2019年10月13日 更新

大人の引きこもりの実情は?引きこもってしまう原因と対処方法

近年中高年層の引きこもりが何かと話題に上がっていますがそうなってしまう原因・おとなのひき特徴や万が一自分が引きこもりになってしまった時に役立つ対処方法や国や自治体などの支援情報などを一部解説します。引きこもりから脱出できるように支援情報をうまく活用しましょう。

目次

引きこもりになってしまった場合問題とされる項目の一つに当事者の心や体に悪影響を与えるという問題があります。体と心はもちろんつながっています。

まずは心から闇に侵食されてしまいます。闇と言うのは心の闇ではなく暗闇と言う意味です。引きこもりの人は外部にしられたくない場合が多く部屋のカーテンなどを閉め切っています。

同時に心のカーテンも閉めていることから気分がどんどん暗くなり体にとっても健康的な状態ではなくなります。

そうなるとマイナス思考が増え、自己嫌悪や劣等感、無力感などと言うものが波のように押し寄せてきて心身にとって悪影響になります。

引きこもりになった原因

Pierrot Masks Luna - Free photo on Pixabay (379751)

引きこもりになるには書ききれないほどの原因があります。何故そのように原因が多いのかと思う人もいると思いますが、引きこもりに同じがほとんどないからです。

人間は同じ問題に対しても感じ方は人によって違います。それらと同じで原因が会社だとしても細かな理由が異なってきます。それゆえ引きこもりの人に対して共感できない、同情できない、理解できないという人もいます。

理解できないからと言って突き放してしまうのは簡単ですが、もし自分や自分の身内ならそのように突き放すこともできません。ですから事前に知識を付けることで予防になるかもしれません。また少しでも理解を深めれるようにいくつかの原因を紹介します。

職場に馴染めなかった

Entrepreneur Startup Start-Up - Free photo on Pixabay (379769)

社会に出て初めて就職したときや、やむを得ず転職をした場合新しい職場に馴染めない事があります。これは誰しもが最初に不安を感じる場面でもあります。

また誰でも馴染めるという保証はありません。小学生の低学年程ならば先生が仲良くするように促してくれますが大人になるとそうもいきません。

馴染めるように努力しても受け入れてもらえないと自分が否定されているような気になっていきます。誰かがこっちを見ているような気になり、陰口を囁かれているのではと疑心暗鬼になっていく人もいます。

このようになってしまう人の中には内気で自分の意見を積極的に言えないネガティブ体質の人もいます。しかしこのように誰にでもありそうなことが原因の一つになります。

病気

Checklist Clinic Daily Report - Free photo on Pixabay (379795)

思いもよらない事故やケガ、病気などで一時的に休まざる終えなくなった場合、その期間が長ければ長い程社会復帰が困難になる場合があります。

そのような場合自分が悪くないにも関わらず理不尽に孤立してしまう事から引きこもりに繋がってしまうケースがあります。引きこもりたくて引きこもるのではなく、どこに行けばいいのわからずに最後には閉じこもってしまいます。

突然自分の人生が変わってしまった場合その前が順調だった人の方が長期に渡って引きこもることもあり、今まで自分がしてきたことが全て無駄だったように感じてしまいます。

就活の失敗

People Man Guy - Free photo on Pixabay (379807)

就職活動を始めたばかりの頃は先の事を考えて期待と不安が入り交じるものですが二度三度と内定が決まらなかった場合はどんどん焦りが出始めます。

そしてどんどん日にちだけが過ぎていき結果が出ない場合は最後には心が折れてしまいます。仕事を選ぶからだと言われてしまえばそうかもしれませんが、心が折れる前は自信も目標も多少は持っているものです。

しかし、それまでの人生において失敗や挫折を経験したことのない人にしてみればこの先の人生に何も期待が出来なくなり、この社会では自分はいらない人間だと思ってします傾向があります。

人間関係が上手くいかなかった

People Girls Women - Free photo on Pixabay (381053)

一言で人間関係と言ってもこの人間関係と言うのはとても幅が広いです。学生なら友達社会人なら同僚や上司、また恋人関係に家族関係、親戚付き合い、近所付き合いこれらすべてが人間関係になります。

このように生きていくには沢山の人と関りを持つように出来ています。しかし真面目に考えるだけで煙たがられたり、人と違う考えを持っていると扱いにくいなどと思われたりする事もあり人との付き合い方が分からなくなったりします。

結果、最終的には人付き合いそのものが恐怖の対象になることも多く、引きこもりの始まりを迎えることになります。

学生時代から引きこもり

Children Infant Girl - Free photo on Pixabay (381060)

小学性から可能性があるのが不登校ですがこれがのちに引きこもりに発展することもあります。学校と言うものも会社と同じような組織になっています。

それは小中高大どれも同じだけ人付き合いがあり、またいじめや差別の問題もあります。

そして進学のタイミングで受験に失敗してしまう事で自分に自信が無くなったり、親から不当に責められたり圧力を感じると引きこもりになってしまう学生もいます。特に勉強に力を入れている人が多い傾向があります。

退職してやることが無くなってしまった

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無計画な退職や勢い任せに会社を辞めてしまった場合社会復帰が出来ずに引きこもるケースがあります。そもそも自分のモチベーションをあげるにはやる気を出すしかありません。

ましてやそのやる気を持続させることは容易ではない為一度気持ちが萎えてしまったらそのままやることもなく無気力になってしまいます。

無気力になるとただ毎日が過ぎていくだけで何の楽しみも興味もなく息をしているだけになってしまう事もあります。そうなってしまっては社会復帰を目指す事すら浮かばなくなり引きこもりの期間が長期になります。

引きこもりから脱出する方法

Escape Route Clock Running - Free photo on Pixabay (381132)

人はいつ何時引きこもりになるか分かりません。もしも自分が引きこもりになってしまった場合どうしたらいいのか考えてみましょう。

何度も言いますが引きこもりになるとそこから抜け出すのは容易ではありません。また周りの人が何かと気にかけてくれたとしても一番肝心なのは自分の意思になります。

最終的には自分のパワーで外に出ようとしなければ引きこもりからの本当の意味での脱出にはなりません。そのようになるためにはどのような方法や考え方をするべきなのか見ていきます。

またこれを読むことで今現在引きこもりの人でも抜け出すチャンスになるかもしれません。

少しずつでも将来の事を考える

Thinker Words Thoughts - Free image on Pixabay (381148)

引きこもり生活に終止符を打つためには少しずつでいいので将来を考えるようにしましょう。まずは出来るだけ遠い将来から考え、どのような年寄りになるのかを想像してみてください。

勿論理想でいいのです。自分の望む好きな未来を見ることが目標になります。目標が出来たら次はその目標よりも少し若返ってまた同じように未来を見ます。

少しずつ今の自分に近づいていく事でこのままではだめだという事がリアルになってきます。

普段からこのままではダメだと思っているのは分かりますがその思いは焦りであってリアルではありません。今は人生100年と言われていることから焦るよりも慎重に行動することが大切です。

外出して活動範囲を広くする

Hiking Walking Shoes - Free photo on Pixabay (381163)

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