スーパーフリー事件の詳細！和田真一郎の生い立ちや活動と逮捕の全容

集団強姦罪創設のきっかけとなった「スーパーフリー事件」とは？

全員がそうだとは言いませんが、実は日本と海外の大学生を比べると、その圧倒的な学力の低さと、勉強時間の少なさが見えてきます。最近では、幼稚園児からお受験するという子も増える一方、入口は狭く出るのは容易いと言われている、日本の大学生のレベルは相当下がっているのです。

海外では逆に、入るのは容易く出るのが難しいので、学生達は真剣に勉強をしているのが実態です。特に戦後、GHQによって日本の大学というのは、いかに日本人をダメにするかに特化して作られた為、左翼教師が占拠し、まともな学問をするところでは無くなりました。

エリートと呼ばれる東大を始め、東京六大学と呼ばれる学校程、左翼思想が激しいのが現実です。それらの多くが、官僚や有名な企業に入り込んでから、この国はどんどん国力が下がっています。

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小学生より勉強時間の少ない日本の大学生は、かつてのように本当に勉強したいから行くのではなく、「みんなが行ってるから」「学歴が欲しいから」程度で、誰しもが大学を目指すようになり、少子化による生徒確保によって、大学自体の存在価値がとても低くなっているのです。

そのような価値観が蔓延し始めた、2003年（平成15年）に、とある女子大生の勇気ある告発と被害届により、大学生サークルが組織的に行っていた、集団強姦事件が発覚しました。この事件が「スーパーフリー事件」と呼ばれています。

逮捕された男は、主犯とされる和田真一郎。早稲田大学の男ですが、事件に係わったとされるのが、明治大学、東京大学、慶応義塾、学習院、日本大学というエリート校の学生ばかり。この事件がきっかけで、今まで無かった「集団強姦罪」「集団強姦致死傷罪」が創設されることになったのです。

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スーパーフリー事件の概要

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日本の春はそれぞれが新しい環境になる時期です。これから働く新入社員より、東京の6大学入学が決まった学生達の中には、長い勉強時間と受験、田舎、そして親からの解放感に満ち溢れ、夢のキャンパスライフを送る為に上京してくる人も多いでしょう。

1人でいる不安や、出逢いを求める期待感、そして都会への憧れなどを持つ、初々しい新入学生の女子を狙い、大学サークル「スーパーフリー」は、強姦目的で組織的に活動をしていました。

ここでは、そんな「スーパーフリー」が犯した事件の概要を解説していきます。

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2003年5月女性大生らが輪姦の被害届を提出

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まず初めに、「輪姦（りんかん）」という言葉をよく知らないという方に説明すると、1人の女性に対して、何人もの男が無理矢理セックスすることです。「まわす」「まわされる」という言い方もある程、女性が欲望を果たす男達の、玩具代わりにされてしまうことです。

2003年（平成15年）5月18日（日）、1人の女子大生が輪姦されたその日、警視庁麻布警察署へ被害届を出しました。これをきっかけに、警察は捜査を開始します。

スーパーフリー代表、和田真一郎を始め、関係者に事情聴取などをしたところ、数々の輪姦事件が発覚、取り調べから約1か月程経った、2003年（平成15年）6月19日（木）に、和田真一郎他、サークルメンバーの大学生男子4名を逮捕しました。

インカレサークル「スーパーフリー」内で輪姦が続いていたことが発覚

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スーパーフリーは、元々早稲田大学にある小さなイベントサークルでしたが、和田が代表になってから、インカレサークルとなりました。

インカレとは、「Intercollege（インターカレッジ）」の略で、インカレサークルとは、複数の大学からも参加者が集うサークルのことです。

スーパーフリーは、2000年（平成12年）と2001年（平成13年）のみ、早稲田大学公認サークルとなる程大きくなりましたが、学校側は何かまずいことを把握していたのでしょうか？和田が逮捕される前年の2002年（平成14年）には、公認を取り消しています。

東京大学・慶応義塾大学・明治大学など名門大学生らの関与が発覚

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6月19日（木）に、スーパーフリー代表の和田真一郎の他に、有名大学の男子学生が4人も逮捕されたことが報道されると、世間は激しく動揺しました。

何故ならば、逮捕された男達が、早稲田大学、東京大学、慶応義塾大学、明治大学、学習院、日本大学の学生の他に、法政大学、東京農業大学、東京電機大学、産能大学という有名、名門大学生ばかりだったからです。

日本の将来を担うはずのエリート予備軍が、集団で女子大生を輪姦し続けていたという、この衝撃の事件をきっかけに、大学というもののあり方や、大学生の堕落、凋落を批判する報道が相次ぎました。

1998年から常習的に女子大生らが被害にあっていたことが発覚

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事件が発覚するきっかけとなったのは、2003年（平成15年）でしたが、事情聴取などでの和田達学生らの供述から、実は5年前から組織的に、輪姦目的のサークルになっていったことが判明しました。

1998年（平成10年）4月、最初の輪姦はたまたまその場にいた、お酒好きの女子大生2名がターゲットとなり、男子学生5～6人という、のちの事件を考えれば、わりと少人数での輪姦でした。

これに味を占めた男子学生達は、徐々に手口を巧妙化して、組織的に行動し始めることになるのです。

多くの被害届が出されたが起訴されたのは3件のみ

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発覚するまで、約5年に亘り、スーパーフリーでは多くの女子大生をターゲットにし、輪姦し続けていました。その被害者数は、約400人にも及ぶと言われています。1人の勇気ある女子大生が被害届を出したことで、今まで泣き寝入りしていた被害者達も、多くの被害届を出しました。

しかし、起訴されたのはたったの3件だったのです。理由は未だ不明ですが、犯人達が名門大学の学生だっただけに、マスコミや官僚系のOB、OGがいることが関係あるかもしれません。起訴されたのは、2001年（平成13年）12月19日（水）に開催した鍋パーティーで、和田含む3人の学生が、スーパーフリーの事務所内で、19歳の女子大生を輪姦した件。

次の2件は、2003年（平成15年）4月27日（日）、5月18日（日）に、六本木ロアビル12階の居酒屋で開催したイベントの二次会で、18歳の女子大生を一時間半に亘り、13人で輪姦した事件と、20歳の女子大生を5人で輪姦した事件。この2件は、同じビルの11階にあるクリニックの入口で、玄関マットの上が犯行現場という酷さです。

14人の学生・卒業生らが準強姦罪で実刑判決を受ける

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3件の輪姦事件によって、和田真一郎を始めとする、スーパーフリーのメンバーだった、男子学生達と卒業生達合わせ14人が、準強姦罪で実刑判決を受けました。

和田真一郎（サークル代表、早稲田）は懲役14年となりましたが、他13人は懲役10年～2年4ヶ月と幅のある判決となりました。ちなみに、あまり出回ってはいませんが、被害に遭わない為にも、和田以外に実刑を受けたメンバーも紹介しておきます。

岸本英之（慶応義塾）、小林潤一郎（早稲田）、沼崎敏行（早稲田）、藤村翔（日本大学）、小林大輔（学習院）、若松直樹（早稲田）、関本雄貴（東京ビジュアルアーツ専門学校中退）、高山知幸（東京大学）、吉野豪洋（法政大学）、宇田篤史（読売東京理工専門学校中退）、小泉創一郎（産能大学）、吉村直（慶応義塾）、関本隆浩（東京電機）の13人です。しかし、逮捕を逃れた者の方が多く、今も何処かで犯罪を起こしているかもしれません。

集団強姦罪・集団強姦致死罪の創設とつながる

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