2019年6月8日 更新

ギフハブという組織は実在する?ASKAが語ったギブハブとは

ASKAが長い期間、ブログやテレビで存在を主張し続けた「ギフハブ」とはどのような組織なのか。果たして本当に実在するのか。各メディアが一斉に報道し、世間を騒がせたあの事件を覚えていますか?当時を振り返り、謎を解いていきましょう。

目次

ASKAが逮捕された際、一緒にいた女性が栩内香澄美です。逮捕劇の舞台となったマンションも彼女の自宅だったようです。芸能人ではなく一般企業の会社員を経て、美容サロンを共同経営している人物ということでしたが、一部報道では芸能人御用達の愛人クラブに勤務していたのではないかと言われています。

ASKAとの出会いは、彼女の勤めていたパソナグループ社長・南部靖之さん主催のパーティーだったということです。南部社長はASKAの熱狂的なファンで、音楽活動への資金援助もしていました。

後の裁判で彼女はASKAと男女の関係であったことを認めています。ASKAは既婚者ですので、愛人だったということです。その関係は10年以上続いていました。

尿・毛髪から覚せい剤陽性反応が出たため「使用」で逮捕(2回目の逮捕)

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逮捕直後は薬物所持を否定していたASKAでしたが、警視庁での逮捕後の尿検査で覚せい剤の陽性反応がでました。所持に関しては、栩内香澄美の自宅であったため「栩内の覚せい剤」と言い逃れできると考えたのかもしれませんが、検査で陽性反応が出たことで、ASKAが覚せい剤を使用したことが確定したということになります。

この検査結果から、覚せい剤取締法違反「使用」で逮捕されたASKA。一度は所持を否定したものの、使用したということになれば所持に関しても言い逃れができない状況となりました。

自宅から覚せい剤及びMDMAなどが押収され「所持」で再逮捕(3回目の逮捕)

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2度目の逮捕後ASKAの自宅の家宅捜索が行われると、ASKAの書斎で数十回分の覚せい剤とMDMAが押収されました。これで覚せい剤取締法違反(所持)で再逮捕され、計3回の逮捕となります。

後に某テレビ番組で、この時点で引退会見を考えていたと告白したASKA。絶体絶命と言った心境だったことでしょう。また関係者や家族も、絶望的な気持ちになっていたに違いありません。ファンはもちろん、日本国民全体に衝撃を与えた薬物事件、逮捕劇になりました。

懲役3年執行猶予4年の判決が下る

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2014年9月12日、東京地裁で覚せい剤取締法違反(所持・使用)の罪により懲役3年執行猶予4年の判決が下りました。初犯であること、起訴内容を素直に認めていることからこのような判決になったようです。判決時、ASKAは落ち着いた様子だったとのこと。

また同日逮捕されていた栩内香澄美は、翌日同様の罪で懲役2年執行猶予3年の判決が下っています。こちらは起訴内容を完全に否認し、ASKAが使用してた覚せい剤が体液により自分に付着したと主張していたため、かなり動揺した様子を見せていたようです。

この判決後、デュオを組むCHAGEは公式サイトで「きちんと罪を償い、心身の健康を回復し、本当の自分を取り戻す努力をして欲しい」とコメントを出しています。

逮捕後の生活

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逮捕され判決が下されたASKA。執行猶予がついたため、刑罰を受けることなく社会生活に復帰します。その後はどのように過ごしていたのでしょうか。

もちろん仕事、音楽活動は従来通りには行えません。また薬物依存からの離脱も、再犯予防のためには必要不可欠なことですので元の生活に戻るということは不可能でした。

判決後もマスコミや世間の注目は続き、その一挙手一投足は連日報道されていましたので逮捕後の生活もかなり明るみになっています。

妻との離婚なし

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ASKAの妻は元アナウンサーの八島洋子さんです。当時は警察へ捜査協力をし、ASKAの自宅での様子などの情報提供も行ったようです。その後の裁判では、愛人がいたことにショックを受け出廷しなかったと報道されています。

そんな洋子夫人ですが、覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、妻を裏切り愛人を持っていた夫を捨てず、夫婦生活の継続を決断しました。一般的にこのような仕打ちをされた場合、すぐに離婚し、子供との生活を望む女性が大多数でしょう。しかし洋子夫人は理由はわかりませんが、裏切った夫と共に生活するという茨の道を選択したのです。

5億円とも言われる豪邸の売却を検討

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目黒区の一等地にあったASKAの自宅ですが、購入価格5億円ともいわれる豪邸でした。こちらの自宅の売却を検討しているという報道が当時流れています。

コンサートなどの仕事が一切できなくなった上、CDはすべて回収され、カラオケの印税や音楽配信での収入のみとなったASKA。先々の予定もたっていない状況で、このような報道が流れるのは当然でしょう。また、覚せい剤を使用した現場であったことも、更生の妨げになると考えたのかもしれません。

栩内香澄美以外の愛人の存在が発覚

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裁判では栩内香澄美への愛を、隠すことなく語ったASKAでしたがその後第2、第3の愛人の存在が明らかになりました。これらは客室乗務員など一般の女性で、薬物捜査の対象となったようです。しかし存在は報道されたものの、逮捕などはされておらず実名などはわかっていません。

50代のASKAですが、複数の愛人を抱えるとはかなり精力的と言えるでしょう。これはもともとこのような性質の男性なのか、覚せい剤の影響なのかはわかりませんが、どちらにしろ家族や、仕事関係者にとっては迷惑な話です。

薬物依存治療病院に入院

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逮捕後、判決が下る前からASKAは千葉県の薬物依存症の専門病院へ入院しています。広大な土地に建てられたこの病院には入り口は常時施錠され、24時間作動している監視カメラがついた隔離病棟があります。おそらくASKAはここに入院していると言われていました。

報道によるとASKAは入院中、作業療法や薬物を始めてしまったきっかけと向き合う治療などの薬物依存更生プログラムを受けていたということです。そのなかで出る禁断症状は、周囲の人を怯えさせてしまうほど凄まじいものだったよう。同院に入院していた人によると、とても薬物をやめられるようには見えなかったという話もあったそうです。

音楽活動を休止

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ASKAの逮捕、判決を受けて、所属事務所と契約レコード会社はASKA及びCHAGE and ASKAの音楽作品、映像作品や関連商品の出荷停止と回収、デジタル配信停止を発表しました。また一部にASKAの曲が使用されているアニメ作品も出荷停止になり、逮捕前から活動を自粛していたとはいえ、その影響は大きなものでした。

また福岡市は、1989年に市制100周年イメージソングとして制作され、市役所の電話保留音などで使用してきた「心のボール」という曲の使用を中止しました。これはやや過剰な反応に思えますが、それだけASKAの一連の事件が世間に衝撃を与えたということでしょう。

ASKA覚せい剤で逮捕?(4回目)

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