目次
- 妄想癖って治す必要ある?
- 被害妄想
- 誇大妄想
- 妄想癖診断
- 人には話せない妄想をしたことがある
- 買わないのに宝くじが当たる想定をしている
- 友達・家族との話そっちのけで考え事をすることがある
- 妄想していた事柄が度々夢に出てくる
- そのうち運命的な出会いが訪れると思っている
- 自分には隠れた才能があると思っている
- 生命ではなものにも感情があると思っている
- 現実とは違う自分の設定を持っている
- 現実とは違う状況を信じて疑わない
- 妄想癖の原因
- 現実の自分・状況を受け入れられない
- 刺激が欲しい
- ストレス
- 複雑性トラウマ
- 心を安定させたいため
- 治す必要がある妄想癖の特徴
- 自身の妄想によって他者に悪影響を与える場合
- 妄想が現実と乖離しているため現実を受け入れられない
- 妄想によって生活に支障が出ている
- 妄想が確信になり価値観に変わってしまう場合
- 現実と明確に分けられない妄想
- 妄想が楽しみではなく悲しみの感情を伴う場合
- 妄想癖は精神病の可能性も
- 妄想性障害
- 統合失調症
- 双極性障害
- パーソナリティ障害
- さまざまな癖
- 虚言癖
- 完全癖
- 浪費癖
- 奇癖(きへき)
- 潔癖(けっぺき)
- 癇癖(かんぺき)
- 適度な妄想は楽しんでOK!過激な妄想は病気の可能性も…
妄想は「自分の感情コントロール」「将来のリスク対策」の役割を持つので、軽度なものならポジティブな意味を持ちます。しかし私生活に影響が出たり、逆にメンタルが悪化する場合は、妄想癖を治すべきです。
ではどのような特徴の妄想なら治すべきなのでしょうか。6つ紹介するので、自分の妄想と比べて治すべき妄想か判断する際の参考にして下さい。
ではどのような特徴の妄想なら治すべきなのでしょうか。6つ紹介するので、自分の妄想と比べて治すべき妄想か判断する際の参考にして下さい。
自身の妄想によって他者に悪影響を与える場合
via pixabay.com
自分の妄想によって他者に悪影響を与える場合は治す事を推奨します。例えば仕事やコミュニティでの行動中に、妄想によって目の前の作業に集中できない場合は周囲の人に迷惑がかかります。
また、自分の妄想を他人に話す事で相手を困らせる場合もあります。軽い話題で言うと、興味もない話を永遠と聞かされるのは退屈です。重い話題としては、「家に盗聴器が仕掛けられている気がする」「上司に嫌われてる気がする」などのが挙げられます。ネガティブな内容を他人に話すと相手のメンタルも悪化するので、専門機関に相談する事を推奨します。
また、自分の妄想を他人に話す事で相手を困らせる場合もあります。軽い話題で言うと、興味もない話を永遠と聞かされるのは退屈です。重い話題としては、「家に盗聴器が仕掛けられている気がする」「上司に嫌われてる気がする」などのが挙げられます。ネガティブな内容を他人に話すと相手のメンタルも悪化するので、専門機関に相談する事を推奨します。
妄想が現実と乖離しているため現実を受け入れられない
via pixabay.com
将来を考える事は、自分の理想の未来を掴むために必要ですが、妄想が現実と乖離している場合は治すべきです。妄想するだけでは意味がなく、行動してこそより良い未来にしていけます。
妄想と現実があまりにもかけ離れている場合は、現実を受け入れられないので、自分の今いる位置が分かりません。つまり、どのような努力をすれば良いのかが分からないので、行動する事が億劫になります。
また、行動し始めたとしても理想の自分との差に嫌気がさして、継続するのが難しいです。妄想と現実が乖離している場合は、現実的な妄想をしましょう。
妄想と現実があまりにもかけ離れている場合は、現実を受け入れられないので、自分の今いる位置が分かりません。つまり、どのような努力をすれば良いのかが分からないので、行動する事が億劫になります。
また、行動し始めたとしても理想の自分との差に嫌気がさして、継続するのが難しいです。妄想と現実が乖離している場合は、現実的な妄想をしましょう。
