2019年10月11日 更新

自己完結する人の話し方の特徴とは?仕事では困ることも?

自己完結の意味をご存知ですか。みんなが納得していなくても、自分だけ一人で納得して落ち着いてしまっている様子を言います。そういうタイプの人は、一体どんな話し方をするのでしょうか。メリットやデメリット、仕事場で困らせることは何か、自己完結の直し方までを解説します。

自己完結な人を直すための6つ目の方法は「自分で決める前に人の意見を聞く」ということです。前述した通り「とにかく人の話を聞く」「自分が100%あっていると思わない」ということです。

そうすることで、人の意見やアドバイスも参考にしながら「考え」を組み立てるという練習を重ねるわけです。ここでいう「自分で決める前に人の意見を聞く」と何が違うかと言うと、この練習を「思考過程」のタイミングだけでなく、「決断する」というタイミングの前にも再確認するようにするのです。

人の意見も参考にしながら組み立てた意見かもしれません。しかし自己完結の人がそう簡単に直るとは思えません。その意見から導かれた「結論」は、もしかしたら自分だけで考えた独りよがりな結論になっている可能性もあります。そこを再度チェックしてみましょう。ここまで練習すれば改善手法としては万端です。

相談してみる

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自己完結な人を直すための7つ目の方法は「相談してみる」ということです。「相談してみる」といってもいろいろなタイミングがありますが、ここで最後にオススメしておきたいのは「自己完結してしまう性格そのものの相談をするということです。

「自己完結している自覚が無いのに周囲から指摘されて困っている」というタイミング、「自己完結を直したい」というタイミング、「自己完結を直すために実践を繰り返している」というタイミング、そうしたあらゆるタイミングをつかまえて、人に相談をするのです。どれくらい改善しているかを聞いてみましょう。

もし「自己完結の傾向がどれくらい直っているか」を自分だけで判断しようと思うなら、それこそ自己完結が直っていない証拠です。ぜひ進捗を人に相談するクセをつけていきましょう。意外な助言が得られてスピードアップにつながることもあるはずです。

自己完結には注意

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「自己完結」をテーマに、様々な角度から解説をしてきました。自己解決の人は、人の助けを借りることなく、自分の力で成し遂げるという強さを持っています。優秀な資質をもった人も少なくありません。

しかし、みんなを置いて自分だけで納得してしまうという独りよがりなマイナスの意味もあります。人の意見も聞かず、周りの人への配慮もありません。職場においても様々な迷惑をかけるということがご理解いただけたのではないでしょうか。

自己解決な人は、何でもこなせる優秀な人かもしれません。しかし、その性格や発言によってトラブルが起きることもあります。ご紹介した改善方法も参考にして、ぜひより良い環境をつくっていって下さい。

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