2019年3月17日 更新

トランス状態の入り方のコツは?トランス状態に入る音楽や瞑想法も

トランスという言葉は聞いたことありますね?トランスの意味とは?トランスへの入り方とは?音楽にも催眠にもいろいろと使われるのがトランスです。またトランス状態に入るための瞑想の仕方についてもご紹介していきましょう。

トランス状態の意味とは?

China Buddha Statues Religion - Free photo on Pixabay (97888)

「トランス」という言葉は聞いたことありますよね。トランス状態、トランスミュージック・・・など
それではそのトランスとはどういうものでしょうか?これから見ていきましょう。

トランス状態の意味

Vampire Voodoo Halloween - Free photo on Pixabay (99441)

「トランス状態」とは変性意識状態の一種です。入神状態、恍惚状態、脱魂状態とも呼ばれることもあります。
・催眠により、表層意識が喪失して内部の自律的な思考や感情が現れるもの
・・・・これはシュールレアリズムの「自動手記」とか、自己治癒能力を高めるための自律運動なんかがあてはまりますね。

・ヒステリーや、カタレプシーによる意識の喪失
・・・・精神疾患に見られる現象です

・宗教儀式による法悦状態
・・・・イタコや沖縄のユタのような憑依現象。ヴードゥ―や、南米インディオの植物を使用した呪術、アフリカ呪術、いわゆるシャーマニズムにおける脱魂、憑依現象を、「トランス」といいます。

変性意識状態の意味

Meditation Buddhism Monk - Free photo on Pixabay (99724)

変性意識状態は、日常とは全くかけ離れた意識状態の事です。

「アルタードステーツ」という悪夢のような映画がありましたが、そういった非日常的な意識状態から、宇宙との一体感、至福体験、万能感といういわゆる悟り、見性、あるいは大洋感情といわれるものから、憑依現象のようなトランス状態,瞑想によってもたらされるリラックスした意識までを含む変性意識のことを言います。

トランス状態=変性意識状態ではない

Meditate Meditation Peaceful - Free photo on Pixabay (99764)

トランス状態は、あくまで変性意識状態の一部なのであって、イコールではありません。

トランス状態に誘う音楽

Warak Puppet Traditional - Free photo on Pixabay (99770)

それでは、トランス状態にいざなう音楽にはどのようなものがあるでしょうか?次にご紹介していきましょう。

北アフリカ・モロッコの伝統音楽「グナワ」

Morocco Africa Village - Free photo on Pixabay (99789)

ボサノバ、サンバのルーツがアフリカのカンドンブレの呪術、トランスにいざなってゆく音楽であるように、アフリカには呪術のための、優れた音楽がたくさんあります。

グナワ音楽も、悪霊払い、病気治療のためのモロッコの呪術音楽です。
グナワ音楽の有名なミュージシャンには、ハッサン・ハクムーンなどがいて、マーカス・ミラーなどとも共演しています。

ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリンなど、グナワ音楽に影響を受けたミュージシャンは少なくありません。

カンドンブレもそうですが、アフリカ音楽の複雑で洗練されたリズムは、他の音楽にはなかなか見られないものです。
アフリカのヒーリングドラムの演奏家、ヤヤ・ジャロによりますと音楽は宇宙の秩序(クレコロ)を目指すものです。

また人の心には白い心(善良さ) または暗い心には、赤い心、黒い心があり、
・白い心・・・・他人とわかちあえる、他人をうらやんだりしない、オープンである
・赤い心・・・・意地悪、冷酷、利己心の強さ
・黒い心・・・忘却、閉ざされた心、自覚なくトラブルを引き起こすもの

赤い心は、悪霊を引き寄せ、黒い心は混乱を引き寄せるので両方とも調和を乱すものとされています。~「アフリカの智慧、癒しの音」 ヤヤ・ジャロ

音楽は宇宙の秩序を回復させるもの、調和を目指すものなのです。

インドネシアの民族音楽「ガムラン」

Temple Buddha Buddhism - Free photo on Pixabay (102985)

また、インドネシアには「ガムラン」があります。不思議な余韻が、あとに残る打楽器音楽をお聴きになった方も多いのではないでしょうか?

世界遺産のボロヴドゥール寺院もインドネシアですが、インドネシアにはもともとの精霊信仰の上に、ヒンドゥ教、仏教、イスラム教が発展しました。イスラム教の勢力が強いのがジャワ、ヒンドゥ教の勢力の強いのがバリです。

幻想的な影絵、ワヤンの話にインド神話のクリシュナが登場するのはヒンドゥ教の影響です。善悪の二項対立ですが、善が惡を滅ぼすという勧善懲悪ではありません、善悪はバランスをとって世界は調和するのです、

ガムラン音楽もそうした二項対立の影響を受けています。AのパートにBのパートを組み合わせると、Cという旋律が出てくるというものです、こうした音楽技法をコテカン(kotekan)といいます。

またガムランは16ビートもしくは、32ビートで対になって演奏されますが、その微妙なずれによって生まれる音のうねりをオンバ(ombak)といいます。

反復と余韻で聴かせる音楽で、まだ小さな少女の踊り子が延々と二時間くらい、恍惚として踊ったりします、アフリカのビートが身体に作用するのに比べて、こちらの方は脳に直接作用するような感じです。

雰囲気としては、ガムランはインドのアーユルヴェーダ音楽に似ています。アーユルヴェーダ音楽は、インドの古来からの医療を目的とした音楽です。

あと、音楽を医療として考えていたものには、ギリシャのピュタゴラスがいました。

超心理学者ロバート・モンローの「ヘミシンク」

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また、体外離脱体験をしたロバート・モンローの開発した、「ヘミシンク」というヒーリングミュージックがあります。

いわゆるヒーリングミュージックで、雨や海などの自然音と静かなピアノ曲がミックスされていたりして、トランスというよりは、リラックスミュージックですね。寝る前に聴くと、よく眠れそうです。


今までご紹介したトランスミュージックは、すべてyou tubeで検索すれば聴くことができます。
ラジニーシ和尚のところで発売されている、瞑想ミュージック、ヒーリングミュージックなんかもこういう感じの曲が多いです。

トランス状態の入り方

Hemp Leaf Cannabis Sativa - Free photo on Pixabay (103088)

それでは、トランスへの入り方といくつかのコツと方法をご紹介していきましょう。

薬物の使用で意図的に入る

Cocaine Drugs Death Chemical - Free photo on Pixabay (103091)

薬物の使用で意図的に入っていく方法があります。
コカイン、マリファナ、マジックマッシュルームなどです。

こうした薬物は日本では違法ですのでやめましょう。特に中毒性のあるコカインは恐ろしいのでやめましょう。

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