2019年8月19日 更新

ぶっきらぼうな人の特徴は?本当は優しい?関係の深め方とは!

職場や学校などでも、ぶっきらぼうな人は、どこにでも一定の割合で存在します。初めは話しかけづらいですが、一度仲良くなると、意外と優しい人で、打ち解け合う事もあるのです。今回は、そんなぶっきらぼうな人の特徴や心理、どう付き合えばいいかを解説いたします。

些細な事でも褒めてあげる

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自己肯定感が低く、自信がないということは、褒められる経験をほとんどしていません。あからさまなお世辞を言う必要はありませんが、何かをやってくれたら、それがたとえやって当たり前のことだとしても、「やってくれてありがとう」という言葉を伝えてあげましょう。

そうすることで、人の役に立っている感覚を知ります。今までは、自分が誰かの役に立つ経験をしていない事が多いので、長所や得意分野に関して褒めてあげたり、基本的なことをしてくれた時に「あなたがやってくれるから助かる。ありがとう」ときちんと言葉にして、些細な事でも褒めてあげましょう。

ぶっきらぼうを改善する方法

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さて、この項目では、ぶっきらぼうを改善する方法についてご紹介いたします。ぶっきらぼうと言われている人にとっては、深刻な悩みである場合もあります。そのような人が、自分の長所を活かし、できる範囲でコミュニケーションも無難に最低限できるようになるための注意点をまとめました。

人が自分を理解してくれるようにするためには、自身も相手を理解する気持ちが必要です。いざコミュニケーションが大切な場で、最低限失礼のないように振る舞うには、どうすればよいのかを分かりやすく解説していきます。

笑顔を意識する

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まずは礼儀やマナーを大切にする必要があります。それにはいくつか項目がありますが、まずは「笑顔」です。笑顔は、接客を生業とする人達が一番最初に習い、特殊なスキルがない新人でも練習すればすぐにできることとして身につけるようにしています。

このようなスキルは、意識さえすれば、すぐにできるようになりますし、これができるだけで、かなり印象が変わります。冷たい対応と思われる原因としても、真顔で返答するなどは典型的な事例なので、微笑む程度で充分ですので、相手が笑っていたら、こちらも微笑むことで、同じ話題を共有している感覚になります。

笑顔に対して、こちらも笑顔で返す事で、相手にとっても、話を分かってもらえていると感じてもらうことが可能なのです。

挨拶をする

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挨拶をするということは、以前では、近所の人とすれ違った時には必ずするなど、家庭でも教育されてきました。しかし、最近では、近所付き合いが乏しくなり、都会に行くほど、気軽に知らない人と挨拶を交わす事もなくなりました。そのため、挨拶自体にあまり重要性や必要性を感じない人も増えてきています。

上下関係についても、以前ほど厳しくないため、年上の人には必ず挨拶するといったこともなく、SNSなどでも挨拶を省き、単発でつぶやくようなことが増えてきました。しかし、大人になってから働くようになると、挨拶ができないだけで仕事ができない人というレッテルを貼られてしまいます。

挨拶やお礼など、礼儀やマナーは、相手に聞こえる声ではっきりと伝える事がとても重要なのです。それができる人は意外と少ないので、ちょっとした挨拶ができるだけで、差をつけることができます。笑顔と組み合わせて挨拶できると、なおよいでしょう。

人と目を合わせて会話をする

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視線を合わせて会話することは、恥ずかしかったり難しく感じる人も多いですが、常に合わせる必要はありません。見つめ過ぎても不快感を与えてしまいます。どのくらいの頻度で視線を合わせるなどのルールを意識するよりも大切なのは、相手の話に関心を持つことです。

自分の好きなこと以外に興味を持たないのは誰しもあることですが、聞いてあげる姿勢と気持ちが重要なのです。まずは自分が人の話を聞く時の視線がどのようになっているか振り返りましょう他事をしながら片手間で聞いていたりしていては、あまり良い印象を与えません。

運転中などは逆に危険ですが、基本的にはスマホを見ながら聞いたりするのもよくないので、手を止めて話を聞くようにしましょう。目を合わせるのが数秒でも無理な人は、コツとしては、相手の目と目の中間を少し観察するようにしましょう。すると、相手にとっては視線があっているように感じます。

思いやりを持つ

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興味がない話に注意を向けるというのは、「思いやり」であり、「やさしさ」です。もし自分が相手の立場だったらどう思うか考える習慣を持ちましょう。自分がされて嫌だと感じることは、相手にしないようにすることが大切です。

もちろん、全ての話に対して、全力で聞く必要はないですが、バランスが大切なのです。たとえば、相手が真面目な相談や、真剣な話をしている時は、特に関心をもって聞く必要があります。一方、冗談だったり、作業中にちょっとした確認の質問をされた程度であれば、一度視線を合わせる程度でも問題ないです。

自分から人に関心を持つ

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ここまでの内容からも分かるように、人に関心をもつことができれば一番良いのです。実際には、関心がないことに無理矢理関心をもつことは、非常に困難であると言えるでしょう。しかし、思いやりを重視するのであれば、関心がない冷たい対応で相手を傷つけることは避けねばなりません。

聞き上手というのは、関心があるように見せることができる人です。対して興味がない内容でも、相手の気持ちを考えて、きちんと聞いてあげて、一緒に考えてあげることが重要です。心に余裕がないとできない事でしょう。余裕がない時は、無理する必要はないですが、その事だけは脳裏にとどめておきましょう。

ぶっきらぼうは悪気がない

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ここまで解説してきたように、基本的には「ぶっきらぼうな人」は、悪気がありません。そして、耐性がなく、苦手なことに対しては、どうしても挑戦しようという気持ちがないのです。自信もなく、自己肯定感が低い状態では、チャレンジ精神が育たないのです。

人は他人の出来ていない所にばかり気づきがちで、できることについては、「できて当たり前」と考える傾向があります。そのため、よほど特技がないと、褒められないという自己肯定感が育ちづらい環境にいるのです。

些細なことでも感謝したり、褒めてあげることは、「思いやり」でもあります。あらゆる人間関係に有効なことですので、「ありがとう」という言葉を積極的に使い、コミュニケーション能力を高めましょう。

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