2019年10月11日 更新

自己完結する人の話し方の特徴とは?仕事では困ることも?

自己完結の意味をご存知ですか。みんなが納得していなくても、自分だけ一人で納得して落ち着いてしまっている様子を言います。そういうタイプの人は、一体どんな話し方をするのでしょうか。メリットやデメリット、仕事場で困らせることは何か、自己完結の直し方までを解説します。

自己完結の人の特徴の2つ目は「あまり深入りしないタイプ」ということです。自己完結の人は自分の中だけで全てが完結します。考えることについても自分の頭だけで完結します。人から助けをもらう必要性も感じていません。

そのため、何事においても圧倒的に「自分」が優先の志向になります。「他人」には興味が無いのです。周りの人のことには深入りしようとはしません。その必要性すら感じていないと言って良いでしょう。なぜなら「他人は自分とは関係がない」と捉える傾向にあるからです。

自分のことは自分でやる

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自己完結の人の特徴の3つ目は「自分のことは自分でやる」ということです。これは徹底しています。他人の力を借りることなく何でも自分でこなします。自分でこなせると信じているため、人から助けを借りるという発想もありません。自分のことは自分でやることを美徳と考えている人が多いようです。

そのため、周りから助けが来たり、意見やアドバイスが来たとしても、多くの場合は拒絶をする傾向があります。ありがたいと感じるどころか迷惑だと思う人もいるようです。なぜなら自分のことは自分でできると信じているからです。周りからの助けは、逆に邪魔になると考えることすらあるようです。

興味がないことには関心がない

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自己完結の人の特徴の4つ目は「興味がないことには関心がない」ということです。これは「自分だけで完結するから他人からのヘルプに興味がない」という構造と同じです。興味のあることは必死で取り組みますが、興味のないことは取り組みません。関心をもつ必要性を感じないのです。

自己完結する人には「やりたいことが多い」と言われています。なぜなら自分で解決することの楽しみを知っているからです。次から次へと取り組んでみたくなる傾向があるようです。そういう理由からしても、興味がないことに関心をもつだけの必要性を感じることがないのです。

協調性がない

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自己完結の人の特徴の5つ目は「協調性がない」ということです。ここまでの解説からもわかる通り、自己完結する人の最大の優先事項は自分です。自分の力だけで全てを終わらせることができると考えています。また、周りの意見やアドバイスは邪魔になることもあると感じています。まさに協調性が無いのです。

周りからヘルプを得ることに興味がないということは、周りを助けようというつもりも無いということになります。人と会話をする時、結論を伝えるだけで終わってしまうのは、周りのためを思って伝えているわけではないからです。「他人は他人、自分は自分」という発想ゆえに協調性が無くなってしまうのでしょう。

自分の意見が結論だと思っている

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自己完結の人の特徴の6つ目は「自分の意見が結論だと思っている」ということです。自分の意見は結論なのです。だから会話においても「伝えて終わり」という状況になります。

普通であれば、意見を伝えることによって、聞き手からコメントがもらえるものです。そうしたやりとりを通じて、新たな発見や新たな着想が得られることもあるはずです。そうしたアイディアをさらに加えることで、元々の自分の意見をさらに素晴らしい結論へと進化させていくことができます。

しかし自己完結する人からすれば、そういう必要は無いと感じています。なぜならすでに自分の考えたことは、単なる意見ではなく最終結論だと考えているからです。人からコメントやアドバイスをもらう必要を感じないのです。

恋愛でも自分勝手

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自己完結の人の特徴の7つ目は「恋愛でも自分勝手」ということです。たしかに、人の力を借りずに自分だけでやり遂げようとする姿勢は立派です。強い自主性をもった優秀な人間のようにも聞こえます。しかし、それが行き過ぎると、自分勝手で独りよがりな人間になってしまいます。

そうした人の場合、仕事の場面だけでなく恋愛の場面においても自分勝手が目立つようになります。極端な例でいけば、告白すれば付き合ってくれるはずだと思っているタイプもいます。なぜなら付き合うことになるのが当たり前であり、それが今後あるべき当然の結論だとすら考えているからです。

それを断るというのは自分の結論と相違しており、相手の判断がおかしいのだとすら思う人もいるようです。まさに自分勝手の極みと言えますが、自己完結する人には恋愛においても自分勝手な傾向があるようです。

仕事で困る自己完結シーン

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自己完結する人の話し方や特徴を解説してきました。たしかに自分で解決できるという意味ではプラスの意味もあります。助けを借りずに動くことができるという点は、仕事場でも重宝がられることでしょう。

しかし今までに紹介してきた通り、人の話を聞くことができない点や、自分勝手に動いてしまうという性格、また周りに対する配慮が無いといったマイナスの側面もたくさんあるわけです。

こうしたタイプの人は、職場でも多くの人を困らせると言われています。具体的にはどんなシーンで人を困らせることになるのでしょうか。ここでは7つのシーンをご紹介します。

職場でコミュニケーションが取れない

Startup Business People - Free photo on Pixabay (463012)

仕事で困る自己完結シーンの1つ目は「職場でコミュニケーションが取れない」というものです。「自己完結の人の特徴」で紹介した通り、自己完結の人には協調性がありません。全員がそうだというわけではありません。しかし、いつでも他人より自分を優先する傾向があることはたしかです。

そのため職場でコミュニケーションが取りづらいということがよくあります。職場には様々なタイプの人がいるので話しやすい人もいれば話しにくい人もいるでしょう。もし他人を思いやる気持ちがあれば、ある程度の壁は乗り越えられます。

しかし、そもそも「相手とわかり合いたい」との思いやりの気持ちがないのであれば、当然のことながら対話は難しくなります。コミュニケーションが取りづらいという関係性になってしまうのです。

意見をまとめるのに時間がかかる

Survey Opinion Research Voting - Free photo on Pixabay (463015)

仕事で困る自己完結シーンの2つ目は「意見をまとめるのに時間がかかる」というものです。自己完結の人は自分の考えが正しいと思う傾向にあります。他の人の意見に耳を傾けようとしません。

もし意見の相違があれば、主張しあって議論すれば、さらにいいアイディアになるかもしれません。しかし自己完結の人は議論を避けるタイプが少なくないといいます。結論だけ言って、その根拠となる過程を示すのが面倒なので、そもそも議論に発展しないのです。

そのため意見をまとめるのに時間がかかるという現象が起きてしまいがちです。

ズバッと言うのでトラブルになる

Frustrated Annoyed Person - Free photo on Pixabay (463017)

仕事で困る自己完結シーンの3つ目は「ズバッと言うのでトラブルになる」というものです。これも前述の通り、結論だけ言って、根拠となる過程を示すのが面倒だという性格に端を発します。相手の気持ちや感情を探ることなしに、最後の結論だけをズバッと言うのです。

その結果として、相手を逆なですることもあります。順を追って思考過程を説明したり、タイミングに応じて相手の意見を尊重したりということがありません。

そのため、相手の意見を全く聞くこともなく、まるで無視しているかのように自己主張しているような印象を与えてしまいます。トラブルになっても不思議ではありません。

人の意見を聞かない

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