2019年5月25日 更新

おみくじの末吉の意味は?小吉や吉との関係とおみくじの種類や順番

新年の皮きりにおみくじを引く人は多いでしょう。ただそこで悩んでしまうのは吉や小吉が出たときはどっちがいい運勢なのか、おみくじの順番はどうっだったのかなど知らない事が多い点です。その為この記事ではおみくじの順番から発祥、珍しいおみくじなどを網羅してお届けします。

目次

末吉と小吉って同じじゃないの?おみくじの順番と意味

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ほとんどの方がおみくじを引いたことがあるでしょう。大吉がでればもちろん嬉しいですが末吉や小吉だと喜びきれないことが多いです。

では末吉と小吉はどちらの方が運勢がいいのか知っている人はどれだけいるでしょうか。この記事では知っているようで知らないおみくじの順位や意味、レアなおみくじなど紹介致します。

知っていれば一年の初めに引くおみくじや、旅行先で引いてみたいおみくじなどの楽しみも増えていきます。また処分の方法も正しく知り失礼の無いようにしましょう。

末吉と小吉は全く別物!

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よく混乱するのは、末吉と小吉のどちらの方が運勢がいいかという点です。これはすぐに出てこない人がほとんどでしょう。咄嗟に出てこず、ネットで調べる人も多いはずです。

イメージとしてはほとんど一緒のように感じますが、実は似て非なる別物なのです。吉という文字に惑わされて、喜んでしまわないように気をつけましょう。

それでは実際になにがどう違うのかを解説していきます。自分の引いたおみくじを正しく理解することでより的確に開運への近道を目指しましょう。

吉と中吉も勘違いされやすい

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末吉と小吉と同様に、吉と中吉もその優劣などが勘違いされやすい2つです。普通の吉に「中」が付いているのだから中吉のほうが上と考える人もいれば、中=半分と考えて中吉のほうが下という人も目にします。

どちらも一見すると納得のいく言い分ですがどちらかは間違いです。また、更に理由も正しいとは限らないので本当に正解はどちらでもないと言えるでしょう。

この機会にしっかりと双方の意味を理解し、吉凶の順番を覚える事でしっかりとおみくじからの意図を読み取れるようにしましょう。

大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶

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ずばり、おみくじの優劣は「大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶」です。意外に思う人もいるかもしれませんが、吉が上から2番目の運勢なのです。

また吉とついていても末吉は下から2番目です。「末」には末端、たいしたことのないという意味もあると覚えておけばわかりやすいでしょう。

おみくじの優劣も日常生活ではなじみも薄く、間違いなく優劣を応えられる人はかなり少数に限られます。では、この順番を念頭に入れ、話を進めていきましょう。

おみくじの起源

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今となっては寺社仏閣などで必ず目にするようになったおみくじですが、その始まりはいつ、誰によるものだったのでしょう。また、どういった経緯で私たちにも馴染みのあるものへと変化したのでしょう。

寺社仏閣などは中国を起源とするものが多いイメージですが、おみくじも中国からの始まりなのか、それとも日本固有のものとして生まれたのかも確認しましょう。

より深く知ることで、たんなる「占いツール」でしかなかったおみくじがより深く読み込むことができるようになるかもしれません。

平安時代に発祥

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おみくじの発祥は平安時代までさかのぼります。今から約1000年前に元三大師という僧侶によって始められたといわれています。

今となっては一般の人向けに今後の占いを伝えるものとして普及していますが、発祥当時は目的なども大きく違うものでした。

ではより詳しく、誰がどういった目的で発案し行うようになったのか、また今のようなかたちになったのはいつごろなのかを解説していきましょう。

天台宗の僧 良源が発案者と言われている

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先にも触れたように、発祥は元三大師の名で知られる良源という僧侶によって始められました。天台宗の僧だった良源が「神様の意志」を伝える為に始めたと言われています。

良源は天台宗に入門後、めきめきと頭角を現し966年に天台宗の最高位である天台座主に上り詰めたといわれています。それまでに仏教僧との法論で論破したり、皇后の安産祈祷を成功させるなどの実績をもつ僧でした。

角大師、豆大師、厄除け大師などの尊称で親しまれ、東京を中心として全国に良源を祀る寺院があります。おみくじの祖といわれる良源を祀る寺院でおみくじをひくのもまた違ったご利益があるのではないでしょうか。

おみくじの役割は神の意向を知ること

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元々のおみくじは、神の意向を確かめ国政に活かすことが目的です。天災が続く時の解決策や国政の重要人物が病に倒れたときの治癒なども神への祈りによって解決を求めいていたことが色濃く反映されています。

後に良源は漢詩が100書かれたものに番号を振り、別で用意した数字の入った棒を引き同じ番号の漢詩によって吉凶を占うという現在のおみくじの元を考案したとされています。

現在でも数字の書かれた棒が入った円錐型の箱から1本引き出し、同じ番号のおみくじをもらうという形式を多く目にしますが、その元となったのがこの方式です。

一般人の運勢を占うツールとなったのは鎌倉時代

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そしてより世間へと定着したいったのが鎌倉時代だったとされています。また、当時は自分でおみくじを書いてもらう紙を用意するのが一般的でした。

寺社仏閣などへ参拝した際に持参した紙へ吉凶の占い結果を書いてもらうようになり、全国へと普及されていきました。

そこから段々と紙を持参せずに済むようになり、現在の形になったとされています。今では番号を引くのみでなく、直接占い結果が掛かれた紙を引き当てたり、占うジャンルが特定されているものなどへと派生していきました。

凶だけでも5種類!おみくじの種類・順番は統一されていない

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