2019年9月23日 更新

ヨガがセックスの質を向上させる理由!タントラヨガセックスのやり方

今では若い世代だけでなく、キャリアウーマンのアフター5や子離れした主婦世代にまで人気が高い「ヨガ」。実はこのヨガにはセックスの質を向上させる素敵な効果があります。中でも、性のパートナーを美しいと捉える「タントラヨガ」というものの存在についてご紹介しましょう。

ヨガとセックスの関係性とは?

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私たちは自分自身と周囲の人々を高めるために、内に秘めているエネルギーの「バランス」を保っていると言われています。太陽と月、陰と陽など、一見「対」になっているものはお互いが一体となることでバランスを保ち、双方のパワーをより引き立てるという考えです。

男女においても同じことが言えます。男性と女性が一体になること、いわゆる「セックス」をすることは恋人に宿っている自分自身の魂を愛するということです。

ヨガをしている時はいわゆる自分と向き合っている「瞑想」の状態なので、セックスをしている時の自己と融合(瞑想)している状態と同じという関係が成り立つと言われています。

ヨガでセックスの質が向上する理由

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ヨガとセックスが「自己への融合(瞑想)」への過程ということで、同じ作用を持つということがわかりました。では具体的に、ヨガをすることでセックス時にどのような変化が起きるのでしょうか。ヨガがもたらす、セックス時のメリットについて見ていきましょう。

体力がつく

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「ヨガ」の動きの一つ一つは「ゆっくり」「時間をかけて」が基本です。ゆっくりと自分のペースを掴んでいきながら、自分の身体の声を聞いて体を動かすという力が身につきます。この体のペースを自覚し保ちながら、という動きはベッドの中でも活かすことが出来ます。

もちろんヨガをすることで筋力もつき、それに伴って持久力もついてきます。しかしヨガはランニングトレーニングとは異なり、自分に負荷をかけて体力を付けていくというわけではありません。ヨガでつくのは、あくまでも自分の身体を「コントロールする」体力です。

自分のスタイルに自信が持てるようになる

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大きく前に体を倒して前屈の形でつま先に触れたり、脚を頭の後ろまで持っていったりと、ヨガには特有のポーズがあります。これらの体勢は、ただ体力を消耗してカロリーを消費するというものではなく、自分の身体の隅々まで意識を行きわたらせて体幹から鍛え上げるものです。

ヨガを極めることで自然と美しい体のラインが出来上がりますが、これはヨガのポーズを自分で確認していく過程で自分の体のポテンシャルに自信をもつきっかけにもなっていきます。

ポーズをとったとき「苦しい」と感じたら、そこが自分のウィークポイントだと気づくでしょう。「気付く⇒鍛える⇒確認して自信がつく」の良いサイクルの中に入り込めることに、ヨガの素晴らしさがあると言えます。

体位のバリエーションが増える

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ヨガはとにかくポーズのバリエーションが豊富です。うつ伏せ、仰向け、横向け…。どれも一人でヨガを行う時は自分のラインの美しさを意識しますが、これに慣れてくると自然とセックスの最中も自然とボディラインをしなやかに作りながら、お互い交わることに集中することが出来ます。

一般的なセックスの体位は「正常位」です。しかしこの正常位ひとつをとってみても、その前後にヨガのポーズを取り入れて雰囲気を変えるだけで、同じ体位でもまるで異なった雰囲気が出来上がり、体位のバリエーションを増やすことになります。

他の体位で代表的なのがバックや騎乗位ですが、ここにもヨガのしなやかな動きが活躍する場面があります。というのも、バックや騎乗位は慣れていない人も多く、力任せだと苦痛にしかなりません。ヨガを行うことでお互いの体の呼吸に合わせた体位を探し、増やしていくことが出来ます。

性欲が強くなる

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動きがゆっくりしたヨガをすることで、生殖器を含めた、体全体の血の巡りや血液の循環がよくなると言われています。有酸素運動や筋肉トレーニングでももちろん結構はよくなりますが、ヨガはゆっくり時間をかけて体を温め体内全ての循環を良くするので、その時間も総体的に長くなります。

前述した通り、ヨガは自分の身体との融合・対話です。体内の循環が良くなり自分の身体の声を聞き取ることで「調和」を強く感じ、パートナーを求める(=性欲)が増す効果が出来ることが多くの研究や業界人の間でも証明されています。

また、ヨガによって十分暖まった状態の身体だと、通常よりもオーガズムの快感を強く感じることもわかっています。

きつい体勢でもリラックスできるようになる

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セックスで一番良くない状態が「緊張」だと言われています。女性のほうは緊張しすぎると膣の筋肉も収縮してしまい、ペニスを心よく受け入れることを拒んでしまいます。また、愛撫されてもその肌の感触を十分に感じ取ることが出来ないので、愛液も出にくく挿入時に辛い痛みを伴いがちです。

また、もしセックスの経験が豊富な女性でも、バックや騎乗位など、支える体を支える筋肉が弱いと不安定な体勢では必要以上に力をいれて踏ん張らなければならなくなり、これも体は緊張したときと同じように固く、冷たくなってしまいます。

ヨガをすると血流もですが、体を支える「基盤」の筋肉がしっかりできます。そうると多少「きつい」体勢でもしっかりと自分自身の力で支えることができ、心はリラックスした状態で相手の体に合わせた動きをすることが出来ます。

体の感覚が研ぎ澄まされる

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ヨガをすると体内の循環が良くなることはお伝えしましたが、ではどうして体の循環を良くする必要があるのでしょうか。もしただ体を温めて血流を良くするだけでよいのであれば、体を温める生姜やにんにく料理を摂とれば良いだけのことです。

体内の巡りをよくするということは、その流れにそって自分の意識も巡らせること、つまり体の感じる感覚を研ぎ澄ますということです。上半身に熱が行きわたっている…。冷たくなった足の部分がジワジワと熱が帯びてきている…。

体の中で陰から陽に変化していっている状態を感じる「感覚」を養えることも、ヨガの重要なメリットの一つです。

好奇心が強くなる

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セックスの大きな目的の一つは、確かに「生殖」機能です。生き物として生まれ宝にいは三大欲求としての「性欲」がありますが、これには子孫を残したいという「生殖欲」が関わってきます。

しかし性欲のもう一つ大きな局面として「パートナーと交わりたい」という純粋かつ強い意志があります。(ヨガの成熟者たちは、これを「性的エネルギー」とも言います。)ヨガをすることで自身と他者に向かうエネルギーが強まることで「知りたい」「関わりたい」という好奇心も強くなっていきます。

タントラヨガセックスとは?

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