2019年2月18日 更新

インプラノンとは?気になる値段や副作用と日本での認可状況は?

インプラノンとは、2006年アメリカで認可され、現在日本では認可されていない避妊方法の一つです。この記事では、インプラノンの仕組みや値段、副作用についてご紹介していきます。インプラノンのメリットやデメリット、施術方法など、詳しく解説していきましょう。

インプラノンとは?

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インプラノンとは、2006年アメリカで認可された体内に埋め込む避妊方法の一つです。薬や医療行為などは、アメリカで認可された約10年後に日本でも認可されることが多く、現在は日本でも未認可の避妊方法ですが、いづれ認可されると言われています。

アメリカや海外では、メジャーな避妊方法の一つとなっているインプラノンに興味を持っている女性も多いでしょう。この記事では、日本未上陸のインプラノンという避妊方法について、詳しく解説していきます。

費用や施術方法、インプラノンを埋め込んだ後のメリットやデメリットについても、詳細にご紹介してきます。現在の避妊方法が体質的に合わない人や、より負担の少ない避妊方法や生理痛軽減を検討されている女性は、インプラノンの施術を考える際に、活用してみてください。

インプラノンの効果

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インプラノンは腕の内側に、マッチ棒程度の大きさをしたプラスチックのようなゴム状の棒を埋め込む施術のことです。二の腕の皮下に埋め込む場合が多く、プラスチックのようなゴム状の棒に含まれる点滴によって、ホルモンバランスを調整することができます。ここからは、インプラノンの効果について、詳しくご紹介していきましょう。

避妊効果

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インプラノンは、避妊効果を持っています。体内に埋め込むプラスチックのようなゴム状の棒には、ピルに含まれているホルモンと似た成分が含まれているため、少量ずつ体に放出され、ホルモン調整を行うことで、99.9%の確率で、避妊できるといわれているのです。

正しく服用した場合のピルの避妊効果は約99.7%であり、コンドームの避妊確率が約82%であることから、確率が最も高い避妊方法の一つだといえるでしょう。

生理痛の軽減

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インプラノンには、避妊用ピルと同様の成分が含まれています。そのため、生理痛の軽減効果が期待できるのです。オーストラリアやアメリカなどの海外では、避妊目的と併用して、生理痛軽減を目的として、インプラノンを埋め込む人も多いと言われています。

ピルと同様に、生理痛や生理痛による腰痛解消が期待できるといった報告はありますが、ピルを服用した際の出血量の減少や出血期間が短くなるといった報告は、ありません。ホルモン変化による偏頭痛なども治まるといった体験談もありますが、不正出血が長らく続いたという体験談も聞かれます。

インプラノンの値段とかかる費用

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インプラノンは、避妊用ピル同様の効果が期待できるなら、どちらを選択するか決める際、施術費用や継続費用は気になってくるでしょう。インプラノンの値段や、費用について、ご紹介していきます。

インプラノンは現在、日本では認可されていない施術であることから、海外での施術が必要なのです。そういった費用についても、ご紹介していきます。

インプラノンは保険適用外

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避妊目的や月経痛軽減などに使用するピルの中には、保険適用に該当するものもあります。しかし、インプラノンは保険適用外となっています。

海外で手術や入院をした場合、保険適用になるケースもあるのですが、それはあくまで医療目的であることが前提です。美容整形や各保険会社の約款(やっかん)に記載されている対象外の項目に該当する施術に関しても、保険適用外となります。
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また、通院した病院が、日本で一般的な「病院」「診療所」にあたる場合は、海外での施術も保険適用になる場合がありますが、通院した病院が「民間療法院」などの場合も、保険適用外になる場合が多くあるのです。

日本では現在、インプラノンは未認可となっているため、保険の適用は望めません。例外的に日本未認可の薬や施術であっても、保険の適用を受けられる場合もありますが、現在日本でインプラノンが保険適用となったケースは発表されていません。

海外での施術

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インプラノンは、現在日本で認可されていません。そのため、インプラノンの埋め込みを実施するためには、「アメリカ」「オーストラリア」「韓国」など、海外の病院へ出向く必要があるのです。

インプラノン単体の値段は約80~200$といわれ、インプラノンの挿入にかかる費用と、インプラノンを除去する際に発生する費用を合わせると800$前後となっています。事前の検査費用や、各院で処方される薬によって、費用の幅は大きな開きがあるでしょう。

海外での埋め込みとなると、渡航費用も発生しますし、通院する国やクリニックによって、追加費用も大きく異なることが想像できます。また、万が一不測の事態が発生した場合、それらの対処にかかる費用も、保険適用外となるため、後々かかる費用負担の確率も0%ではありません。

インプラノンの副作用

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避妊用ピル同様、インプラノンにも施術後の副作用があります。インプラノンの施術を決める前に、そういった副作用についても、しっかりと知り、理解したうえで決める必要があるでしょう。

頭痛や吐き気

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インプラノンの施術後に、頭痛や吐き気といった副作用が報告されています。インプラノンを埋め込むことで、これまでのホルモンバランスを変化させることから、発生するといわれています。避妊用ピルでも、頭痛や吐き気といった副作用が報告されていますし、体験談としても聞かれることは少なくないでしょう。

そのため、それほど激しい副作用だと心配する必要はありません。しかし、体質によって異なるため、インプラノンの施術により発生する頭痛や吐き気等の副作用には、個人差があると考えておきましょう。また、インプラノンの施術後にそういった副作用が発症した場合に、服用する薬等もあるのです。

インプラノンの施術は海外で行われますが、施術に伴った副作用を抑える薬は、日本でも処方できる可能性もあります。

出血量や出血頻度の変化

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