2019年8月19日 更新

気を使いすぎる人の心理とは?気を使いすぎることのメリット・デメリットも

仕事やプライベートで周囲に気を使い過ぎると疲れる事があります。当記事では気を使い過ぎる心理や恋愛におけるデメリットを紹介しています。また、自分のメンタルがボロボロになってまで周囲に気を使う場合は病気の可能性があるので注意しましょう。

気を使い過ぎる人は、関係が不安なので尽くしますが、尽くしすぎると相手は「自分の方が立場が上だ」と勘違いします。恋愛はお互いが相手を尊敬できる関係でこそが理想です。

つまり、自分を殺して相手に尽くしすぎると、「最近恋人に魅力がなくなった」という心理になるので、浮気に走る可能性が上がります。

最初は「好きだから相手のために」がいつの間にか「不安だから相手の喜ぶ事をしないと」と強迫観念にとらわれていませんか?不安を感じる事を相手に尽くして解決する方法は悪循環を生むので、自分一人で不安と向き合うのではなく、恋人と一緒に自分の不安について考えましょう。

気を使いすぎる性格を直す方法

Adult Bald Beard - Free photo on Pixabay (354431)

気を使いすぎる人は長年、周囲の評価を気にしながら生きてきました。なので、すぐに気を使いすぎる性格を直せるわけではありませんが、工夫すれば少しづつ改善できます。

また、基本的に気を使う事はメリットが多いので、自分の信念を曲げてまで他人のために行動する部分を直しましょう。では気を使いすぎる性格を直す方法を5つ紹介しているので、参考にして下さい。

周りの人の行動を見る

Adult Group Meeting - Free photo on Pixabay (354432)

「周りの人の行動を見ているから気を使ってしまう」と思うかもしれませんが、気を使い過ぎる人は相手の一部だけを見てネガティブに捉えている事が多いです。

例えば、出勤時にあいさつをしているのに相手が不機嫌そうにしていたとします。この時「自分は何か悪い事をしたかな」「嫌われているのかな」と思うかもしてませんが、一度考えてみましょう。

「朝家族と揉めたのかも」「最近仕事に追われていて疲れているのかも」など、相手の事をよく見て不機嫌になっている候補を挙げてみましょう。

何も考えない

White Sheet Bed - Free photo on Pixabay (354435)

周囲の事が気になって気を使い過ぎる場合は、何も考えないでおきましょう。まずは入ってくる情報を極力減らす工夫をし、どうしても認知してしまう事については深く考えないようにします。

しかし、気を使う事が癖になっていると思うので、何も考えないでおこうと思っていても、ついつい考えてしまいます。方法としては、人は集中している時に周りが見えなくなるので、その特性を活かします。仕事中はやるべき事に集中し、プライベートでは夢中になれる趣味に打ち込みましょう。

仕事や趣味にも集中できない場合は、集中する練習をしましょう。「家でペットだけに意識を向ける」「公園で鳥の鳴き声だけを聞くようにする」など、自分の好きな物や好きな音に意識を向けます。他の事を考えてしまったら、再びペットや鳴き声に意識を戻す事を続けていると、集中力を向上可能です。

自分のしたいことにだけ没頭する

Girl Kayak Canoe - Free photo on Pixabay (354436)

人の役に立とうと思って周囲に気を使い過ぎた結果、自分がネガティブになったり落ち込んでしまっては意味がありません。なので、ついつい周囲を気にしてしまう人は、自分のしたいことだけに没頭する事を推奨します。

これまで周囲を気にしていた人がすぐに、自分のしたい事だけに没頭しようとしても難しいです。昨日より今日、今日より明日の方が、自分のしたい事に没頭する時間を増やせるよう意識します。毎日少しづつ周囲を気にする時間を減らして、気にし過ぎる性格を改善しましょう。

また、自分のしたい事がない場合は新しい事に挑戦しましょう。人は自分の慣れない事をしていると、勝手に集中できます。新しく挑戦したことが楽しいと感じれば、趣味としても続けられるのでオススメです。

好き嫌いをハッキリ言う

Angry Man Point Finger - Free photo on Pixabay (354437)

周囲を気にし過ぎる人は、好んで人のためになる行動を取る事もありますが、大抵は「嫌だけど人に距離を置かれるよりはマシ」「抵抗があるけど断れない」という気持ちで生活を送っています。

しかし上記のような行動は、「落ち込みやすくなる」「他人に都合のいいように扱われる」といったネガティブな結果を招く原因になります。

なので、好き嫌いをハッキリ伝える事を意識しましょう。嫌われたりめんどくさい人と思われるのは怖いかもしれませんが、人は偽ってコミュニケーションを取る人よりも、好きな事や自由を求める素直な人に惹かれる傾向があります。

ワガママになってみる

Engagement Couple Romance - Free photo on Pixabay (354439)

ワガママになると、人から「面倒くさがられる」「嫌われる」傾向があります。しかし、気を使い過ぎる人は謙虚すぎる面があるので、「自分の中での精いっぱいのワガママ」をしていても、周りから見て「ワガママ」と評価する人はいないでしょう。

ただし、これまで気を使ってきた人が急にワガママになるのは難しいです。まずは気の許せる関係の人の前だけで、自分の中で精いっぱいのワガママになります。相手が受け入れてくれる感覚を味わえば、徐々にワガママになれる相手を増やしてみましょう。

気を使うことは決して悪いことではない

Beautiful Girl Woman - Free photo on Pixabay (354440)

気を使うと周囲の人から好かれたり、信頼できる人と評価されるなど、様々なメリットがあります。しかし、なぜ人に気を使うのかが重要です。「自分に自信がないから」「人に嫌われたくないから」など、ネガティブな理由の場合は、メンタルが悪化したり、人にいいように使われる羽目になります。

自分に自信をつけて、ネガティブな理由で周りに気を使う事を卒業しましょう。自信をつけるためにおすすめの方法は、自分が何かを継続して、成長している感覚を味わう事です。例えば、「趣味のスキルが以前と比べて向上した」「毎日ランニングしていたらタイムが縮まった」などが挙げられます。

また、仕事の能力やメンタルのコントロールは頑張れば向上できます。対して人に気を使う能力が決定するのは、才能や子供の頃の経験です。自分に足りない部分は努力で補い、人に気を使える事を活かしましょう。

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