2019年8月19日 更新

気を使いすぎる人の心理とは?気を使いすぎることのメリット・デメリットも

仕事やプライベートで周囲に気を使い過ぎると疲れる事があります。当記事では気を使い過ぎる心理や恋愛におけるデメリットを紹介しています。また、自分のメンタルがボロボロになってまで周囲に気を使う場合は病気の可能性があるので注意しましょう。

気を使い過ぎる人は常に周囲に気を使っているので、気配り上手と評価が高くなります。例えば、オフィスのゴミを捨てる時にみんなのゴミを集めたり、飲み会で空いているグラスを見かけたら「次は何を飲みますか?」と聞きます。

多くの人は自分の事だけを考えているので、気を使い過ぎる人は上記のような行動から、周囲の人から気配り上手と評価が高くなります。日常のちょっとした行動から、「仕事を任せても安心できる」「誰も気が付かない事に目を向けられる」という印象を与えられます。

異性としても好かれやすくなる

Beauty Woman Portrait - Free photo on Pixabay (354410)

気を使い過ぎる人は、「周囲の目が気になる」「悪口を言われたくない」といった心理で周囲に気を使うので、自分の性格をネガティブに捉えている事が多いです。しかし周囲の人は、他人を優先できる様子から、「親切な人」「余裕のある人」という印象を持ちます。

恋愛においてスペック面は、「ルックスの良さ」や「安定した収入」「健康的な体」などが重要です。内面においては「親切さ」「余裕」など相手の事を気遣う気持ちが重視されます。なので、気を使い過ぎる人は異性としても好かれやすくなります。

信頼が厚くなる

Paper Business Finance - Free photo on Pixabay (354411)

気を使い過ぎるという事は、自分よりも他者を優先するという事です。人は自己中な人よりも、「自分を犠牲に出来る人」「謙虚な人」を信頼する傾向にあるので、日頃から周囲の人に気を使っていると他者からの信頼が厚くなります。

また気を使い過ぎる人は、自分の仕事が失敗しないか不安になるので、何度もミスをチェックします。効率的な目線で見ると楽観的な人の方が仕事が速いですが、「重要な仕事」を任せる場合は、多少作業が遅くてもミスのない事が重要です。

気を使い過ぎる人は、日頃から完成度の高い仕事やミスの少ない仕事をするので、職場で大きな仕事や重要な意思決定を任されたりと、信頼される傾向にあります。

些細なことに気が付きやすい

Beautiful Fashion Female - Free photo on Pixabay (354412)

気を使い過ぎる人は、常に周囲に目を向けているので、些細なことに気が付きやすいです。例えば友達が髪を切った時はいち早く気づき、「髪型に合ってるね」と伝えます。相手は「自分の事を見てくれている」という気持ちになるので、好印象を持ちます。

また仕事においては、「商談中に先方が肌寒そうにしている事」や「部下が作業が分からなくて困っている事」などに気づき、相手の事を思って行動可能です。社内で潤滑油のような働きをするので、気を使っている事に気づく人は多くありませんが、仕事のできる人は必ず上記のような行動を評価しています。

気を使いすぎることによるデメリット

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気を使う事のメリットを紹介してきましたが、気を使い過ぎるとデメリットになる可能性があります。デメリットになる場合は「我慢している」「自分に自信がない」事が多いです。

では気を使い過ぎる人の多くが悩んでいる事や、気を使い過ぎる性格が原因で起こるデメリットを5つ紹介します。気を使い過ぎて悩んでいる際の参考にして下さい。

ただ覚えておきたいのが、気を使う性格はプラスに働くことが多いです。しかし他人のために我慢していては本末転倒なので、デメリットを理解した上で改善していきましょう。

精神的に疲れる

Girl Sleep Female - Free photo on Pixabay (354414)

気を使いすぎるという事は、周囲の状況全てに頭を使っているという事です。私生活では「この人はどんな事を思っているだろう」と思ったり、飲み会では「みんなの飲み物の残量はどの程度だろう」といった具合です。

上記の例の場合は、相手から信頼を置かれたり、気を使える人だと評価されるというメリットがあります。しかし、どうでもいい事にも頭を使ってしまうのが欠点です。自分のキャパシティ以上の事にもついつい気を使ってしまうので、精神的に疲れる傾向にあります。

病みやすくなる

Summerfield Woman Girl - Free photo on Pixabay (354415)

親切心で気を使っている場合は、自分に余裕がある証拠なので、自尊心が高く、メンタルが安定しています。しかし、「周りからの評価が不安」「自分に自信がないのでちょっとでも価値のある人だと思われたい」などの理由で気を使っている場合は、メンタルの悪化に繋がります。

周囲に気を使い過ぎると、「この人は自分のせいで機嫌が悪くなっている」「みんなの役に立たないと嫌われる」のように被害妄想に発展する可能性があります。なので、気を使い過ぎる人は、そうでない人と比べて病みやすい傾向にあります。

常に人のことが気になる

Woman Pretty Girl - Free photo on Pixabay (354416)

気を使うという事は、周囲の人に集中を割いているという事です。言い方を変えれば、常に人の事を気にし過ぎて、目の前のやるべき事に集中できていないという事です。

デスクワークで資料を作成している時も、「隣の人が寒そうにしている」「向かいの人がイライラしている」と思う事に神経を使っている為、作業効率が落ちます。

自分に自信のある人は「人のことを気遣うモード」と「作業に集中するモード」を切り替えられます。常に人のことが気になる場合は自身のない傾向にあるので、自信をつけるか、集中力のトレーニングをしましょう。

気を抜ける場が少なくなる

Beard Brainstorming Business - Free photo on Pixabay (354417)

気を使い過ぎる人は、「自分の長所は気遣いが出来る事だけだ」「気を使う事を辞めたら自分の価値がなくなる」のように思っている事があります。言い方を変えれば、強迫観念にとらわれているので、気を抜ける場が少ないです。

仕事のような評価される場では当然として、プライベートでも人との繋がりを継続するために、相手が仲の良い友達であったとしても気を使います。気を抜ける場が少なくなるので、リラックスして人と接するのが難しい事が、気を使い過ぎるデメリットの一つです。

些細なミスを指摘されやすくなる

Business Card - Free photo on Pixabay (354418)

細かい所まで気を使う人は、仕事のミスが少ないです。仕事でミスが少ない事はメリットですが、その分些細なミスを指摘されやすくなります。一見矛盾しているように思われますが、「いつも完璧な仕事をする」という事は、「周囲からミスが無い事を期待されている」という事です。

例えば「遅刻ばかりする人」がいたとします。周囲からは「まあこの人はいつも遅刻するからね」「朝が苦手な人だな」と評価されます。対していつもは遅刻しない人が遅刻すると、「何で大事な日に遅刻するの」「ちゃんとしないと」と怒られます。

悲しいですが、人は普段の行いとの相対評価で他人を判断する傾向にあります。なので、普段から周囲に気を使っている人は、些細なミスを指摘されやすくなります。 

気を使いすぎることは病気の可能性

Legs Window Car Dirt - Free photo on Pixabay (354419)

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