴を知ることで、大人な対応ができるようになります。赤ちゃんや子どもの癇癪がひどいと遺伝かもしれないと不安がる方もいますが、遺伝以外に原因が考えられるので確認しておきましょう。癇癪持ちを治療する方法もあるので悩んでいる方は参考にしてください。

何か不快なことがある

Crying Baby Face - Free photo on Pixabay (78258)

赤ちゃんや子ども癇癪の原因として、何か不快なことがあるのだと考えられます。癇癪という言葉にわがままのようなイメージを持っている方も少なくはないでしょう。

しかし、子どもはちょっとした不快感でも「大きな危機だ」「大変だ」と感じています。そのような状況や精神状態になると感情のコントロールがうまくできなくなってしまうのです。

怒りや不快感、不安などの感情は大人でこそコントロールできるものの、まだ未熟な子どもには難しいのでしょう。

思い通りにならないイライラ

Baby Tears Portrait - Free photo on Pixabay (78259)

子どもが癇癪を起すのは自分が思うように行動できない歯がゆさを感じているときです。子どもも成長していくにつれてだんだんと知識が増えてきます。

少しずつ気持ちを表現したり、実際に行動することもできるようになります。そのため。「アレがやりたい」「自分でやりたい」という気持ちが強くなるのです。

しかし、体は未発達な子どものものなので器用なことはまだできません。やりたいのにできないというジレンマが癇癪につながっているのです。

癇癪持ちの赤ちゃんや子どもへの上手な対応

Park Mother Girl - Free photo on Pixabay (78270)

赤ちゃんや子どもが癇癪を起した時、それには理由や原因があることはお判りいただけたでしょう。しかし、癇癪を起している赤ちゃんや子どもをそのまま放置することはできません。

外出先などで癇癪を起こせば周囲の人に迷惑も掛かるので慌ててしまうことがありますが、対処方法を知っていれば我が子の癇癪も上手くなだめることができるのです。癇癪持ちの赤ちゃんや子どもへの上手な対応の方法をチェックしておきましょう。

抱っこして優しく声をかける

Mom Son Teddy Bear - Free photo on Pixabay (78271)

赤ちゃんや子どもが癇癪を起した時は、抱っこして優しく声をかけて揚げましょう。ネガティブな感情で気持ちが高ぶっているときも、お母さんやお父さんとのスキンシップはプラスに働きます。

抱きしめて声をかけることで、受け入れられているという実感を与えることができるのです。バタバタしている場合は抱きしめることでホールドもできます。

外出先などでバタバタすると周囲に迷惑もかけますし、何より車などが通る危険もあります。抱きしめて声をかけると赤ちゃんや子どもを落ち着かせるだけではなく、それらから子どもを守ることもできるでしょう。

気をそらす

Child Tower Building Blocks - Free photo on Pixabay (78283)

赤ちゃんや子どもが癇癪を起した時は、気をそらすと気持ちを落ち着かせることができます。癇癪を起している原因とは全く関係ないものに注意を向けるのです。

例えば電車の中で赤ちゃんや子どもが泣き出してしまうことがあります。そのような場合は、窓の外の景色やおもちゃで気を引いてみてください。

不慣れな場所に対する不快感や飽きによる癇癪も、ほかのものに意識を向けると気を紛らわせることができるのです。子どもの気を引ける小さなおもちゃを持ち歩くと便利です。

怒っている理由を説明させる

Mom Daughter Beauty - Free photo on Pixabay (78272)

子どもが癇癪を起した時には「どうしたの?」と子どもの気持ちを聞いてあげましょう。癇癪を起したからといってすぐにしかりつけるのではなく、なぜ起こっているのか、どうしたいのか子どもの口から聞き出してください。

そして、子どもの気持ちを聞いたら一度受け止めます。ただし、投げやりに「はいはい、わかったから静かにして」と投げやりな対応をするのは避けましょう。全否定するのではなく、子どもの気持ちを肯定するのです。

言いなりにはならない

People Woman Mother - Free photo on Pixabay (78281)

子どもが癇癪を起した時、耳を傾けて気持ちは肯定してあげることが大切です。しかし、言いなりになってはいけません。

子どもも癇癪を起こせばお母さん・お父さんがわがままを聞いてくれると学習してしまうからです。癇癪を起している理由が不安などであれば安心させてあげることが重要ですが、ダメなことはダメだと伝えてください。

また、ダメなことを伝えるのは子どもが落ち着いているときにしましょう。癇癪を起しているときはいっぱいいっぱいになっているのでうまく伝わりません。

親が癇癪を起さないように

Woman Female Beauty - Free photo on Pixabay (78275)

子どもが癇癪を起した時に親も感情的になってはいけません。お互いが感情的になるとどんどんヒートアップするので、なかなか落ち着かなくなってしまうのです。

子どもの癇癪に困って感情的になってしまう場合は周囲の人を頼ると良いでしょう。自分がリラックスして冷静になることで子どもとのコミュニケーションも取れるようになります。

また、「いい加減にしなさい」などのあいまいな叱り方では何がいけないのかが理解できません。具体的な言葉を使いながら子どもにわかりやすく伝えましょう。

癇癪持ちのための治療はある?

Dr Doctor Women - Free photo on Pixabay (78282)

癇癪持ちをどうにかして改善したいと考えているのなら、専門家の力を頼っても良いでしょう。癇癪持ちの場合は精神科やセラピーなどがそれにあたります。

自分の気持ちや感情をコントロールできない、不安や怒りが爆発してしまうという悩みを打ち明けてください。インターネットで調べてみるとさまざまな情報が見つかりますが、やはり素人で判断するのは難しいものです。自分自身のこととなると冷静に分析できないこともあります。

また、第三者に悩みを打ち明けることで気持ちが楽になることもあるのです。薬や改善の方法などはその人の性格や悩みによって異なりますが、専門家と相談しながら改善を目指すことも視野に入れておきましょう。

癇癪持ちの原因を突き止めてきちんと対処しよう

Little Girl Wildflowers Meadow - Free photo on Pixabay (78284)

癇癪持ちであるという人はつい感情的になってしまいますが、その後に「またやってしまった」と後悔することもあります。この記事を読んで改善方法を探しているような方には、癇癪持ちを直したいという気持ちもあるのでしょう。

日常での生活習慣を改善し、食事や運動などを意識するのはすぐにでも始めることができます。精神状態が落ち着けば癇癪持ちも落ち着くでしょう。また、癇癪だけではなく健康や美容にもうれしい効果が期待できます。前向きな気持ちになれるようにチャレンジしてみてください。

また、自分が癇癪持ちではなくでも、周囲にそのような人がいれば知識は役立ちます。癇癪持ちの人が周囲にいると次はいつ癇癪を起すのか心配になることもあります。癇癪を起されたときにはストレスも感じるでしょう。しかし、どうしてもかかわっていかなければならない相手もいますので、上手な対応を心がけてコミュニケーションをとってください。

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