2019年3月5日 更新

自宅警備員の意味とは?仕事内容や解雇されたエピソード

解雇されて無職に…ニート生活が長引いている…そんな人のことを自宅警備員といいます。 自宅警備員、その言葉の意味とは?自宅警備員からの転職方法、どんな問題が発生してしまうのか。誰かに依存した生活の期間についてまとめてみました。

自宅警備員になる人の特徴

Light Photoshoot - Free photo on Pixabay (88121)

自宅警備員になるための資格は特にないですが条件はいくつかあります。就労していないこと、学校に行っていないこと、定期的な収入を得ていないこと、家族に養ってもらっていることなどがその条件と言えるでしょう。


では、どういった人が自宅警備員になりやすいといえるのでしょうか、様々な視点を元に自宅警備員になりやすい人の特徴を考えてみました。あなたにも当てはまるものがあればもしかしたら自宅警備員になってしまうかもしれません。


もちろん当てはまるからといって自宅警備員が一番あなたに向いた仕事という訳ではないので、自ら自宅警備員を目指すことはない方が良いでしょう。

もともと内気なタイプ

Girl Music Fashion - Free photo on Pixabay (88122)

内気なタイプの人はコミュニケーションを取るのが苦手だったり、人の多いところに出向くのが苦手といった側面を持ち合わせています。1人で完結させられる行動を好むため、家から出ない自宅警備員になる可能性は社交的な人と比べると高いといえるでしょう。


また、アウトドアな趣味よりアニメや漫画、ゲームといったインドアな趣味を持っている人が多いというのも特徴の一つかもしれません。だからといって全く外に出ないというわけでなく、今では同人サークルの活動などを通してとてもアクティブなタイプの所謂オタクも増加しています。

他力本願

Girl Bed Hair - Free photo on Pixabay (88123)

自宅警備員になるには、家族や自分を養ってくれる人の存在がない限り、到底暮らしていけません。甘えられる存在がいる、自分がどうにかしなくても行きていくのには何ら困らない環境にいるのでしょう。


そのため、自分がどうにかしなければならないような局面をあまり経験したことがなく、他力本願な思考が板についてしまっているという人も多いでしょう。誰かがなんとかしてくれる。そんな考え方が自宅警備員への一歩となっているかもしれません。

劣等感が強い

Woman Studying Learning - Free photo on Pixabay (88125)

自宅警備員の多くが引きこもりである場合が多いです。何かしらのコンプレックスを抱えているが故に、人に会うことが億劫な生活をしている人も多いでしょう。


また、自宅警備員となったきっかけとして仕事や学校でうまくいかなかったことが原因となってそれが大きな傷となっているせいで社会に復帰できない。という人もいます。


自分のことが好きになれないため、自信が持てず何事にも前向きに取り組めない、とりあえず現状維持を望んでしまう。そんな思考回路が出来上がってしまっているかもしれません。強い劣等感は時として原動力を奪ってしまうものです。

生活の心配がない

Pug Dog Blanket - Free photo on Pixabay (88126)

自分がお金を稼いでいなくても、衣食住に困らない生活というのは限られた人にしか許されていないものです。自宅警備員をするには、ある程度家族の稼ぎがいいなど、裕福な家庭ではじめて成り立つものです。


資金の余裕がなければ、嫌でも働かなければならなかったり、家を追い出されてしまうなんてこともあるでしょうが、生活の心配をしなければいけないほど働くことに執着しなくていいからこそ、自分の部屋で毎日好きなように過ごすということを選択できているのかもしれません。

自宅警備員になる原因

Sleep Bed Woman - Free photo on Pixabay (88127)

自宅警備員にはじめからなろうと思ってなったという人はほとんどいません。皆さん何かしらの出来事をきっかけとして家から出なくなった、働かなくなった、気づいたら自宅警備員になってしまったなんて人も多くいます。

ではそんな自宅警備員になった人によくあるきっかけをみてみましょう。あなたにも当てはまるような出来事が起きているかもしれません。社会的にイメージの悪いニート、又の名を自宅警備員というわけですがそんな誰もがなるべくしてなるわけではない存在になるということは何か理由があるはずです。

自分自身に問題がある

Relaxation Cat Rest - Free photo on Pixabay (88241)

仕事がなんとなく嫌でやめてしまった、大学に入ってからダラダラとした生活が続き、最終的に全く学校に行かなくなってしまった。こういったことをきっかけに自宅警備員として過ごす時間が長くなっている場合は、自分自身の問題といえるでしょう。


もちろん元々いた職場や学校の環境に問題があった場合は自身の怠惰ではなく場所運がなかったのだと思います。そういった場所から離れる時はできれば次の活動先を決めてからであれば自宅警備員に一瞬でもならずに済むかもしれません。


一度好きなことを好きなだけして人のお金で生活するといった楽の仕方をしてしまうと、人というのは厳しい環境におかれると逃げ出してしまう癖がついてしまうものです。ストレス耐性がなくなり様々なことにくじけやすくなってしまうかもしれません。

親に問題がある

Girl Family Path - Free photo on Pixabay (88254)

親がなんでもしてくれる、なんでも買ってくれる、やりたいことはなんでもさせてくれた、そんな育ち方をして今までなんでも自分の思い通りになっていたとすると、大人になった時に、自分の思い通りにならないことを初めて経験し、それに対処できずに1人でうまく生きていけなくなってしまうこともあるでしょう。


もし、それが原因で自宅警備員になっても、元々過保護な親の元だと尚更甘やかされてしまったり、その生活に気楽さを感じてしまうと親が死ぬまでそんな生活が続いてしまうかもしれません。

トラウマがある

Stop Adult Suicide Candle In Child - Free photo on Pixabay (88258)

学校や職場でいじめられて人間不信になった。学校や職場で大きな失敗をしてしまいいけなくなってしまうほど大きなショックを受けた。こういったことが原因で社会に馴染めず、自宅警備員としての暮らしに安心感を覚えてしまう人もいるでしょう。


外に出るということは、どうしても人と会って話をする機会に遭遇します。また、就職活動がうまくいかなかったりする経験をして、自分に自信が持てなくなってしまうと、これ以上の自信の喪失を避けるために防衛本能が働き、中々就職活動に手をつけられなくなってしまったなんて人も多いのではないでしょうか。

自宅警備員のメリットとデメリット

Thought Idea Innovation - Free photo on Pixabay (88262)

自宅警備員としての生活は刺激も外的ストレスも少なく、安定した暮らしができる人もいるでしょうが、もちろんそのままでは様々な問題もあります。そんな自宅警備員を続けるメリットとデメリットについて考えてみました。


自宅警備員は自分の努力で続けるようなものではないため、念の為前置きしておくと、自宅警備員のメリットというのも続かない幸せと考えた方が良いでしょう。その時はよくても長くその生活を続けていくとデメリットを増やしていくこととなってしまいます。

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