2019年8月12日 更新

文句ばかり言う人の心理や特徴は?そうした人の末路も

みなさんの周りにも「文句ばかり言う人」はいないでしょうか?このような人の心理や特徴と対処法をご紹介いたします。中には病気の可能性もあるという知見や、そうした人達の末路は一体どのようなものなのかといった内容まで、詳しく解説していきます。

なぜ文句ばかり言うのか

Face Portrait Man - Free photo on Pixabay (347757)

今回は、文句ばかり言う人について、さまざまな角度から分析いたします。周囲のそのような人がいる場合や、自分自身がそのような状態になっていないか不安な方のために、対処法や、そういった人の特徴や心理を解説していきます。

また、文句ばかり言う人は、そのままだと一体どういった末路が待っているのかに関する内容や、原因として病気の可能性もありえることについても説明いたします。

病気の可能性も含めて考慮すると、文句ばかり言う人を変えようと思わない方が良いという事です。そのような視点を前提に、いかに応対し、どのように捉えればうまくやり過ごす事ができるのかを回答いたします。

文句ばかり言う人の特徴

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (347732)

まずは、最初に抑えておくべき知識として、文句ばかり言う人の特徴について、ご紹介してください。このような人達には、必ず共通点があります。その共通する特徴を理解することで、相手の立場にたって思考することができるようになります。

なぜ文句ばかり言うようになってしまったのかを知る手がかりにもなりえますので、1つずつ解説していきます。

プライドが高い

Airport Transport Woman - Free photo on Pixabay (347756)

文句が多い人は、プライドが非常に高い傾向があります。上から目線で話す事が多く、指示されることを嫌う傾向もあります。なぜプライドが高いのかといいますと、劣等感を抱えているからです。それは、幼い頃からあり、根底に根差しているのです。

何か結果を出した人は、プライドが低く、謙虚な人であることが多いのですが、それは、結果を出したが故に、他に自分を着飾る必要がないからです。一方、結果を出していない人は、プライドを高く保つことで、自分を優位に見せようとするのです。

つまり、自信がないために、代替行為としてプライドが高くなるのです。これは、幼少期から、どのような愛情や褒め方をされたかでも影響してきます。自分に自信を持てないようになってしまった結果、自己防衛本能が働くようになったとも言えます。

完璧主義者

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また、文句ばかり言う人の特徴として、完璧を求めすぎてしまう傾向が特徴としてあげられます。相手に対しても自分を基準として完璧を求めてしまうので、他者に対して厳しい人になってしまうのです。その結果、文句を言うようになってしまいます。

テレビや時事ニュースなどを見ていても、批判的に物事を見ることが多く、ジャッジを下す事で、頭が良いと見せたい気持ちや、自分を優位に見せようとする心理があります。

行動力がない

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自信の無さをプライドで補おうとしているということは、結果を出せてこなかったケースが非常に多く、その原因として、行動力が育たなかったことが一因としてあります。そのため、口では文句を言いますが、行動力がないという状態となり、周囲から煙たがられるようになりがちです。

わがまま

People Man Guy - Free photo on Pixabay (348677)

また、他人への配慮が欠けていたり、相手の立場でものごとを考える習慣が身についていない事も多く、自分の思い通りにならないとイライラしがちな事もあります。批判的に判断することで、文句が増え、わがままになってしまうのです。そのため、自分中心に考えていると周囲から思われてしまいます。

個人主義の傾向が強いですが、行動力がないために、責任を伴っていない発言がよく見受けられ、職場では部下がついてこないという事もありえます。中には、新人が入ってきても、口うるさく言われることで、すぐに辞めてしまうこともでてくるでしょう。

感情のコントロールが苦手

Man Person Frustration - Free photo on Pixabay (347736)

また、本人は理性で批判しているつもりでも、本能により反射的な発言が意外にも多く、感情のコントロールを苦手とします。感情優先で動いてしまうと、人はどうしてもわがままになりがちですし、文句も多くなります。

特に、幼少期ほど人はわがままで、徐々に理性が育っていきます。周囲に面倒を見てもらい、自分では行動しようとしない段階から、青年期、成人に向かい、自己責任により行動し、客観性を身につけていくのです。

しかし、その途中段階において、環境や周囲の対応を含め、あらゆることが作用し、感情をコントロールする必要性に迫られていない状態が続くと、制御する理性の力が未発達となってしまいます。これに関しては、脳の前頭前野が主に担っており、成人でもある程度鍛えることが可能です。

視野が狭い

Upset Overwhelmed Stress - Free photo on Pixabay (347735)

自分中心の世界で物事を見ているため、客観性に欠けることで、視野が狭くなります。わがままというのも、一種の視野狭窄と言えます。

文句ばかり言う人の心理・原因

Office People Accused - Free photo on Pixabay (347737)

ここでは、上述した文句ばかり言う人の特徴を踏まえた上で、あらためて心理や原因について深掘りしていきます。根底にあるものが共通している事に気づけるはずです。

コンプレックスの裏返し

People Man Guy - Free photo on Pixabay (347740)

コンプレックスというのは、劣等感や自信のなさなどからも生じます。コンプレックスを乗り越えていない場合は、その裏返しとして表れることがよくあります。表れ方は、基本はネガティブなものとなり、自分に対するマイナス感情であったり、他者に嫉妬心や苛立ちとして表出することもあります。

両方が場面に応じて表出する事も多く、本人は気づいていない事がほとんどです。気づくだけで乗り越えることができる場合もあるため、まずは何かしらのきっかけがなければいけません。だいたいが単純に本人の性格だと周囲に思われがちです。

根本にある原因を周囲が取り除こうと思っても、本人にその意思がなければ、反発されてしまいますので、逆効果となります。コンプレックスの裏返しは、特に悪循環を生むことが多い為、生きづらさに気づいた時に、悩んでしまう事も多々あります。

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