2019年2月26日 更新

癇癪持ちの特徴と原因は?治療する方法と癇癪持ちへの上手な対応

癇癪持ちの人の特徴を知ることで、大人な対応ができるようになります。赤ちゃんや子どもの癇癪がひどいと遺伝かもしれないと不安がる方もいますが、遺伝以外に原因が考えられるので確認しておきましょう。癇癪持ちを治療する方法もあるので悩んでいる方は参考にしてください。

静かに話を聞いてあげる

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癇癪持ちの大人を相手にする場合は、まず話しを聞いてあげましょう。静かに話を聞いて、相手が何を考えているのか聞いてあげるのです。

相手が何に腹を立てているのか、なぜ癇癪を起しているのかが分かれば解決策を見つけるヒントになります。直接的な解決にならなくても、話しを聞いてくれるというだけで気持ちが落ち着くこともあるでしょう。

自分を否定する人に対して心を開くことはできません。癇癪を起している人には「あなたの話をしっかり聞きますよ」という姿勢を見せることが上手な対応のポイントでもあるのです。

冷静な対応をする

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癇癪持ちの大人への対応では冷静さを書いてはいけません。相手が癇癪を起すとこちら側もカッとなることがありますが、そのような状況では解決するものも解決できなくなります。

自分自身が冷静な対応をするように心がけてください。相手が落ち着くように飲み物を飲ませたり、静かな場所に連れて行っても良いでしょう。

相手を落ち着かせるためにも、まずは自分の冷静さを保つ必要があるのです。自分もイライラしている場合はお互いに1人の時間をとることをおすすめします。

全てを否定しない

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癇癪を起す人の中には「自分の気持ちを理解してほしい」という気持ちの人がいます。そのため、すべてを否定するような発言や態度は避けるべきでしょう。相手の言いなりになる必要はありませんが、相手の気持ちを受け入れたうえで冷静な話し合いへと誘導するのです。

癇癪を起している人は冷静ではないので、「何ぜ理解してくれないんだ」「私が全部悪いのか」と余計に感情があれてしまいます。全否定されると余計にヒートアップしてしまうこともあるので注意が必要です。

赤ちゃんの癇癪持ちは多い?

Baby Sleeping Girl - Free photo on Pixabay (78053)

ここまでは大人の癇癪持ちについてご紹介していましたが、赤ちゃんにも癇癪持ちの子はいます。特に赤ちゃんは癇癪が増える時期があるのです。

自分の子どもが癇癪を起すと「自分の育て方が悪いのかも」と不安がるお母さんもいますが、赤ちゃんの癇癪は成長の1つとも言えます。その時期と赤ちゃんの癇癪についてしっかりチェックしておきましょう。

赤ちゃんの癇癪とは?

Baby Boy Kid - Free photo on Pixabay (78056)

赤ちゃんの癇癪は主に泣くことです。子ども特有の甲高い声を立つこともあるので、うるさいといわれることもあります。

まだ力も弱い加ちゃんの間は基本的に泣くことや手足をばたつかせることが多いようです。授乳期にはお母さんのおっぱいを噛む赤ちゃんもいます。

また、ご機嫌だと思っていたら急に機嫌が悪くなることもあります。急な癇癪に理由が分からず困ることもありますが、そのような時は赤ちゃんが癇癪を起す原因考えてみましょう。

赤ちゃんの癇癪が多い時期

Baby Teddy Bear Play - Free photo on Pixabay (78054)

赤ちゃんの癇癪が多くなるのは生後10か月以降です。10か月~1歳ごろには自我が芽生えているのにそれを表現する手段が多くはありません。

大人のように言葉で自分の気持ちや細かな要求を口にすることは難しいのでしょう。自分の気持ちを伝えたいのにその手段がないので、癇癪を起すしかないのです。

癇癪もだんだんと落ち着き、3歳ごろになると癇癪を起す頻度も減っていきます。しかし、癇癪を起す時期には個人差があり、もっと幼いうちから癇癪を起こす赤ちゃんもいます。

幼少期の癇癪持ちにはみんなが苦労…

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幼少期の子どもはなかなかパワフルで、癇癪を起すとすぐには収まりません。そのため、癇癪を起した子どもにどう対応すればよいのかと悩むお母さんも多いのです。

子どもは2~3歳になるとイヤイヤ期と呼ばれる期間に入り、何をしても「イヤ!」といって癇癪を起すことが多くなります。4歳ごろには落ち着くのですが、このイヤイヤ期も成長の過程です。

イヤイヤ期の子どもを相手にしていると親も疲れることがありますが、自分自身のストレスも上手に発散しておきましょう。お母さんやお父さんがイライラしていると、子どもの気持ちも不安定になってしまいます。

子どもの癇癪の起こし方

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赤ちゃんの内は泣くことが多いのですが、大きくなってくると体全体を使って癇癪を起します。手足をばたつかせたり、地団太を踏んだりなどの行動をとるのです。おもちゃを投げたりお母さんのことをたたいたりと、少し暴力的な行動をとることもあります。

大人であれば怒りや苛立ちをうまく消化することもできますが、子どもの場合はそれらの感情をどう扱えばよいのかわかりません。そのため、いっぱいいっぱいになって癇癪を起こしてしまうのです。スーパーのお菓子売り場などでひっくり返って泣いているような子どももこれに当てはまるでしょう。

子どもが癇癪を起こしやすいシチュエーションは?

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子どもが癇癪を起すシチュエーションというのはさまざまで、さっきまで楽しそうに遊んでいたのに急に癇癪を起すこともあります。多くの場合は思い通りにならないときに感情が高ぶっているのです。

大人から見ればたいしたことではなくでも、経験の少ない子どもにとっては重要なことなのでしょう。また、お母さんやお父さんの注意を引きたいがために癇癪を起す子どももいます。そのような場合はしっかりと子どもの気持ちを理解してあげてください。

赤ちゃんや子ども癇癪の原因

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赤ちゃんや子どもが癇癪を起すと会話もスムーズにはできないので、いったいどうすればよいのかと参ってしまうこともあるでしょう。しかし、子どもが癇癪を起す原因を知ることで解決方法が見つかることもあります。癇癪を起すからには何かしらの理由があるはずです。

赤ちゃんの場合は言葉が話せないので、大人が察してあげるしか方法はありません。注意深く観察して何が不快なのか探ってください。時に、赤ちゃんや子どもは痛み不調を訴えていることもあります。病気やケガなどの可能性もないとは言えません。

いったいなぜ赤ちゃんや子どもが癇癪を起しているのか、相手の気持ちになって考えてみてください。

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