2019年3月17日 更新

トランス状態の入り方のコツは?トランス状態に入る音楽や瞑想法も

トランスという言葉は聞いたことありますね?トランスの意味とは?トランスへの入り方とは?音楽にも催眠にもいろいろと使われるのがトランスです。またトランス状態に入るための瞑想の仕方についてもご紹介していきましょう。

電気的な刺激を脳に与えて入る

Brain Human Anatomy - Free image on Pixabay (103183)

また、重い精神疾患、躁うつ病、統合失調症の治療法として電気けいれん療法があります。
脳に電気を通し、けいれんさせるものです。
オウム真理教のニューナルコという修行法にも取り入れられていました。

副作用として、認知症、頭痛、血管系の障害があります。医療目的としてもあまり勧められない方法ですので、トランス目的ではもってのほかでしょう。

修行で入る

Monk Hands Zen - Free photo on Pixabay (103205)

まったく副作用もなく、お勧めなのは坐禅です。

しかし、やりはじめたころは、足が痛いのと時間のたつのが遅く感じられるのとで、トランスどころではないでしょう。
また、慣れてきても、そんな簡単にトランスには入れません。

ある程度慣れてくると、「魔境」といって、あり得ない幻覚を見たり聴いたりすることはあります。接心と言って何日も続ける坐禅修行で疲れてきた頃によく魔境を見ます。あり得ない風景や人が見えたりします。天女の舞っているのを見る人もいますし、美しい菩薩を見る人もいます。幻覚という自覚ははっきりとあるのです。

ただし、禅ではそれはほとんど意味のないこととされています。
仏教ではこの世自体が夢のようなものですから。

自分でもできるトランス状態の入り方

Meditation Zen Chan - Free photo on Pixabay (103216)

それでは、次に自分で行えるトランス状態にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

ヘミシンクなどのを音楽を聞く

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ヘミシンクの音楽を聴くのはいいかもしれません、しかし、どちらかというと脳をリラックスさせるような音楽ですので、眠くはなっても、それが脱魂状態になるかは、はなかなか難しいかもしれません。

ガムランやグナワのようなトランスミュージックの場合、脳はハイな状態にはなるかもしれません。こちらの音楽のほうがトランス状態には近くなるでしょう。

瞑想をする

Buddha Meditation Buddhism - Free photo on Pixabay (103236)

ヨガの瞑想、また禅寺での坐禅という方法があります。

一人でもできますが、最初は禅寺、またはヨガ道場に行き、ちゃんとした老師や師匠を見つけて指導してもらうのが一番いいでしょう。
一人ですと、気が散ってしまうのと、最初はなかなか集中するのが難しいからです。

大勢で行ったほうが集中力は高くなり、効果的なのです。
また気の流れもよくなりますので、健康的になります。

アルコールを摂取する

Alcohol Alcoholic Bar - Free photo on Pixabay (103551)

アルコールの酩酊状態も、神経を和らげるという意味では手軽でいいかもしれません。
しかし、薬物のいくつかと同じように、アルコールは中毒しやすいのです。

アル中になる危険もありますし、また酒乱になるおそれもありますからアルコールの摂取は適度な量で抑えるようにしましょう。

肉体的・精神的なストレスを高める

富士やまとくん on Instagram: “【平成30年度 大和修験會 冨嶽両界峯入修行】  #大和修験會 #冨嶽両界峯入修行 #Fujimountain #富士山 #海拔3776 #日本第一高峰 #世界文化遺產 #山伏 #修行  #shugendo #yamabushi #yamatosugen  #龍禅院 #宮元隆誠…” (103574)

宗教の修行の多くが、肉体的精神的なストレスを高めます。
山伏の荒行、滝行、密教の護摩炊きの修行、また泊まり込みの長期の接心(坐禅)なんかもそうです。

肉体と精神のギリギリまで追いつめていくことによって、意識を変換させる作用があるのです。

スティーブ・ジョブズも行っていた!マインドフルネス瞑想

Apple Steve Jobs Quotes - Free photo on Pixabay (103585)

stay hungry ,stay foolish,のアップルの創始者、スティーブ・ジョブス。スティーブ・ジョブスが坐禅していたことは有名ですね?それではそのマインドフルネス瞑想はどんなものであるのかご紹介していきましょう。

スティーブ・ジョブズとは

Steve Jobs Apple Computers - Free vector graphic on Pixabay (103593)

アップルの創始者、スティーブ・ジョブスはまぎれもなく「世界を変えた男」の一人ですね?
一人、一台のパソコンを持つことによって世界はずいぶん変わったのではないでしょうか?

誰でも手軽に無料で情報を手に入れることができるようになり、メディアの在り方もずいぶん変わりました。戦争でも残酷な攻撃がされれば、インターネットによってあっという間に世界中に広まることが出来ました。
情報というものは、特権階級のものではなくなりつつあります。

反面、インターネットを使った詐欺や殺人など、ネガティブな事件も増えてきましたが、便利になればそこには必ずマイナス面もあります・・

スティーブ・ジョブスは学生時代、インドの文化、ヨガやまた日本の禅に傾倒してました。ジョブスが禅(曹洞宗)を通して日本文化に親近感を持っていたのは、有名な話ですね。

それでは、スティーブ・ジョブスによって逆輸入されるようになった、禅、またビジネスマンの間でも取り入れられているマインドフルネス瞑想はどのようなものなのかを、次に見ていきましょう。

マインドフルネス瞑想のやり方

Sri Lanka Buddha Statue - Free photo on Pixabay (104273)

マインドフルネス瞑想とは、一言でいうと「気づき」です。
mindful・・・・心にとめる、注意する
sati・・・・仏教用語(パーリ語)
「気づき」の瞑想なのです。坐禅する必要もありません。

今、パソコンを見ている、右手に箸を持って左手にお椀をもっている、右足を出した・・など、日常に自分の動作に注意深くなっていくことです。

また、リラックスして横になったまま自分の身体の状態に意識を向けます。左足が重い、右腕に少し痛みがある・・など判断しないで自分の身体の状態を眺めていくのです。

感情が沸き起こった時も、観察していきます。怒っている、不安である、悲しんでいる・・・・などあたかも他人の感情のように自分の感情を観察して眺めていくのです。ポイントは自分の感情に対して、善悪是非の判断をしないことです。

夕焼気を見て美しいと感じる、身体がだるいので何となく不安に感じる、どれも同じように風景として見ていくのです。

そうすると「私」が不在で、主体のない「感じ」「感覚」だけがあるのだということに気が付きます。



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