2019年10月13日 更新

大人の引きこもりの実情は?引きこもってしまう原因と対処方法

近年中高年層の引きこもりが何かと話題に上がっていますがそうなってしまう原因・おとなのひき特徴や万が一自分が引きこもりになってしまった時に役立つ対処方法や国や自治体などの支援情報などを一部解説します。引きこもりから脱出できるように支援情報をうまく活用しましょう。

目次

大人の引きこもりが社会問題となっている

Shutters Architecture Window - Free photo on Pixabay (375746)

近年若者の引きこもりが話題に上がっていましたが、ここ最近ではまるで突然明らかになったように大人の引きこもりが話題に上がりはじめました。

その話題と言うのは決して明るい話題ではありません。毎日のように嫌なニュースが溢れている中の一つになってしまっています。

引きこもりと言うのはいいとは言えませんが、その反面必ずしも悪であるともいえないのでこの問題を解決できることは中々たやすいものではありません。

結局は自分の戦いになってしまうのではないでしょうか。だからと言って見てみぬふりは出来ません。では本人以外が出来ることにはどのような事があるのかを含めてどのような大人の引きこもりについて学んで行きましょう。

自宅で仕事をしている人は含まれない

Home Office Workstation - Free photo on Pixabay (376264)

引きこもりとはあまり外に出ていないという単純な理由からそう呼ばれているわけではありません。例えば家で仕事をしている人は忙しくなると中々家から出る暇がなく、これは引きこもりと言う風にはならないのです。

なぜなら外に出ない理由が仕事をしていて忙しいという単純な理由になるからです。

引きこもりになってしまう人の大半は外が怖いという問題があります。外が怖いというのはイコール人そのものが怖いと言う風になってしまいます

。原因については後程書きますが、簡単にこれというのではなくていくつかの感情が重なり最後に怖いという感情にたどり着いてしまう傾向があります。

統合失調症や身体的な病気を持っている人は含まれない

Consulting Mental Health - Free image on Pixabay (376271)

外部のひとから引きこもりか引きこもりではないの判断しにくいケースとしては疾患がある場合です。

統合失調症や神経症、心身症など神経や精神に関わる疾患を患っている人は外見上は何の変哲もなく普通の状態と思われがちですが、そのような人達は引きこもりの人たちと外に出ない理由が全く違います。

似て非なるものと言えば分かり易いと思います。しかし他の人から見ると見わけはきっとつかないでしょう。

しかしいつもそばで見ている身内にならその判断はつきますので、自分や自分の大切な人がどちらなのか判断する必要があります。

また、疾患の可能性があると分かったらきちんと病院にかかること、または病院に連れていく事が必要と言えます。

引きこもりは長期化傾向にある

Man Portrait Gloomy - Free photo on Pixabay (376280)

自分の身内や大切な人が中々部屋から出てこないようになったなと思ったらそれは初期サインかもしれません。しかし出て来なくなって何日目になりますか?引きこもりの人はその行為自体がとても長期化する傾向が多く見られます。

なのでもう何ヶ月もとなってしまうと後はただただ時だけが過ぎ去っていくという事態になります。

もし数日レベルの時点で気付いたならばそこで食い止めるという手段もあるように思えますが、本人の引きこもる意思が強い場合は容易に食い止めることもできないので益々長期化が増えていくのです。

引きこもりは幅広い年代に存在する

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今世間では立て続けに中高年の引きこもりが話題に上りましたが、その一昔前は若者の引きこもりも話題になっていました。

ではこの場合、どちらかが増えてどちらかが減ったのか?と思われがちですが実際はそのような変化はなく増えてきているのが現状です。

引きこもりの場合は特にかたくなで外に出すのはほぼ無理と思われます。なので中々人数の把握や世代別の把握は難しい事になります。

お昼時間のワイドショーを見る人は多少の情報は入って来るようですが事件などの場合は一個人に注目が注がれ、一番大切な情報を聞き逃していることもあります。

15歳~39歳の引きこもりは推計54万人(2015年)

Dove Hand Trust - Free photo on Pixabay (376326)

日本政府が発表している15歳から39歳までの引きこもりの推計は約54万人になっています。
https://ascii.jp/elem/000/001/447/1447058/
この数字を見てもピンとこない人がほとんどだと思いますが現在日本の人口(2019年)は1億と2620人になっています。

そのうち15歳から39歳の人口は3294万人なのでおよそ70人に一人の割合で引きこもっているひとがいるという事が分かります。

これは学校なら1学年に一人は必ずいる計算になります。少ないと思う人もいるかもしれませんがあくまでもこれは表向きに分かっている人だけの数字なのです。

引きこもりは外に出ず、実態がつかみにくいのでこの数字よりも実際はもっと多くの人が引きこもりになっていると思います。

40歳以上の中高年は推計61万人

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次は日本政府が発表している40歳以上の中高年の引きこもりの人数ですが61万人となっています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43067040Z20C19A3CR0000/

今現在40歳から100歳までの人口は7794万人になっています。という事はおよそ110人に一人が引きこもりという事になりますが上記と同じように表に出ていない引きこもりはもっと多いはずです。

この数字がもし自己申告か身内の申告がもとになっているとしたら、ただでさえ内の問題を恥と捉え外に出すことを嫌う日本人に申告をする人が一体どれだけ存在しているのでしょうか。そう思うとこの数字がすべてとは思う事が出来ません。

追跡調査が上手くいっていなければもっといる可能性も

Checklist Check List - Free photo on Pixabay (378193)

引きこもりの現状を知るために国は厚生労働省や各支援団体の助けを得て追跡調査と言うものを実施しています。この追跡調査と言うものはアンケートによる質問形式になっています。

質問に答えるのは承諾済みの本人や家族になります。1ヶ月の外出する割合や何について悩んでいるかと言うような内容に、今後国や支援団体に助けてほしい要望などの書く欄もあります。

これをすることで引きこもりの可能性がある人や引きこもってしまっている人の人数が割り出せています。そしてじょっ際にこのような取り組みの効果があり抜け出す人もいます。

確かに全てを把握しているとは言えませんが、それでもないよりは把握できているのでこのような取り組みがなかったらもっと人数が増えていた可能性もあります。

大人の引きこもりの特徴

Hands Walking Stick Elderly Old - Free photo on Pixabay (378227)

中高年層、いわば大人の引きこもりには若者の引きこもりと同じように特徴があるようです。引きこもっていない人から見ると何故引きこもっているのか謎で、その生活自体もベールに包まれています。

全く外に出ていないようなイメージも強く、テレビでも見たように手紙でやり取りをしているような想像もできます。若者の引きこもりもそのようなケースが目立ちますが大人の引きこもりはその他にも何か特徴があるのでしょうか。

またもし自分の身内に当てはまる項目があれば気付いていなかっただけでその人も引きこもりかもしれません。特徴を知ることが解決の第一歩に繋がります。

趣味や用事に関する時だけ外出する・・・46万人

Shopping Cart Purchasing - Free photo on Pixabay (378248)

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