2019年8月19日 更新

ぶっきらぼうな人の特徴は?本当は優しい?関係の深め方とは!

職場や学校などでも、ぶっきらぼうな人は、どこにでも一定の割合で存在します。初めは話しかけづらいですが、一度仲良くなると、意外と優しい人で、打ち解け合う事もあるのです。今回は、そんなぶっきらぼうな人の特徴や心理、どう付き合えばいいかを解説いたします。

人にどう思われてもいい

Young Asia Cambodia - Free photo on Pixabay (373813)

人を信用していないという前提があり、なおかつ人に興味がないということは、人にどう思われても仕方ないとあきらめている状態とも言えます。初めはつらい経験で傷ついたりもしてきたのですが、徐々に耐性が身に付き、自分は自分と考え、個人主義を貫くスタイルをとることを無意識に選んでいます。

どう思われるかを気にしていたら、引きこもるしかなくなってしまうので、みんなが仲良くおしゃべりをしていても、自分は一人で別の事をしていたり、飲み会でも、途中でつまらなくなれば帰ったり、仕事も嫌々やっていれば、定時ですぐ帰ったりします。

デメリットとして、場合によっては、社会人として一般常識がないと思われることもでてきます。

ぶっきらぼうな人との基本的な付き合い方

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ここまで「ぶっきらぼうな人」の特徴や心理面において、どのような行動や思考を持っているのか解説してきましたが、ここでは、実践的な内容として、「知り合い程度の関係」という前提において、職場や学校などで、一体どのようにすれば、ぶっきらぼうな人とうまく接する事ができるのかについて、その方法を紹介いたします。

変に気を使わない

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ぶっきらぼうな人は、人に興味がなく、1人でいたいと思っている事と、冷たい対応が普通であり、悪気はありません。コミュニケーションが不得意なだけですので、無理に得意にさせるわけにはいきません。ですので、そのような人だと理解してあげることで、変に気を使わなくて済みます。

一般的な気遣いは誰に対しても必要ですが、それ以上の過度な気遣いは不要ということです。悪気があるわけではないので、こちらもそういうもんだと思って接すれば、徐々に慣れてきます。ただし、だからといって他の人より適当に対応していいという意味ではないので、その点は注意が必要です。

傷つかなくていいと思う

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気を使わなくて良いということは、つまり、無駄に気を使って冷たい対応をされたとしても、傷つく必要は全くないということです。自分に対して敵意を向けてきたわけではないからです。こちらも普通に接するように心掛けましょう。

同じようにぶっきらぼうに対応する必要もありませんし、怒らせないように気を使ったりすることもないので、相手を理解さえしていれば、傷つくこともなくなります。ついこちらも、相手に対してないがしろな対応になってしまいがちですが、そうならないように注意しましょう。

割り切って付き合う

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気を遣わずに接するようにして、傷つく必要もないということが分かりましたので、万が一苦手だとしても、無理して合わせる必要もなく、割り切って淡々と付き合えば、それで問題ありません。特に職場や学校で、協同作業が必要になった場合も、割り切るようにしましょう。

相手にとって負担となるような期待を押し付けてしまっては、予想と違う対応をされた時に傷づきますし、相手にとってもマイナスでしかありませんので、両者にとって不利益となり、不毛なものとなってしまいます。

優しいところに注目する

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ぶっきらぼうな人の特徴の項目で、「本当は優しい」とご紹介したように、優しい側面も持ち合わせています。どんな人と接する際にも大切な考え方として、相手の長所を探すということはとても大切です。人は、ついつい相手の短所に目が向きがちです。

しかし、それではストレスばかりで愚痴や不満が湧いてくるばかりで、人付き合いが上手くできるようになりません。それぞれの気質や育った環境が異なるように、多様な価値観を受け入れる心の余裕が一層求められている必要な時代です。相手に高い期待を押し付けないようにしましょう。

ぶっきらぼうな人との関係の深め方

Megaphone Aerial Background - Free photo on Pixabay (373804)

ここでは、友人や恋人などの親密な関係として、「ぶっきらぼうな人」と付き合う方法についてご紹介いたします。「ぶっきらぼうな人の心理」で書いたように、ぶっきらぼうな人は、他人との距離感がうまくつかめなかったり、内向的であり、他人に対して心を閉ざしてしまっていることが要因として考えられます。

ですので、そういった人の心を開き、心を許してくれるようなコミュニケーションの取り方や行動のとりかたをご紹介いたします。

趣味を一緒に楽しむ

Talk Telephone Communication - Free photo on Pixabay (373806)

もし「ぶっきらぼうな人」がゲームが好きだとしましょう。そうしたら、そのゲームについて関心を持ち、一緒に楽しむようにすることで、心を開いてくれやすくなります。関心を持つことは優しさだと紹介しましたが、それについてはどのような関係でも当てはまります。

互いに関心を持つことで互いに似てくることもよくあるのですが、まずはこちらから歩み寄る必要があります。そのための最初の手段として、相手の趣味に合わせることも重要です。ですので、ぶっきらぼうな人が何に興味があるのかを、話を通じて把握することが重要です。

ぶっきらぼうな人でも、興味のあることに関しては、話をしやすいので、質問すると、比較的会話が弾みやすくなります。例えば、通信対戦ゲームであれば、一緒に遊んだりすることで、互いに家に呼び合う仲になることも実際にある話ですので、こちらから声をかけてあげましょう。

相手を否定しない

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ぶっきらぼうな人は、自分に自信がなく、自己肯定感が低いため、否定されたり、怒られたりすることに敏感に反応します。嫌なことはしない傾向があるので、一度人間関係が崩れてしまうと、もう会おうとしなくなってしまいます。仕事であったとしても、来なくなってしまう可能性があるのです。

このような傾向は、スマホを中高生のうちから触り、SNSを駆使するような世代に多い傾向があります。嫌な人はブロックして終わらせてしまう感覚で、気が合わない人と無理して付き合ったり、相手に合わせようとしないのです。そのため、否定されてしまうと、ブロック感覚で縁を切ってしまうのです。

急に連絡が取れなくなることもあるほどです。怒られ慣れていないとも言えるでしょう。否定されることに対するメンタルの柔軟性が弱いため、できる限り、相手を叱ったり、否定するような事を言わないように心掛け、万が一注意が必要であれば、伝え方に気を使うようにしましょう。

苦手なことを無理にさせない

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相手が苦手なや嫌なことは、関心がない為、取り組もうとしません。それを無理矢理やらせようとすると、自信がないため、自分の能力の無さを露見してしまう感覚になってしまい、上述したように、次から連絡が取れなくなってしまったり、反発をすることもあります。

適所適材という言葉があるように、人それぞれ長所があり、得意な事を任せることがパフォーマンスを最大化させることにもつながり、それが自分の得意分野の育成につながり、自信をつけることが可能になります。仕事や日常において、嫌な事もやる必要はあります。

しかし、必要最低限以上にやらせようとすると、「嫌なことを無理矢理やらせようとする人」というレッテルを貼られてしまうので、できる限り無理はさせないようにしてあげましょう。

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