2019年8月19日 更新

ぶっきらぼうな人の特徴は?本当は優しい?関係の深め方とは!

職場や学校などでも、ぶっきらぼうな人は、どこにでも一定の割合で存在します。初めは話しかけづらいですが、一度仲良くなると、意外と優しい人で、打ち解け合う事もあるのです。今回は、そんなぶっきらぼうな人の特徴や心理、どう付き合えばいいかを解説いたします。

ぶっきらぼうな人について

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みなさんの身近にも「ぶっきらぼうな人」はいるはずです。そんなぶっきらぼうな人に対して、なんとなく苦手意識を持っていないでしょうか?特に、一緒に協力しなければいけない場合等は、連携がとりづらく、声をかけづらいというように感じる人もたくさんいらっしゃいます。

今回は、そんなぶっきらぼうな人を理解し、うまく対応するための考察をご紹介いたします。相手の立場に立って考えることが必要ですので、ぶっきらぼうな人の特徴や心理をまずは理解しましょう。そうすることで、どのように対応すればよいかも自ずと分かってきます。

ぶっきらぼうの意味

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まずは、言葉の定義をしっかりと理解しておかなければいけないので、ぶっきらぼうの意味と、似た意味を示す類語をご紹介いたします。ここでいう「ぶっきらぼうな人」とはどういう人を指すのかを、まずは明示いたします。

意味

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ぶっきらぼうとは、ぶっきら棒とも書き、その意味は、「口のきき方や動作に愛敬がない。または、取扱い等が丁寧でなく、なげやりで乱暴なさま」を示します。

語源としては、2つ説がありますが、1つは、ぶっ切られた木の棒のように、丁寧でないさま。もう一つは、引き伸ばして切った白い棒状の飴のように、味や形に変化がないことから、素っ気ない人に対して用いるようになりました。

このように意味をあらためて理解すると、その人のもつ性質であり、悪気があるような語源ではないことが分かりますが、人に対して用いると、ネガティブなイメージを抱く事が多いと理解できます。飾らない性質に対して用いていた用語が、乱暴なイメージに結びついてしまったとも言えます。

類語

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同じような意味を示す別の言葉をご紹介します。「素っ気ない、不愛嬌、不愛想、無愛敬、つっけんどん」などが例としてあげられます。どれも「冷たい人、淡々とした人、コミュニケーションが苦手な人」というイメージがあります。

どれも愛嬌などが「無い」だけで、本人からすれば普通にしているだけとも言える言葉です。「無い」ことが「悪」とは限らないからです。ただし、挨拶や反応がない人に対して用いることもあるため、礼儀が無いという意味では、好印象ではないでしょう。

ぶっきらぼうな人の特徴

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それでは、ここでは「ぶっきらぼうな人」の特徴を解説していきます。先ほどの言葉の意味から類推しやすいものもありますが、他にもさまざまな特徴があります。主に行動に表れる特徴を例にあげましたので、1つずつ項目をチェックし、あてはまるかどうか確認していきましょう。

愛想がない

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まず初めに特徴として分かりやすいものが、愛想がないところです。ぶっきらぼうの言葉の意味が、そもそも愛想がないという意味です。これは、一言でいいますと、「態度がそっけなく、人に喜ばれる表情や対応をしない」ということを意味します。

つまり、無愛想ということですが、相手の気持ちを考えて、笑顔であったり声のトーンや言い方を気にしない状態です。挨拶をしても、にこやかな表情もなく、うなずくだけだったりするので、接客業には向いていませんが、黙々と1人でやる仕事には向いていると言えるでしょう。

コミュニケーションが苦手

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最近ではコミュ障という言葉が流行っていますが、その中にぶっきらぼうな人も含まれている事が多く、人とのコミュニケーションが苦手です。なぜ相手が怒っているのか分からずに困惑してしまったり、困っている人に、どのように言葉をかけてあげれば良いのか分からないといった状態になります。

気の利いた言葉を選ぶことも苦手としますので、恋愛においても、ロマンティックなシチュエーションが不得意です。自分の応対が、予想以上に悪い印象を与えてしまう事もあり、そのような経験が積み重なったり、なんて言えば良いか分からずに黙ってしまうことで、人との会話に苦手意識を感じてしまうのです。

恥ずかしがり屋

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また、自分のコミュニケーションが苦手だと気づいている人は、自分の欠点を人に見せたくない気持ちや、緊張してしまったり、焦ったりしてしまうこともでてくるため、そんな状態を見られることに対して、恥ずかしいと感じるようになってしまうこともあります。

特に、幼少期に「挨拶もできない子」というレッテルを貼られてしまうと、自分自身がそういう人なんだというバイアスがかかり、より一層そのようになってしまう心理があります。このような場合は、なかなか改善できないので、さらにコミュニケーションが苦手になり、悪循環となってしまうこともあります。

自分に自信がない

Wooden Door Doorway Entrance - Free photo on Pixabay (373841)

また、幼いころから承認欲求を満たされず、自己肯定感という自分自身を肯定できる気持ちが育っていない場合、自信が無いと常に思うようになってしまい、自分より優れたと思う人や、年上の人の前では、過度に委縮してしまう事もあります。

自信の無さから、一度、人とのコミュニケーションに苦手意識を持ってしまうと、こもりがちになってしまったり、チャレンジしても「どうせ自分なんかにはできない」という偏見を抱くようになってしまい、挑戦することに憶病になってしまいます。

そのような場合は、結果として、チャレンジしなければ結果も得られず、自信をつけることができないまま育ってしまうのです。

人と目を合わさない

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自分に自信がなく、恥ずかしい気持ちもあり、自己肯定感が低い状態が重なると、1人でいる方が楽に感じることが多い為、無意識に苦手意識が目線に表れます。誰しも見たくない物からは目を背けるように、人と目を合わせて話す事が苦手になってしまうのです。

ぶっきらぼうな人ではなくても、恥ずかしがりの人にも多い傾向がありますので、視線を合わせない事がすべて「ぶっきらぼう」というわけではありませんので、注意が必要です。

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