2019年8月12日 更新

不食は嘘?本当?不食の真偽や不食の方法と死亡のリスク

ダイエット方法を調べてみると目にするのが不食生活。実際にダイエットには効果がありそうですが、方法を間違えると餓死や栄養失調により死亡してしまう可能性があります。健康的にもたらすメリット・デメリット、実践者による嘘のような話まで紹介します。

「腹が減っては戦はできぬ」「お腹が空いて力がでない」など、耳にすることが多いでしょう。しかし人間の集中力というのは、空腹時こそ発揮されるのを知っていますか?

人間の行動全てにおいて、エネルギーが消耗されます。それは食事をした時に、消化をする際も同じです。食事をした後に眠くなるのは、エネルギーのほとんどが消化器官で使われて脳の働きが弱まるためと言われています。そのため食事をしてからしばらくは、集中力は弱まってしまいます。

また空腹時に分泌されるグレリンというホルモンは、記憶力を高める効果があります。不食生活を行う際、最初の段階は空腹を感じることもあるでしょう。その時こそ仕事や趣味に充ててみると、いつも以上の成果があげられるかもしれません。

死亡するリスクについて

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不食生活のメリットは理解できました。しかし人間は、食べ物を長期間摂取しない状態で本当に生きているのでしょうか。やはり死亡するリスクがあることは知っておかなければなりません。

肉や魚、野菜をバランス良く摂取することで人間は健康的な生活ができています。それらを全て断つということは、体に良くない異変が起きてしまうのは当然のことです。

そのため不食生活を行う際には、いつも以上に細心の注意を払わなくてはいけません。

死亡リスクはある

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後に詳しく記述しますが、不食生活を行ったことで残念ながら死亡してしまった例があります。これは間違った知識を信じて行った結果、自身の体調管理をしっかり行えなかった結果と言えるかもしれません。

正しいやり方で行わないと、栄養失調・脱水症状などにより命を落としてしまいます。自身の体調の変化を記録していても、異常が起きた時に正しい処置ができないと意味がありません。

自身の知識だけで判断せずに、榎木孝明さんのように専門家の指示のもと行った方が良いでしょう。

実践する場合は細心の注意が必要

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体調の異変やちょっとした変化は、早めに察知しないといけません。ちょっとした異変を感じた時に、気のせいかなとやり過ごすことはNGです。感覚だけで体調管理してしまうと、冷静に判断できなくなります。

そのため体重、血圧などの数値面での管理も必要となるのです。ここで異変が現れたら無理をせずに、飴などで補給しなければなりません。また専門家へ相談して、正しい指示を仰ぐのも良いでしょう。

倒れたり命を落としたりしてしまっては、本末転倒です。新しい幸福感を見い出したいと思っていても、リスクは伴うので行わない方が得策と言えるかもしれません。

ダイエット効果について

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究極の幸福感を得るため、というよりはダイエット方法を検索していたら不食というワードが出てきたという人も多いでしょう。断食ダイエットという言葉は聞いたことあるけれど、不食とななんだろう?と見てみたら色々なメリットを知ってしまったという人もいるかもしれません。

食べ物を摂取しない日々が長期間続くため、不食生活はダイエット効果はあります。手軽に実践できるものではありませんが、正しく行えば健康的に体重を減らすことができます。

体重が減るだけではなく、女性にとっても嬉しい体の変化が現れるようです。

体重はもちろん減る

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食べ物を摂取しないので、体重は徐々に落ちていきます。ダイエット目的ではありませんが、榎木孝明さんは1ヶ月の不食生活で9キロ減量しているほどです。

食べ物を摂取しなくても、体内にある脂肪を燃焼してエネルギーに変えているので、その分体重は徐々に減っていきます。ある程度の体重に差し掛かると減量はストップし、それが適正体重と言えます。

蓄えている脂肪が多いほど、ダイエット効果は実感できるでしょう。成果を感じるためにも、体重の記録は毎日つけていくことが大切です。

肌がつややかになるという話も

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今まで肌に良いと言われてきた食べ物を意識して摂取してきた女性にとっては、特に衝撃的な事実かもしれません。実は不食生活を行うことで女性が得られる嬉しい変化が「美肌」なのです。

肌が艷やかになると言われている理由は2つあります。1つ目は今まで食べ物を消化するために使われていたエネルギーを、身体を修復するエネルギーに集中して使用できることです。

2つ目は不食生活を行うことで睡眠の質があがり、成長ホルモンが活性化し肌の新陳代謝が良くなるためと言われています。

不食実践者の真偽

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不食生活を実際に行い、さまざまなメディアや本で生活状況を記録している人は割と多くいます。その中でも不食生活を実践し、体に良い変化をもたらした言われるロシア人女性について見ていきましょう。

この女性は不食生活をなんと15年も続けているそうです。あまりの年月に真偽は不明ですが、この内容はロシアだけではなく世界中の人々の興味を集めました。

本人と実際に連絡が取れていないため、真実は定かではありませんが不思議な話としてメディアで扱われています。

不食をものにしたロシア人女性

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15年もの気が遠くなるような年月に渡り不食生活を実践していると言われるロシア人女性の名は、ジナイーダ・バラノワさん。科学教師をしていた彼女は、家族を相次いで亡くすことで心身ともに衰弱しまったそうです。

その衰弱した心身は、どの医療機関でも治せず諦めかけていた頃に聞こえてきたのが、彼女の中で生まれた心の声でした。その心の声に従い実践したのが、不食生活と言われています。

2000年から完全な食べ物を摂取することを断った彼女は、開始した24日後には水分の摂取すら辞めたそうです。

SNSはあるが本人確認は取れていない

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彼女の不食生活が取り上げられたのは、ロシアの情報誌「リュージ」のみです。彼女のSNSは当時も更新されていましたが、本人とは直接連絡が取れていないと言われています。

本人と連絡が取れておらず、実際に確認もできないことから嘘か誠が真偽が定かではない情報として扱われているようです。

「リュージ」で紹介されたのは2015年、彼女は当時78歳でした。食べ物も水分も摂取していないということは、太陽の光と空気だけで生きているというようなもの。その状態で生命維持が本当にできるのか、謎に包まれるばかりです。

30歳も若い身体を維持

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