2019年8月12日 更新

不食は嘘?本当?不食の真偽や不食の方法と死亡のリスク

ダイエット方法を調べてみると目にするのが不食生活。実際にダイエットには効果がありそうですが、方法を間違えると餓死や栄養失調により死亡してしまう可能性があります。健康的にもたらすメリット・デメリット、実践者による嘘のような話まで紹介します。

彼女が世界中で注目されたいたのは、長期に渡る不食生活をしているからだけではありません。不食生活を始めてから3年経った2003年に検査を行ったところ、実年齢67歳に対して体内年齢は30歳という結果がでたところにあります。

この結果が真実であれば、私達が日頃摂取している食べ物に意味があるのかという疑問すら抱いてしまうのも否めません。彼女の体質が特殊であったのか、不食生活による賜物なのか真実は定かではありませんが、若さを手に入れたい人たちにとっては羨ましい変化です。

もう1人の不食実践者ジャニ

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ドイツには不食生活を実際にプログラムとして取り入れている診療所が存在しています。ここで組まれているプログラムは、不食生活だけではなくそれまでの準備期間も取り入れられているため体に無理なく専門家のもとで実施できます。

ここには世界中から不食生活を実施したい人々が集まり、その中にはイギリスでキャスターとして活躍しているジェニ・ラッセルさんもいました。

ジェニ氏は9日間の不食プログラムに参加し、その様子を細かくタイムズマガジンに記載しています。周りとの体調変化の違い、自身の変化などが細かく記載されているため不食生活のリアルな感想を知れるかもしれません。

不食者は実際に存在している

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このように不食生活の実践者は、世界各地に存在しています。専門家の指導のもと行われている場合、実践者の本を参考にして行われている場合、自身が調べた知識に基づいて行われている場合などがあるため、実施内容はそれぞれです。

不食生活を行ったことで、新たな幸福感を得られた人も入れば、価値観を見いだせないまま断念した人もいるでしょう。

本やDVD、各メディアなど色々な媒体で記録として残っていますが、もし参考にする際には1人の情報にのみ縛られるのは良くありません。複数のパターンをチェックして、不食生活とは一体どのようなものなのかをチェックしておくと良いでしょう。

不食は健康的になれるという話もある

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心への幸福感をもたらしたり、ダイエット効果が得られたりする他に美肌にも効果的と言われる不食生活。実は不食生活を行うことで健康的にも良い変化をもたらしているという記録もあります。

不食生活を行うことで得られる空腹感が体にもたらす良い影響は、いくつもあります。では実際に不食生活を行うことで得られた健康に関する話を交えながら、メリットをいくつか紹介します。

ここまでのメリットを聞くと、今までの日常を全て変えてしまいたいという衝動にすら駆られてしまいます。

食べない方が健康的でいられる

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飽食と言われているこの時代。日常生活は食べ物で溢れています。添加物がたっぷり含まれているものを日常的に摂取したり、一定の食べ物を過剰に摂取して栄養バランスが偏ってしまったりと健康的とは言えない食生活を送っている人も多いでしょう。

心身を健康に保つための食べ物が、実は健康に被害をもたらす場合もあるのです。不食生活が健康に与えるメリットを見てみると、不食とまではいかなくても自身の食生活を見直したくなるでしょう。

食べないと病気が治るという話も

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不食生活を実践した人の中には、実際に病気が治ったという記録を残していいる人もいます。ポーランド人の不食生活実践者であるカミラは、糖尿病や右足麻痺などの症状が無くなったと言います。

偏った食生活によってもたらす病気は、数多く存在しています。いま摂取している食べ物は、体にとって本当に必要なものでしょうか?

その考えの行き着いた先が、不食生活と言って良いかもしれません。本来であれば必要のない食べ物の消化・分解に使うエネルギーを修復に充てることができたら、健康面にメリットをもたらすのも納得です。

餓死の事例

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心身にもたらすメリットをクローズアップしてきましたが、前述しているように死亡するリスクがあるのも事実です。次に不食生活を取り入れたことによって、命を落としてしまったある女性について紹介します。

不食生活を取り入れたことで死亡してしまったのは、この女性に限ってしまったことではありません。食べ物を断つということは、やはり人間として生活するにあたり特殊であるということは否めません。

メリットだけを求めて不食生活を行う前に、まずは残念ながら命を落としてしまった事例も知っておくべきです。

スイス人女性が餓死

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残念ながらスイスでは不食生活を実践した、女性が餓死により死亡してしまったという事例があります。彼女の名前は、アンナ・ガッドさんです。50代前半に不食生活を取り入れ始めたと言われています。

彼女がどんどん衰弱していくのが明らかだったため、家族も異変を感じていました。家族が制止するのも聞かず不食生活を続けた結果「餓死」という理由で、命を落としてしまいました。

この飽食の時代において死因が「餓死」。本人の意思を尊重して見守っていた家族も、いたたまれない気持ちとなってしまったことは間違いありません。

きっかけは映画

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不食生活をしたことにより「餓死」してしまったアンナさんの人生を変えたのは、ひとつのドキュメンタリー映画でした。その映画の名前は「In The Beginning There Was Light」です。

この映画ではプララッド・ジェニ氏やミッシェル・クーナー氏を中心とした、ブレスアリアニズムの思想をクローズアップしています。この映画に感銘を受けて、同じくブレスアリアニズム思想の持ち主であるエレン・グレーブさんの本に記載しているとおりに、不食生活を実践したそうです。

エレン・グレーブさんの長期セミナーでは何人もの死者が出ているとして、2005年に問題になっています。

太陽光のみで生きれる

Woman Girl Freedom - Free photo on Pixabay (549990)

「餓死」により命を経ってしまったスイス人の女性・アンナさんは1週目から食べ物・飲み物を断ち、2週目は飲み物だけを摂取すると、エレン・グレーブさんが執筆した本の通りに不食生活を実施していました。

それにも関わらず命を落としてしまったのです。エレン・グレーブさんを始めとするブレスアリアニズムというのは、食物や水分は不要としプラーナ(宇宙に存在する生命エネルギー。スピリチュアル的要素が強い。)と日光のみで生きられるという思考の持ち主を指します。

実際に死者が出ているということもあり、この考え方自体がオカルト的な発想と考えている人も少なくありません。

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