2019年6月8日 更新

ギフハブという組織は実在する?ASKAが語ったギブハブとは

ASKAが長い期間、ブログやテレビで存在を主張し続けた「ギフハブ」とはどのような組織なのか。果たして本当に実在するのか。各メディアが一斉に報道し、世間を騒がせたあの事件を覚えていますか?当時を振り返り、謎を解いていきましょう。

目次

「ギフハブ」って何?実在組織なの?

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「ギフハブ」というワードを聞いたことがあるでしょうか。ある事件をきっかけに世間に名前が広まった秘密組織、ストーカー集団です。しかしその実態は謎が多く、実在しているかも定かではありません。

なぜ「ギフハブ」が世間に認知されるに至ったのかその経緯をお伝えするには、まず一つの薬物事件について語らなければいけません。この薬物事件は当時かなりセンセーショナルに報道され、朝のニュースからワイドジョー、深夜のニュースまで連日繰り返し伝えられました。覚えている方も多いでしょう。

ではこの事件の詳細と、「ギフハブ」がどのような組織であるかを紹介していきます。

ASKAとは

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この「ギフハブ」というワードを世に出したのはASKAという歌手です。彼の曲を聴けば40~50代の方は青春時代を思い返すことができるでしょう。若い世代の人も、曲を聴けば必ず一つは知っている曲があるはずです。

彼がなぜ「ギフハブ」という組織を世の中に知らせることになったのかは後述しますが、まずは彼がどのような歌手だったのか、どのように活躍していたのかを知らない方のためにご説明します。非常に輝かしい経歴を持った人物ということがわかることでしょう。

CHAGE and ASKAのメンバー

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CHAGE and ASKAとは1979年デビューの音楽デュオで、グループ名の通りCHAGEさんとASKAさん(以下敬称略)の2人で活動していました。デビュー当初は「演歌フォーク」と呼ばれる独特な作風で話題となりました。

オリコンチャート常連となり、アイドルなどへの楽曲提供で音楽家としての活動も盛んに行っていた彼らは、芸能界で不動の地位を築いていました。中でも有名な曲は1991年発売の「SAY YES」。ドラマの主題歌にもなったこの曲は、ドラマのヒットとも重なりダブルミリオン、オリコンシングルチャート13週連続1位という偉業を達成しました。同年発売したアルバムは当時の最高セールスを記録したそうです。

このようにたくさんの記録、ヒット曲を持っていることから30代以上の人にはかなりの知名度を誇っています。もちろん現在も根強い固定ファンはいらっしゃいます。しかし逆にその知名度のために、事件が大きく取り上げられてしまいました。

作詞・作曲・ボーカルなどマルチに活躍

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CHAGEandASKAで売れ始めたころから、ASKAはさらに活動の幅を広げ、作詞・作曲ともに他のアーティストに楽曲提供を行っていました。光GENJI、早見優、明石家さんま、とんねるずなど、提供するアーティストも著名な方たちばかりで本当に売れっ子だったことがわかります。

また、ソロ活動も精力的に行っていました。「月が近づけば少しはましだろう」「はじまりはいつも雨」などのヒット曲を飛ばし、多くのファンを魅了しました。特に作詞に関しては、提供するアーティストのカラーに合わせたり、自然をや天候で感情を表現する独特の手法を使用するなど、玄人にも高い評価を得ています。

2009~2012年活動休止

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デビュー30周年を迎えた2009年、ソロ活動を充実させたいという理由からCHAGEandASKAの活動を無期限中止すると発表します。その言葉通り、活動中止後はソロを中心に音楽活動を行っていました。2011年の東日本大震災の復興支援活動も、ソロでの音楽配信の売り上げの一部を募金するという形だったようです。

2013年1月にCHAGEandASKAの活動再開を発表、3月には復活ライブの予定を発表し、ファンは歓喜したようです。しかし6月にASKAが体調不良を訴えたことから一過性脳虚血症の診断が付き、静養のためライブは延期。その後12月にはライブの完全中止が決定しました。

ASKA覚せい剤で逮捕!

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ASKAの歌手としての輝かしい経歴は、紹介した通り素晴らしいものです。しかし、そんな素晴らしい歌手人生に傷をつける出来事が起こります。先述した薬物事件です。

この薬物事件はASKAの歌手生命を脅かすものとなりました。現在の芸能界において、薬物の使用は芸能界引退に直結するものであり、それはASKAも例外ではありません。当時はマスコミにより、連日中継を交えて報道されました。ここではASKAの薬物事件がどのように発覚していったのかを解説します。

2013年某週刊誌にASKAの覚せい剤使用疑惑が掲載される

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2013年8月、ASKAの薬物使用疑惑が初めて報道されました。これは一部の週刊誌でスクープされたものですが、一誌だけではなかったため信憑性が高いと言われていたようです。

内容としては「中学の同級生の暴力団員からドラッグを購入していた」「その暴力団員にドラッグを吸引している動画をとられ、それをネタに恐喝されている」といったものです。近隣住民から「意味不明なことを口走る」との証言があり、この時点で薬物中毒を疑う報道もありました。6月にCHAGEandASKAの復活ライブ延期を発表したのも、この薬物使用疑惑のためではないかとまで言われていました。

このスクープを出した某週刊誌はかなり強烈な書き方をしており、事実に反していた場合は確実に名誉棄損になるであろう内容であったため、かなり自信をもってこの記事を出したのだろうという声がとワイドショーなどでは上がっていたようです。

週刊誌発売当時は「一切ない」と完全否定

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この薬物使用報道を、ASKA本人は完全否定をしています。記者の質問に笑って答える余裕すらあったようです。しかし、件の暴力団員に関しては「金を貸してほしいと頼まれて、断ったから揉めている」と薬物とは関係ないとは言いながらも交流があることは否定していませんでした。

所属事務所は、「事実に反しており、非常に遺憾だ」と、この時点ではASKAを信じて報道を否定しています。また「厳重に抗議する」と、法的手段を取るとも思わせるコメントも出されました。

しかし同年10月、ASKAは所属事務所に許可なく週刊誌の取材を受け「違法ではない薬物の使用」や「件の暴力団関係者とのトラブル」の一部を認める発言をしてしまいました。その結果、社会的な混乱を招いたとして所属事務所より活動自粛が発表されたのです。

2014年女性のマンションで覚せい剤「所持」により逮捕(1回目の逮捕)

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所属事務所により芸能活動のほとんどを自粛させられていたASKAですが、2014年5月にとうとう覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕されます。これは4月某日、港区内のマンションの一室で少量の覚せい剤を所持していたという容疑によるものです。

この逮捕は、同日中に大きく取り上げられ速報でも報じられました。逮捕当初、ASKAは容疑を否認していたということです。

逮捕当時抱えていた仕事が少なく各方面への賠償金などが発生しなかったのは、活動を自粛させていた所属事務所の賢明な判断のおかげと言えるでしょう。

一緒に居た栩内香澄美(とちないかすみ)も同容疑で逮捕

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