2019年8月19日 更新

気を使いすぎる人の心理とは?気を使いすぎることのメリット・デメリットも

仕事やプライベートで周囲に気を使い過ぎると疲れる事があります。当記事では気を使い過ぎる心理や恋愛におけるデメリットを紹介しています。また、自分のメンタルがボロボロになってまで周囲に気を使う場合は病気の可能性があるので注意しましょう。

気を使いすぎることは疲れる

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仕事やプライベートで周囲に気を使うことはありませんか?例えば「上司の機嫌が悪くなると職場の雰囲気が悪くなるので機嫌を取る」「本当はハンバーグが食べたいのに周りはパスタが食べたいと言っているので切り出せない」などが挙げられます。

他人の事を思いやれると「人からの評価が高くなる」「信頼できる人だと思われる」などのメリットがありますが、あまりに気を使い過ぎると疲れます。なので、自分のキャパシティを理解して、無理なく気を使う事がポイントです。

当記事では、気を使い過ぎる人のメリット・デメリットを紹介しています。気を使い過ぎる性格を直す方法についても解説しているので、自身の事を見つめ直す際の参考にして下さい。

気を使いすぎる人の心理

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気を使い過ぎる人はどのような心理で気を使うのでしょうか。自分に余裕があり、周りが見えている場合は良いですが、基本的に気を使い過ぎる人は、自分に自信がなく他人からの評価を気にしている場合が多いです。

つまり余裕がなく、人間関係をなんとか繋ぎとめるために気を使っているという事です。では具体的に、周囲を気にし過ぎる人の心理を5つ紹介します。自身の理解を深める際の参考にして下さい。

周囲の目が気になる

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何か行動を起こす時や発言をする前に、周囲の目が気になります。例えば学校で選択授業があるとします。自分は音楽を選択したいのに、グループのみんなは美術を選択したいと思っているとします。「みんなの意見に合わせないと仲間外れにされてしまうかも」という心理になり、自分の意見を主張できません。

あるいは、仕事をしていて良い案を思いついて、会社に貢献できる確信があるにもかかわらず、「○○さんの意見を否定する事になる」と他の誰かの意向を尊重します。

どちらの例も周りを優先している器の大きい人に見られるかもしれませんが、自分の意見を主張した時に「嫌われる」「おかしい人だろ思われる」のを恐れているだけです。なので周囲の目を気にして、気を使い過ぎていると言えます。

迷惑をかけたくない

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人に迷惑をかけたくないという心理から、気を使いすぎてしまいます。例えば、会社で新しい事に挑戦する時に、「質問をしたら相手の時間を奪う事になるので、迷惑がかかる」という心理になります。結局分からないまま作業をスタートして間違えた仕事をして余計に迷惑をかける事もあるでしょう。

あるいは、信頼できる家族でさえも気を使いすぎる事があります。家族の誰かがテレビを見ているとして、自分は皿洗いをしたいけれど、「水の音でテレビの音が聞こえないと迷惑がかかる」という心理になって、思った行動を取れません。

目立ちたくない

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目立つ事をすると、2つの意味でネガティブな心理になります。1つ目の意味が、トラブルの原因になる事です。人と違うところが多いと目立ちますが、その分「変な目で見られる」「言いがかりをつけられる」可能性が高くなります。余計なトラブルを避けるために、周りに気を使って目立たないようにします。

2つ目の意味が、期待される事です。例えば会社で大きな功績を残すと、「頑張ったね」「○○さんは凄いです」のように褒められます。しかし一度目立った功績を残すと、その後は期待されるのでプレッシャーになります。プレッシャーを感じると、居心地が悪いと感じる為、期待される事を避けるのです。

どちらも自分のメンタルの弱さから上記のようなシチュエーションを回避しようとします。自分に自信をつける事で、気にし過ぎる性格を改善できるでしょう。

悪口を言われたくない

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悪口を言われたくないという心理から、周囲に気を使い過ぎます。関わらなくても構わない人の悪口は無視しておけばいいですが、職場や学校など毎日顔を合わせるようなコミュニティの場合はそうもいきません。ストレスや人間関係のもつれの原因になるので、周囲に気を使ってしまいます。

一番困るのは、立場が上の人同士が対立している状況です。悪口を言われないように相手の意見に賛同すると、もう片方の意見を否定する事になります。板挟みにされて「どうしたらいいか分からない」という悩みはどんな職場でも起こりうります。2人の行動や発言に上手に気を使わなければいけないので、対応力が必要です。

些細なことが気になって仕方ない

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頭では気にしなくていいと分かっていても、些細な事が気になって仕方がないので、周囲に気を使い過ぎる事があります。

例えば、挨拶をした時に相手の機嫌が悪いと、「自分が何か悪い事をしたかな」「気に障る行動をしたかな」と不安になる心理です。

大抵は「相手が自分と関係のない所でストレスを抱えた」「特に理由はないけど何となくテンションが低かった」などが考えられますが、自分の責任だと感じ、相手の機嫌を取ろうとします。

気を使いすぎることによるメリット

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気を使い過ぎる性格で悩んでいる人はたくさんいます。基本的に「他人に気を使える」「空気を読める」という能力は、社会集団においてメリットになります。

では気を使いすぎることによるメリットはどのような事が挙げられるのでしょうか。5つ紹介するので、気を使いすぎる性格で悩んでいる際は、気を使う事によって起こるポジティブな面に目を向けましょう。  

多くの人から好かれる

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気をつかいすぎるという事は、相手の気持ちを考えているという事です。どんな人でも、他人に気を使われると「相手が自分の事を大事に思ってくれている」という気持ちになるので、嫌な気分になる人はいません。

また、「相手が自分を大事に思っているから、自分も相手を大事にしよう」という心理が働きます。心理学では返報性の原理と言い、相手がしてくれれた事に対して、「お返ししなくちゃ」という心理です。普段から周囲の人に気を使っていると、返報性の原理が働いて多くの人から好かれるでしょう。

気配り上手と評価が高くなる

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