2019年10月18日 更新

生理がきそうでこない! 腹痛があるのにこない原因と対処法

生理前のサインかな? 腹痛やおりものはあるのに予定日を過ぎてもなかなか生理がこない。そんな時、もしかして妊娠したのでは?? と不安な気持ちになってしまいます。女性ホルモンのことを知るだけでこんなに毎日が変化します。こない生理をこさせる方法はあるのでしょうか??

元々の生理不順を改善していく

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毎日の基礎体温を測り、女性ホルモンがうまく働くように、適度な運動や食生活に気を配りながら、正しい周期で生理がくるように整えていきましょう。

生活習慣を見直すことで、体と心に良い状態を与えます。細かな方法は前項目で記しましたので参考になさって下さい。

ツボ押し

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ツボと臓器は繋がっています。ツボを刺激して血の巡りkらだの不調を改善していきましょう。まずは、みぞおちから鋤骨の淵をなぞります。斜めに下がるとくぼみで指が止まります。期門(きもん)と呼ばれる気のめぐりを良くするツボです。

イライラする人、お腹の張りが気になる人は、手のひらを上にして、手首を触ります。手首の小指側手前にある骨の出っぱりを確認し、そのすこし下のへこみ部分を押します。神門(しんもん)と呼ばれるツボです。

次に同じく手のひらを上にして、手首にできる横じわの線を確認します。線の上の中央を押します。大陵(だいりょう)と呼ばれるツボです。

アロマオイルで女性ホルモンを整える

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アロマオイルでリンパや血液の流れを良くし、肩こりや冷え性の解消、心身ともにリラックスしましょう。オイルで肌への負担を軽減でき、保湿もできるので乾燥肌対策にも有効です。

生理前は、甘いナッツのような芳ばしさのある「クラリセージ」という香りが効果をもたらしてくれます。この時期に大事な女性ホルモンのひとつ、エストロゲンと似た構造を持っているため、生理不順、PMS症状に効果を発揮します。神経の疲労回復にも有効的です。

ビタミンC やビタミンEを摂る

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女性ホルモンの分泌を調整してくれるビタミンEは卵巣に蓄えられます。生理前の症状や生理不順に効果があります。いわし・アボカド・カボチャ・アーモンドなどからビタミンEが摂取できます。

女性ホルモンのバランスを崩す原因の1つとされる、活性酸素。ビタミンCはそれを撃退してくれます。赤・黄ピーマン、ゆず(果皮)、アセロラジュースなどから摂取できます。

食事を見直し、女性ホルモンの働きを整えていきましょう。

経口避妊薬(ピル)に頼る

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女性ホルモンの波を一定にする事で生理をコントロールすることができます。月経困難症の治療薬としても使われる低用量ピルで生理をコントロールし生理前の不調を改善しましょう。

ピルは避妊薬として認識されている方も多いのではないでしょうか。生理コントロールのために薬を服用していても、妊娠を望む時期が来たら服用をやめることで妊娠のできる体になります。

ピルの副作用はほとんどありませんが、飲み始めは多少の吐き気や、むくみ、不正出血、頭痛などを起こす方もいらっしゃいますが2か月程度でおさまります。

毎月の女性ホルモンの波を整えて、体も気分も良い毎日を過ごせそうです。低用量ピルは婦人科にて処方が可能です。

生理は人にうつるって本当?

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友達が生理になったら、自分も生理がきた! という経験はありますか? 「生理がうつる」って聞いたことはあるけど本当なの? と思っている方も多いのではないでしょうか。

生理がうつるってどういうこと?

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生理中の人から何かが出ているのでは? と思われがちですが、女性ホルモンが体外に出て飛沫感染するという事実はありません。ですので、生理が人にうつるということはないのです。

生理がうつった! と思った方は、同じ生理周期の方がたまたま近くに居ただけの話ということになります。

「生理がうつる」の医学的根拠はある?

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生理が人から人へうつるのかの研究をされた方がいらっしゃいます。1971年に寮で共同生活をする女子学生に取ったアンケートから共同生活が始まると生理の周期が同調するという結果があったそうです。

又、1998年には、生理中の女性の分泌物は他の女性の排卵を促進し、生理周期を短くする。逆に排卵期の女性の分泌物は、排卵を遅らせ生理周期が遅くなるというような結果が挙げられています。

ですが、詳しいことはまだ解明されていないと…医学的根拠を持つものは無いと言えるでしょう。

生理がきそうでこない時はしばらく様子を見てみよう

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男性とは違い、女性である私達は、妊娠・出産という大切な役割を果たす身体を持っています。生理があるのも、その準備をしているからではないでしょうか。女性の身体は非情にデリケートで複雑です。心と身体、生命の神秘を感じます。

まずは、ご自分の身体を大切にし、どのような毎日を過ごせば身体が喜ぶのかを感じてみて下さい。女性ホルモンの話が出てきましたが、身体のしくみを知ることで、不調がなくなったり、病気の予防もできます。一生つき合っていく自分の身体。良くも悪くも自分次第ならば、良い状態をつくっていきたいものです。

予期せぬ妊娠に困らないように、又、妊娠に関して悲しい出来事が起きないように普段から気にかけていきましょう。体や心のリラックスは毎日の健康や安定にも繋がります。適度な運動やバランスのとれた食事法は体内を整えるだけではなく、美肌・美BODY作りにもなります。

生理がきそうでこない時は、ぜひ今回POUCHSでご紹介した内容を参考にして、不安を抱えずに体の様子をみて待ってみましょう。

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