2019年3月12日 更新

穀潰しの意味と語源は?家庭や会社にいる穀潰しへの対処法と脱却方法

穀潰しというと、言葉の意味や語源からニートや不正に生活保護を受給している人をイメージする人が多いですが、実は会社にも穀潰しはいると言われています。周りの穀潰しへはどのように対処していけば良いのでしょうか。脱却方法と合わせてご紹介します。

お金を取る

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実家で穀潰しをしている場合、お金の心配がないからこそのんきに穀潰しをやっている可能性があります。もしもあなたの子どもが実家であなたからのお小遣いや遺産をあてにして穀潰しをしているようなら、お金を取るようにしましょう。

「朝食:300円」や「部屋の掃除:500円」などのように、全ての家事に対して料金を設定することで穀潰し自身が家事を行うようになる可能性もあります。もしくはお金を払うために仕事を見つけても良いでしょう。料金設定は意外と穀潰し対策に効果的です。
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学生時代のアルバイトで貯めたお金などで貯金に余裕がある穀潰しの場合は、料金設定をしても悪びれなく料金を払って人に家事をさせる場合もあります。そのような穀潰しに対しては、料金設定に加えて「朝7時に起床できない:500円」のような罰金制度も併用するとさらに効果的になることでしょう。

話を聞いてあげる

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働くのも家事をするのも嫌で穀潰しをしている人もいますが、もしかしたら働きたいのにどうしてもできない精神的な理由があって穀潰しをせざるを得ないのかもしれません。あなたの家族が穀潰しなら、責める前に一度話を聞いてみても良いのではないでしょうか。

たとえば「昼以降は活動できても朝食が作れない」などの時間帯で働けないのであれば、睡眠障害などの病気の可能性もあります。職場でパワハラがあって出社できなくなってしまったのかもしれません。単純に責めるより、一度穀潰しの話も聞いてみてあげましょう。

働けるよう支援をしてあげる

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もし穀潰しに労働意欲があって履歴書を出しても断られていたりして働けない場合は、穀潰しが就職できるように支援してあげることも必要になります。穀潰しに向いている仕事を一緒に探したり、自治体の就労支援などの制度も利用してみましょう。

就職活動だけではなく、家事も並行して行うようになれれば既に穀潰しではありません。もし労働意欲があるのでしたら、その就職活動が上手くいって社会に参加できるように周りの人のサポートが必要になる場合もあります。
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穀潰しから脱却したいと思っていても、ハローワークの場所を調べる気力がない人もいます。どのように面接で好印象を与えられるのか見当もつかない人もいるでしょう。もし相談された場合は、親身になって相談に乗ってあげるのも良いのではないでしょうか。

いくら親でも「穀潰し」は傷つく

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穀潰しというのは、冒頭から解説している通り強い侮蔑の意味を持つ言葉です。周りの人から言われて傷つくのは当然ですが、いくら厳しい親からでも「穀潰し!」と罵られると子どもの心は深く傷ついてしまうでしょう。たとえば就職活動で失敗が続いて傷ついている子どもに冗談でも「このままだと穀潰しになるよ」などという言葉は言わないようにしましょう。

ただし、明らかに働く意欲も家事をする気もなく親のお金でニート生活をしているような子どもに対しては、発破をかける意味で「穀潰し!働きなさい!」と怒るのも選択肢の一つです。子どもとの関係性や子どもの性格、就職活動の状況などを踏まえてから判断しましょう。

穀潰しから脱却する方法

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あなたの周りで、現在は穀潰しでも穀潰しから脱却して就職をしたいともがいている人はいないでしょうか。あるいは、あなた自身が現在は穀潰しと呼ばれるような存在であって、なんとか脱却したいのに気力が湧かないと悩んでいたりしないでしょうか。

穀潰しは、永遠に穀潰しなわけではありません。段階を踏んで対策していくことで、穀潰しから脱却することもできるでしょう。穀潰しから脱却するための方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

なるべく外へ出る

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仕事もしていなく、買い出しなどの家事をしていないと一日中家の中、しかも自分の部屋に引きこもり状態になってしまう人も珍しくはありません。部屋の中は安心できる場所ですが、ずっとそのままでは穀潰しからの脱却は難しくなってしまいます。

引きこもり状態になっている場合は、少しずつでも良いので外に出るようにしましょう。可能であれば、買い出しに同行したりおつかいをするなど店員さんとでも話せるような外出が望ましいです。引きこもり状態からの脱却が、穀潰しからの脱却にも繋がります。
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一日中部屋の中にいては四季などを感じることもありませんが、外に出ることで四季の移ろいによる時間の経過を痛感することもあるでしょう。「いつまでもこのままではいけない」という意識を持つためにも、積極的に外に出かけるようにしましょう。

部屋を掃除する

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家事もしていないで引きこもっていると、自分の部屋もどんどん汚れてしまいます。周りの人が掃除してくれる場合もありますが、まずは自分の部屋だけでも自分で掃除するようにしましょう。週に一回の掃除でも構いませんし、慣れてきたら一日に一度掃除していく習慣をつけるのも良いでしょう。

掃除によって身体を動かすことで、気分転換にもなります。天気が良い日に窓を開けて気分を入れ替えれば、引きこもり状態をやめて久々に外に出ようという気持ちになることもあるでしょう。ぜひ掃除をして悪い空気を追い出しましょう。

なるべく人に会う

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定期的に外出ができていても、店員さんとの会話だけでは味気ない生活になってしまいます。外出ができるようになったら、次は人との会話を始めてみましょう。ただし、穀潰し状態で学生時代の友達と会うと劣等感を刺激されることもあります。

ボランティアなどを始めてみるのも良いのではないでしょうか。誰かの役に立ち、感謝をされることは自己肯定感を高めることにも繋がります。仕事について言及されても「病気で休職中」や「不定期なシフト」のように答えれば不審に思われることもないでしょう。

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