2019年9月23日 更新

ヨガがセックスの質を向上させる理由!タントラヨガセックスのやり方

今では若い世代だけでなく、キャリアウーマンのアフター5や子離れした主婦世代にまで人気が高い「ヨガ」。実はこのヨガにはセックスの質を向上させる素敵な効果があります。中でも、性のパートナーを美しいと捉える「タントラヨガ」というものの存在についてご紹介しましょう。

ヨガにはたくさんの呼吸方法とポーズが存在します。どれも共通して言えるのが、自分の身体の隅々まで感覚を張り巡らせて、体の声を内なる声として聴いてあげるということです。

しかし、その種類は数が多すぎるので、セックスで取り入れようと全てを挑戦することは賢明ではありません。中でも特にセックス向上に効果があると言われるポーズをご紹介します。

コブラのポーズ

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コブラのポーズは別名「ブジャンガーサナのポーズ」とも言い、うつぶせで上半身を反り気味にさせる体位のことを言います。

まずは女性がうつぶせになり、両手の指を広げ肩の下辺りに置きベッドに向かって押し付けます。次に、肩甲骨を引き締めながら、肘を後ろ側に引き寄せ、同時に恥骨が浮き上がらないようにヒップを引き締めます。

この体位は肩や背中・腰のストレッチになり、腰痛を改善するといわれています。また、バストアップにも効果あり、男性と肌を密着に重ね合わせられるということでも好まれることが多いポーズの一つです。

猫のポーズ

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猫のポーズとは、両手両足で四つん這いになる「猫」のようなその姿から、このように命名されています。両手を肩の真下に下ろして床につき、両ひざは腰より後ろについた状態で四つん這いの姿勢をとります。両手と両ひざは肩幅くらいに開き、腕と太ももが床と垂直になるように注意しましょう。

両手の指をしっかり開き、手のひらをベタッと床につけてると同時に足の甲を床につけ、つま先を伸ばしてリラックスさせます。

この体勢は主に、バックの体勢をする時に女性の負担を軽くさせることができます。もともと、体幹が男性よりも弱めな女性にとって、四つん這いで同じ体勢をキープすることは容易なことではありません。しかしヨガでこの猫ポーズを極めることで、背中に回ってくれた彼の温もりもしっかりと全身で感じることが出来ます。

バウンドアングル

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ヨガのポーズの中には体の筋肉をほぐし、柔軟性を高めるポーズも多くあります。バウンドアングルとは別名「合蹠(がっせき)のポーズ」と呼ばれるもので、股関節の柔軟性をアップさせる代表的なポーズです。

このポーズをとることで骨盤を刺激し、血流が促されるので腎臓や膀胱、前立腺などの泌尿器系の働きを整える効果も期待できます。また、骨盤や腹部、背中に刺激を与えながら、股間節の柔軟性を高めることもできるので、挿入の時に彼のペニスが入りやすいまで開くのも苦になりません。

バウンドアングルの基本姿勢は、まず床に座り、両脚をそろえて伸ばします。ゆっくりひざを曲げて両足裏を合わせ、両脚の親指をつかみながら、脚を体に引き寄せます。 股関節を緩めるように意識しながら両方のひざを揺らし、動きを止め、頭を上げて大きく息を吸いながら背筋を伸ばしましょう。

ブリッジ

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ブリッジ・ポーズ(橋のポーズ)は、マタニティヨガでも取り入れられており、無理のないポーズということで使われる頻度が非常に多いです。体勢としては、横になった女性が、男性が間に入れる程度に足を開き仰向けになって横になり、頭と肩を床につけたまま、腰だけを浮かせ下半身を上げるというものです。

膝から肩まで直線を描くようなイメージで、手は床にぴったり置いて身体を支えながら下へ押し付けていきましょう。腰から背中を伸ばしリラックスできる体勢になるので、もし気持ちよくなっても腰を激しく動かそうとはせず、そのままスローな動きをキープすることが大切です。