妄想によって生活に支障が出ている
via pixabay.com
妄想によって生活に支障が出ている場合は、治す事を推奨します。例えば、やるべき事をするタイミングで色々と考えすぎて行動できなかったり、自分の家なのに誰かに見られている気がして落ち着かないという場合は対策しましょう。
不安を感じた時や落ち込んでいる時に妄想をしてしまうので、何か夢中になる事をしましょう。何かに集中していれば、嫌な妄想をする事も少なくなります。とは言え、「本に集中したいのに変な妄想をしてしまう」「友達と遊んでいるのに仕事の事を考えてしまう」場合もあります。
そんな時におすすめなのは、有酸素運動です。体を動かしている時に他の事を考えるのは難しいです。加えて、定期的な運動はストレス対策になるので、妄想によって生活に支障が出る場合は、運動を習慣化しましょう。
不安を感じた時や落ち込んでいる時に妄想をしてしまうので、何か夢中になる事をしましょう。何かに集中していれば、嫌な妄想をする事も少なくなります。とは言え、「本に集中したいのに変な妄想をしてしまう」「友達と遊んでいるのに仕事の事を考えてしまう」場合もあります。
そんな時におすすめなのは、有酸素運動です。体を動かしている時に他の事を考えるのは難しいです。加えて、定期的な運動はストレス対策になるので、妄想によって生活に支障が出る場合は、運動を習慣化しましょう。
妄想が確信になり価値観に変わってしまう場合
via pixabay.com
価値観が変わってしまうほどの妄想は、改善する事を推奨します。極端に言えば、カルト宗教を信仰して、元の価値観では考えられないような行動を取るようなものです。
もちろん急に価値観が変わる事はありませんが、日々の妄想で少しずつ価値観が変わっていく事には自分でも気づきにくいです。なので、メンタルの安定や先の不安対策として妄想をするのは良いですが、自分の価値観が変わっていってないか常に評価する必要があります。
もちろん急に価値観が変わる事はありませんが、日々の妄想で少しずつ価値観が変わっていく事には自分でも気づきにくいです。なので、メンタルの安定や先の不安対策として妄想をするのは良いですが、自分の価値観が変わっていってないか常に評価する必要があります。
現実と明確に分けられない妄想
via pixabay.com
現実と妄想が明確に分けられなくなると、自分の思ってもいない事件を引き起こす可能性があります。例えば「自分は有名人の恋人だ」と本気で思っている人がニュースを賑わすケースです。彼らも最初は単なる憧れでしたが、妄想が深くなっていき、現実と妄想の区別がつかなくなっていきます。
妄想をしたり憧れを持つ事は、理想の自分に近づくために必要です。しかし常に現実にも目を向ける事を心がけないと、妄想と現実の区別がつかなくなるので注意が必要です。
妄想をしたり憧れを持つ事は、理想の自分に近づくために必要です。しかし常に現実にも目を向ける事を心がけないと、妄想と現実の区別がつかなくなるので注意が必要です。
妄想が楽しみではなく悲しみの感情を伴う場合
via pixabay.com
ポジティブな妄想は、心を落ち着かせたり前向きな気分にしてくれます。しかし、妄想をする事でさらにメンタルが悪化する場合は対策が必要です。
例えば上司に怒られた時に「彼氏の事を考えると落ち着く」や「次ミスしないようにはどうすれば良いのか」などポジティブな妄想をしたり、「上司に嫌な事が起きないかな」のように相手の不幸を願う妄想をする場合はメンタルのコントロールが出来ています。
しかし、「自分は仕事も恋愛もダメだな」や「次のミスを考えると行動が億劫になる」など、妄想が楽しみではなく悲しみの感情を伴う場合は、治すべき妄想癖です。
例えば上司に怒られた時に「彼氏の事を考えると落ち着く」や「次ミスしないようにはどうすれば良いのか」などポジティブな妄想をしたり、「上司に嫌な事が起きないかな」のように相手の不幸を願う妄想をする場合はメンタルのコントロールが出来ています。
しかし、「自分は仕事も恋愛もダメだな」や「次のミスを考えると行動が億劫になる」など、妄想が楽しみではなく悲しみの感情を伴う場合は、治すべき妄想癖です。
