2019年7月31日 更新

慈悲の瞑想の効果ややり方とは?慈悲の瞑想がもたらした奇跡も

慈悲の瞑想をすると「奇跡が起こる」や「うつが予防できる」と話題になっています。慈悲の瞑想とは脳にどんな影響を与えているのか?どんな効果があるのでしょうか?また、マインドフルネスとの関連性や、慈悲の瞑想のやり方について詳しくご紹介いたします!

慈悲の瞑想とは

Incense Smoke Love - Free photo on Pixabay (502306)

日常生活からは、聞きなれない「慈悲の瞑想」という言葉。それもそのはず、この慈悲の瞑想とは、仏教から伝わる瞑想の方法のことを言います。

近年話題の、「マインドフルネス瞑想」との違いは、やり方や用途が違うだけで、根本的に得られる効果としてはほとんど差異はありません。マインドフルネス瞑想が、「今ここに全力を注ぐ精神状態」になれることに対し、慈悲の瞑想は「生きとし生けるもの全てに慈しみの心」を持てるようになる瞑想です。
Balance Meditation Meditate - Free photo on Pixabay (502304)

慈悲の瞑想をもっと具体的に解説すると、「嫌いな人」に対してストレスを感じなくなったり、「イライラしている精神状態」が緩和されたりと、心がとても穏やかで安定し、愛情深く生きることができる瞑想法ということになります。

慈悲の瞑想と同じく、マインドフルネス瞑想も、その他の瞑想も、「今ここに集中」することができ、「精神のバランス」を保つことができます。このような効果にプラスして、慈悲の心や、慈しむ気持ち、感謝の気持ちが最も湧きやすい瞑想法が「慈悲の瞑想」です。

ストレスを抱えやすい現代人にとって、ピッタリな瞑想法といえますし、精神状態が乱れやすい方へも大変オススメの瞑想法になります。今回は、この効果抜群の「慈悲の瞑想」について、詳しく解説していきますので、ぜひ実践してみてください!

慈悲の瞑想の効果

Tea Cup Rest - Free photo on Pixabay (502319)

慈悲の瞑想とは、どのようなもので、どんな効果が期待できるのか?慈悲の瞑想の効果について詳しくご紹介していきます。

心や脳を落ち着かせる

Brain Mind Psychology - Free image on Pixabay (502801)

慈悲の瞑想の効果には、「心を落ち着かせ、脳を効率的に使えるようにする」という効果があります。瞑想をすることによって、「今ここに意識を集中する」ことができ、脳の活性を促し、自然と心が落ち着くような方向へと向かうことができます。

心の働きと脳には密接な関係があり、脳をコントロールすることによって、心が落ち着きます。慈悲の瞑想とは、このように、心の安定をはかることも可能になります。

集中力がアップする

Pen Color Paint The - Free photo on Pixabay (502805)

慈悲の瞑想をすることによって、「集中力」も次第に上がっていきます。これは瞑想全般の効果に言えることですが、瞑想をすることで、認知活動に必要なガンマ波が増えるため、集中力がアップしていきます。

瞑想をすることで、効率的に脳を刺激することができるため、集中が切れてしまって仕事や勉強ができないときも、慈悲の瞑想を10分ほど取り入れることによって、すぐに集中力が復活します。

睡眠の質が上がる

Cat Domestic Sleep - Free photo on Pixabay (502806)

慈悲の瞑想を繰り返すことで、脳の活動と休息をコントロールできるようになり「睡眠の質が向上」します。睡眠が浅いときや、寝つきが悪いときとは、脳が異常に「興奮状態」であり、身体への指令が交感神経優位になっています。

交感神経が優位になると、身体や脳は「戦闘モード」となるため、良質な睡眠をとることができません。しかし、慈悲の瞑想を行うことによって、「休むときには休む」というスイッチの切り替えが自然とできるようになります。

このような理由から、瞑想をすることで、深い睡眠で身体や脳をしっかりと休めることができるのです。

愛情深くなる

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慈悲の瞑想の特有の効果ですが、「愛情深くなる」ことが多く見受けられます。これは、慈悲の瞑想が「生きとし生けるもの全てに感謝と慈しみの心」をもつことを目的とした瞑想のために起こる効果といえます。

何か嫌なことがあっても、環境的に不満があっても、すべてに感謝ができるようになる「慈悲の瞑想」を行うことで、誰に対しても、何に対しても愛情深く接することができるのです。

アンチエイジング

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慈悲の瞑想が「アンチエイジング」に直接影響することはありませんが、間接的な影響は大きいです。例えば、慈悲の瞑想は「ストレスの緩和」を促し、誰に対しても「愛情深く」接することができるようになるため、いつもご機嫌で笑って過ごすことができます。

いつもストレスにまみれて険しい顔をしている人や、不平不満や愚痴ばかりを言う人、怒ってばかりで自分のことばかり考えている人たちの顔と、いつも機嫌よく、心地の良い状態へと自分自身をコントロールできる人の顔を思い浮かべてみてください。

どちらの顔が魅力的で、美しく、若々しいでしょうか?結果は一目瞭然ですよね。慈悲の瞑想には、このように、自分自身をいつも「ご機嫌」にできる効果があります。

慈悲の瞑想のやり方

Buddhist Ritual Water - Free photo on Pixabay (502484)

慈悲の瞑想の効果をご覧いただいて、早速今からやってみたいと思われて方も多いことでしょう。ここからは、「慈悲の瞑想のやり方」について詳しく解説していきます!

いきなり全ての段階をやることは難しいと思いますので、初めは「自分への慈悲の瞑想」の部分のみを行ってみても構いません。慣れてくれば、次の段階へと進んでいきましょう!

背筋を伸ばし目を閉じる

Buddha Zen Meditation - Free image on Pixabay (502816)

瞑想に入る前に、身体をリラックスさせましょう。できれば座禅を組み、背筋をピンと伸ばした状態で目を閉じます。
手や肩の力を抜いておき、太ももの上にゆったりと乗せておきます。

出来るだけ心を落ち着かせ、瞑想に入りやすい状態にするためにも、照明やその他の環境には気を配るようにすると良いです。また、なかなか集中できないときは、深い呼吸を数回行い、呼吸に集中するようにしてみましょう。

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