2019年10月11日 更新

地頭がいい人の特徴や性格13選!地頭を良くする方法についても

よく「地頭がいい」という表現を聞きますが「地頭がいい」とは一体どういう意味なのでしょうか。その特徴と性格に迫ってみました。地頭が良い人と悪い人の間には、何か特徴の違いがあるのでしょうか。地頭を良くする方法や、地頭の良い有名人、地頭の良さ診断もご紹介します。

「地頭がいい有名人」とされる1人目の人物は、ジャーナリストで知られる池上彰です。元々はNHKの記者でしたが、その後フリーになってからは多くの著書や、数々の番組出演で有名になりました。

時事ニュースの解説等での非常にわかりやすい説明と話術には定評があり、まさにインプットとアウトプットの達人と言っても良いでしょう。聞き手が質問をしたくなるような説明をする特徴があり、中でも「いい質問ですねぇ!」は2010年の「新語・流行語大賞」でトップ10入りを果たしています。

ビートたけし

Microphone Stage Light - Free photo on Pixabay (458220)

「地頭がいい有名人」とされる2人目の人物は、お笑いタレントで映画監督としても知られるビートたけしです。タモリや明石家さんまと並ぶ「日本のお笑いBIG3」として知られていますが、お笑い以外でも、番組司会や俳優、映画監督として有名です。

池上彰がニュース分野における「インプットとアウトプットの達人」とするならば、ビートたけしはお笑いや芸術分野での「インプットとアウトプットの達人」と言えそうです。興味をもつとトコトン集中して取り組むようで、絵画や数学、ピアノやタップダンスなど、多彩な人物としても知られています。

又吉直樹

Books Stack Book Store Of - Free photo on Pixabay (458221)

「地頭がいい有名人」とされる3人目の人物は、お笑いタレントで作家でもある又吉直樹です。お笑いコンビ「ピース」の一員としてデビューしましたが、その後2015年になると、小説『火花』で芥川賞を受賞しました。

生粋の読書家としても知られ、蔵書数は3000冊を超えると言われています。芝居や脚本、コント作家としての活躍もしており、大量のインプットをしながらアウトプットを繰り返している芸能人の一つです。深い思考と思索でも知られ、芥川賞まで取ってしまうところなどは地頭の良さを感じさせると言われています。

地頭が悪い人の特徴

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「地頭がいい」という言葉の意味を確認した上で、「地頭がいい人」の特徴と性格を整理してきました。最後に地頭がいい有名人の実例まで見てきたことで、「地頭がいい人」のイメージがより鮮明になってきたのではないでしょうか。

今度は逆に、地頭が悪い人の特徴を概観してみることにしましょう。地頭の良い人だけでなく、地頭の悪い人の特徴を見ていくことで、「地頭」に関する詳細がさらに見えてくるはずです。ここではよく指摘される5つのポイントをご紹介します。

人と意見が合わない

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地頭が悪い人の1つ目の特徴は「人と意見が合わない」ということです。なぜなら思考が柔軟ではないからです。地頭がいい人の性格として「柔軟性がある」との説明をしました。これと逆の現象が起きます。つまり自分の知っている世界に反する新情報を見つけると「まず知ってみよう」ではなく拒絶をします。

そのため、自分と異なる考えをもつ人や、異なる考え方をもっている人と出会った時も、相手の意見に耳を傾けようとしません。もし耳を傾ける余裕があれば、新しい世界を知るチャンスがあるかもしれないのに、それをしません。こうしてどんどん人と意見が合わないようになっていくわけです。

地頭が悪い自覚がない

Basketball Man Model - Free photo on Pixabay (458226)

地頭が悪い人の2つ目の特徴は「地頭が悪い自覚がない」ということです。貪欲にインプットしていこうとする意欲が薄いため、自然と「今の自分のままで問題がない」という意識になりがちです。そして、自分と異なる考えや事実があると、そこから何かを得ようとすることなく、まずは排除をする傾向があります。

つまり学びが起きにくい環境を自らつくってしまっているわけです。人は学び続けなければ次第に退化していきます。頭の働きも鈍っていくはずです。しかしそれに気づきません。まさに、地頭が悪い状態が進行している自覚がないということになるわけです。

効率が悪い

Bubble Gum Shoes Glue - Free photo on Pixabay (458227)

地頭が悪い人の3つ目の特徴は「効率が悪い」ということです。地頭が良い人は、新しいことをどんどん吸収し、異なる意見や異なる人にも耳を傾けようとします。大量のインプットで自ら喜び、大量のアウトプットをして人から喜んでもらおうともします。

こうした過程を通じて、さらに地頭がよくなっていきます。つまり、どんどん学んでどんどん成長していく循環が起きているのです。考えることについても、行動することについても自然と効率が上がっていきます。

しかし地頭が悪い人は逆です。「そんなことをやっても意味がない」とか、「それを学んでも仕方がない」と行動しなくなっていきます。どんどん効率が悪くなっていくのです。

表現力がない

Human Girl Child - Free photo on Pixabay (458230)

地頭が悪い人の4つ目の特徴は「表現力がない」ということです。これは「アウトプット能力に欠けている」とも言いかえられます。表現力が無いから、表現をしなくなります。表現するための努力も及び腰です。そのため余計に表現力は悪くなり、人との交流も減っていくという悪循環になります。

これにはもう一つの側面があり「インプット能力に欠けている」ということも影響しています。インプット能力に欠けていると、なかなか新しいことが理解できません。理解力が欠けているからです。

理解力が欠けていると何が起きるかというと、「理解できないから、人に伝えられない」という結果になるわけです。うまく表現できないのは表現力が無いという側面だけでなく、理解できていないから伝えられないという側面もあるのです。地頭がいい人たちが常に表現力を磨いているのとは対照的です。

自分の価値観を人に押し付ける

Gun Shoot Cartridge - Free photo on Pixabay (458232)

地頭が悪い人の5つ目の特徴は「自分の価値観を人に押し付ける」ということです。1つ目の特徴に「人と意見が合わない」という点を挙げました。考えや意見が合わない人がいた時、それに耳を傾けようともしないで排除をする傾向があるというものでした。

その逆になるのが、この「自分の価値観を人に押し付ける」という側面です。つまり相手の考えやスタンスを確認しようともせずに、自分の考えを相手に押し付けるのです。どうしてこうしたことが起きるかというと、まず自分の考えは正しいと感じているためです。間違っているとの声があっても聞く耳を持ちません。

さらには前述の「表現力がない」という点が拍車をかけます。表現力がないため、相手に伝えることも上手くできません。そのため相手からすれば「押し付けられた」と感じてしまうようなのです。こうして次第に人が離れていってしまうわけです。

地頭を良くする方法

Kids Girl Pencil - Free photo on Pixabay (458233)

「地頭がいい」という言葉の意味を確認した上で、「地頭がいい人」の特徴と性格、また逆に「地頭が悪い人」の特徴を概観してきました。地頭の良い有名人も含めて見てきたことで、だいぶ理解が進んだのではないでしょうか。地頭が良い人間になりたいと感じ始めた人もいるはずです。

そこで今度は、地頭を良くする方法に注目することにしましょう。地頭というと天性のもののようにも思われがちですが、良くする方法があると言われています。5つの方法をご紹介します。

地頭はよくなるもの?

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