妄想癖は精神病の可能性も
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妄想は基本的に、メンタルの安定や将来の算段を立てるために必要ですが、極端な妄想をする場合は精神病の可能性があります。単なる妄想癖と精神病の違いは、妄想によって「自身が苦しい」か「周囲を困らせる」事が見られるかどうかによって判断される事が多いです。
妄想をする精神病を4つ紹介するので、自身の状態と比べてみましょう。精神病はどんな人でも発症する可能性があるので、エスカレートする前に専門機関で治療をする事が重要です。
妄想をする精神病を4つ紹介するので、自身の状態と比べてみましょう。精神病はどんな人でも発症する可能性があるので、エスカレートする前に専門機関で治療をする事が重要です。
妄想性障害
via pixabay.com
妄想性障害とは、同じ事を妄想する行為が1ヶ月以上持続する障害です。後述する「統合失調症」と似ていますが、妄想性障害の特徴は「妄想の内容が日常にあり得る事」です。
例えば「コミュニティ内の人みんなに嫌われている気がする」のような被害妄想や、「有名人は自分に恋をしている」のような被愛妄想、「恋人の様子がおかしいから浮気をしているのでは」という嫉妬妄想などが挙げられます。
妄想性障害は精神病はそうでないかを判断するのが難しいので、自分自身はおろか、家族や周囲の人も気づきにくい病気です。しかし放っておくと妄想がエスカレートしていき、さらに重い病気になったり事件の加害者になる可能性があります。1ヶ月以上、同じ内容の妄想をする場合は、専門機関に相談する事を推奨します。
例えば「コミュニティ内の人みんなに嫌われている気がする」のような被害妄想や、「有名人は自分に恋をしている」のような被愛妄想、「恋人の様子がおかしいから浮気をしているのでは」という嫉妬妄想などが挙げられます。
妄想性障害は精神病はそうでないかを判断するのが難しいので、自分自身はおろか、家族や周囲の人も気づきにくい病気です。しかし放っておくと妄想がエスカレートしていき、さらに重い病気になったり事件の加害者になる可能性があります。1ヶ月以上、同じ内容の妄想をする場合は、専門機関に相談する事を推奨します。
統合失調症
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統合失調症とは、幻覚が見えたり聞こえる病気です。前述した「妄想性障害」と比較すると、日常にあり得ない事を妄想する点にあります。
例えば「歩いている人が自分の個人情報を握っている」「自宅での自分の会話が盗聴されている」「水の音が自分の悪口に聞こえる」などが挙げられます。これらの症状がみられた時に患者が思うのは「自分のメンタルが弱い」「ネガティブになっている状態」という事です。
統合失調症は「気持ちの問題」ではなく、「脳機能の問題」です。つまり、気合いや心持ちでは改善しないので、専門機関で脳のバランスを回復させる治療が必要になります。また、メンタルの強弱とは関係なく誰でも統合失調症になる可能性があります。風邪を引いた事とたいして変わらないので、家族や信頼できる人と一緒に病院へ行きましょう。
例えば「歩いている人が自分の個人情報を握っている」「自宅での自分の会話が盗聴されている」「水の音が自分の悪口に聞こえる」などが挙げられます。これらの症状がみられた時に患者が思うのは「自分のメンタルが弱い」「ネガティブになっている状態」という事です。
統合失調症は「気持ちの問題」ではなく、「脳機能の問題」です。つまり、気合いや心持ちでは改善しないので、専門機関で脳のバランスを回復させる治療が必要になります。また、メンタルの強弱とは関係なく誰でも統合失調症になる可能性があります。風邪を引いた事とたいして変わらないので、家族や信頼できる人と一緒に病院へ行きましょう。
双極性障害
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