2019年2月26日 更新

癇癪持ちの特徴と原因は?治療する方法と癇癪持ちへの上手な対応

癇癪持ちの人の特徴を知ることで、大人な対応ができるようになります。赤ちゃんや子どもの癇癪がひどいと遺伝かもしれないと不安がる方もいますが、遺伝以外に原因が考えられるので確認しておきましょう。癇癪持ちを治療する方法もあるので悩んでいる方は参考にしてください。

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癇癪持ちという感情をコントロールできずに爆発させる人なので、我慢してしまう人はあまりイメージできないのではないでしょうか。しかし、普段から我慢しているとだんだんとストレスや不満がたまります。

我慢してしまう人は毎回癇癪を起すというよりも、怒りや不満を抑え込んで行くうちに我慢ができなくなるのです。普段静かな人が癇癪を起すと怒りをあらわにすることもあります。普段とのギャップが大きいので、その様子に驚く人も多いでしょう。

自分の意見を言えない人

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大人になって癇癪持ちになりやすい特徴として我慢してしまう人をご紹介しましたが、似たような理由で自分の意見を言えない人も癇癪を起します。自分の意見を言えない人は自己表現が苦手なので、周囲の人に対して言いたいことが言えません。

口下手ゆえに自分の気持ちを伝えられないことがストレスになってしまうのです。そのため、いろいろとため込んだ末に気持ちを抑えられなくなり癇癪を起します。自分を抑え込む人は周囲の人とのコミュニケーションが取れないこともあるので、さまざまな不安や不満を感じやすいのでしょう。

大人の癇癪持ちを治療する方法

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自分自身が癇癪持ちだと思う人は、その性格を直したいと感じているのではないでしょうか。感情がコントロールできなくてカッとなると、周囲の人と良い関係を築くことも難しくなります。

急に怒り出す人だと思われればネガティブな評価をされることもあるでしょう。しかし、大人の癇癪持ちは治療することが可能です。

専門家の力を借りるという方法もありますが、日常生活の中でも癇癪持ちを直すことができるのです。まずは簡単な方法からチャレンジして自分を見つめなおしましょう。

生活習慣を見直す

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大人の癇癪持ちを治療する方法の基本となるのは生活習慣の見直しです。神経伝達物質の1つであるセロトニンは日中に分泌され、夜は少なくなりまっていきます。太陽の光を浴びることでセロトニンの分泌が活発になります。

さらに、体に朝だと認識させることで体内時計がリセットされることが分かっています。体内時計を整えることで不眠改善にもつながるでしょう。毎日目が覚めたら太陽の光を浴びてセロトニンの分泌を促してください。
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セロトニンの原料となるトリプトファンという成分は体の中で作ることができません。毎日の食事で取り入れるように意識をする必要があるのです。トリプトファンはナッツ類や豆腐、肉、魚にも含まれていますが、それだけを食べれば良いという訳ではありません。

セロトニンを作るためには炭水化物やビタミンも必要なので、食事の栄養バランスも重要です。食事をしっかりとることで体も心も元気にしてください。

適度な運動

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適度な運動も大人の癇癪持ちを治療する方法の1つです。特に一定のリズムで行うスクワットやウォーキングがおすすめです。

特別激しい運動をする必要はないので、毎日適度な運動を習慣づけてください。しかし、仕事で忙しい方などは運動をする時間が取れないこともあります。

そのような場合は、毎日の食事でよく噛むように意識しましょう。咀嚼も一定のリズムで動く運動といえます。よく噛むことで消化も良くなるでしょう。

ストレスをためない

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ストレスがたまって癇癪を起すのならストレスがたまらないように工夫する必要があります。爆発するほど不満やストレスをため込むのではなく、小出しにしながらストレスを解消するのです。そうすれば癇癪も減らすことができます。

先ほどご紹介した運動もストレス解消になるので、ストレス解消とセロトニンの分泌で一石二鳥の方法なのです。ストレス発散の方法は自分に合うものでよいのですが、買い物のしすぎなどで自分の首を絞めないように注意してください。
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運動やショッピングのようにアクティブなストレス解消法が肌に合わない場合は、リラックスできる時間を作ってください。お風呂でゆったり過ごしたり、好きな香りのキャンドルを焚いたりするのもおすすめです。

夜はリラックスすることで副交感神経が優位になり、質の良い睡眠をとることができるのです。ぐっすり眠れば次の日も気持ちよく目覚めることができるでしょう。

怒った原因を冷静に考える

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これまでに癇癪を起した時、なぜ怒ったのか原因を冷静に考えてみてください。実際に癇癪を起しているときには冷静な判断や思考ができなくなっています。

なので、気持ちが落ち着いているときに何が腹立たしかったのか、どのような状況だったのか思い出してみるのです。落ち着いている状態であれば、自分の気持ちや行動を振り返ることも可能になるでしょう。

思い出すだけではなく、紙に書きだすと俯瞰的に物事をとらえることができるのでためしてみてください。癇癪を起したことを振り返り、その経験を次につなげる努力で癇癪を減らすこともできるのです。

怒る前に深呼吸

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癇癪を起しそうになったら一度深呼吸をしてみましょう。深く息を吸い込み吐き出すというだけの行動ですが、これによって気持ちを落ちつかせることができます。

少し冷静になると癇癪を起さずに済むこともありますし、解決策が見るかることもあります。カッとなって癇癪を起すのではなく、自分の心を落ち着かせる工夫が必要なのです。

深呼吸のほかにもイライラしてきたら席を立って少し一人になってみるのもおすすめ。一度その場を離れることで気持ちも落ち着いて来るでしょう。

癇癪持ちの大人への上手な対応

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周囲に癇癪持ちの大人がいるとどのように対応すればよいのかと悩む方も多いでしょう。感情的になっている人の相手をするのはなかなかに骨の折れるものです。

しかし、癇癪持ちだからといって無視することもできません。プライベートであれば関係を絶つこともできるかもしれませんが、ビジネスでの関係ならそれは難しいでしょう。

癇癪持ちの大人を相手にしたときの上手な対応をチェックしておけば、いざという時に役立ちます。

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