木のポーズ

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木のポーズはその名のとおり、自分が「木」になったつもりで上まえ引っ張り上げるイメージのポーズです。太腿、ふくらはぎ、足首、背骨強化の効果があります。また上半身も大きく伸ばすので、胸と肩のストレッチにもなります。

ポーズの取り方は、まずは両手を上にあげたまま肩幅程度に足を広げて立ちます。少しずつ体重をやや左の足へ乗せて、足の内側を床へ押し、右膝を曲げながら右手で右足首をとります。そのままバランスを保ち、右足を引き上げて足裏を左腿の内側へ乗せていきます。

両手を骨盤の脇に置き、視線はそのまま120〜150センチほど前の床の一点を見つめるようにしたら完成です。バランス感覚が必要とされるので、初心者の人にはやや難易度が高いかもしれません。

板のポーズ

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板のポーズは「プランクポーズ」と呼ばれ、シンプルながらも腹筋を鍛える効果が高いことから「最強の腹筋運動」とも呼ばれています。また、ヨガの準備体操として行われることの多い「太陽礼拝のポーズ」の一部として扱われるほど、使用される頻度も高いです。

中でもおなか周りの筋肉を鍛える効果が高く、インナーマッスルである「腹横筋」を鍛ええられることからヨガに加えてピラティスなど、様々な場面で使われています。また、正しい姿勢に欠かすことのできない背中の筋肉「脊柱起立筋」を鍛える効果もあるので、ヨガで美しいプロポーションを手に入れたい人には必須のポーズです。

ポーズをとる方法は、四つん這いの姿勢になってから 両手を肩幅の広さに開き、指をしっかりと広げて、体重が手のひら全体に均等にかかるようにしておきます。 片足ずつ、まっすぐ後ろに伸ばし、頭頂からかかとまでが一直線の姿勢になるように体勢を保ちます。

セックス以外のヨガの効果

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今までヨガがもたらすセックス向上の効果について見てきましたが、もちろんセックス以外にもヨガには人間の心と体を浄化させたり、メンテナンスとなる効果が数多くあります。

楽しみながらヨガを取り入れることで、日常生活もより清々しく爽やかなものになるでしょう。

ダイエット効果

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ヨガを続けていくと、内臓の動きが活性化され、代謝が上がり脂肪を燃焼させる機能も高まるので、太りにくい体質を維持することが出来ます。一般的なダイエットでは負荷をかけるトレーニングや、しんどい有酸素運動が基本ですが、ヨガは激しい運動をせずに呼吸法を軸として身体を引き締めていきます。

しかしヨガは他のエクササイズや筋トレとは異なり、ダイエット効果が表れるまでに時間がかかるというデメリットもあります。実際に「体重が落ちた!」「体が軽くなった!」と効果が実感できるようになるまでは、長い期間、継続する必要があります。

しかし言い換えると、毎日しんどいトレーニングは続けられないけど少しずつなら…という、生活リズムが忙しめの人にとっては、ライフスタイルをガラリと変えることなく効果が鍛える、素晴らしいダイエット方法となります。

ストレス解消効果

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ヨガの呼吸法は緊張感や不安感を和らげるため、ストレス解消に効果的と言われています。人は不安や緊張を感じると、無意識のうちに呼吸が浅くなりがちですが、そのような時こそヨガを実践すれば、高い癒し効果を得ることができます。

また脳内から分泌される伝達物質の存在からも、ストレス解消の効果が科学的に証明されています。脳の4つの主な神経伝達物質のうちの1つにGABA(ギャバ)と呼ばれる物質があります。これはストレスや不安を減少させ、他の神経伝達物質を調整するように働く物質、γ-アミノ酪酸です。

GABA(ギャバ)はもともと体内で十分な量が分泌されますが、過度のストレスにさらされると、それを緩和するために大量に使われるため不足しがちになります。しかしヨガを行うことで、脳内のGABA(ギャバ)分泌量が劇的に増えることがわかっており、ストレス解消とヨガとの間に強い結びつきがあることが伺えます。

腰痛改善効果

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