目次
- 「ご留意ください」の意味とは?
- どんな相手に使える?「ご留意ください」を使う場面
- 上司など目上の人への文書やメール
- 同僚など対等な人へのメール
- 取引先へのビジネス文書やメール
- 利用者への禁止事項を伝える貼り紙
- 企業や公的機関から利用者へ 手続きや警告を伝える文書
- 顧客への案内やメール
- 意外と知らない!「ご留意下さい」の使い方と例文
- 変更点や以前伝えた点を念押しする
- 注意点を知らせる
- 禁止事項を伝える
- 配慮や理解を求める
- 健康を気遣う
- 「ご留意下さい」より丁寧に!留意を求める表現
- ご留意くださいませ
- ご留意いただければ幸いです
- ご留意のほどよろしくお願いします
- ご留意頂きたくお願い申し上げます
- こんな使い方は微妙?「ご留意ください」の好ましくない使い方
- 注意と留意を混同して使う
- 「留意ください」
- 「ご留意してください」
- 「ご留意願います」
- 他の言葉に置き換えるなら?「ご留意下さい」に似た表現
- お気を付け下さい
- ご承知おきください
- ご了承ください
- ご配慮ください
- ご理解ください
- ご自愛ください
- 番外編!「ご留意下さい」を英語でいうと?
- please note that~
- please be aware of~
- pleas keep in mind~
- please make sure that~
- please take care~
- 「(ご留意下さい)を使いこなそう!」
注意と留意を混同して使う
via pixabay.com
注意と留意は意味が似てますので、同じように使われる場合もありますが、留意ではなく注意しか使われない場合もあります。
先ほどの文章でも触れましたが、「犬に注意してください」の場合は、留意は使いませんね。
また、食品の注意書きにある
「辛さの感じ方には個人差がありますので、お子様や辛みの苦手なかたがいらっしゃること、ご注意ください。」
こうした場合もご留意ください、ではなく、ご注意くださいが使われます。
すでに書きましたように、「遊泳禁止」などでも「留意」という言葉は使わずに,「注意」を使います。
このように「注意」は、状況の危険を察知してほしいという意味でつかわれることが多いのに比べ、「留意」は、内面的な、心に長く留めておく、といった意味でつかわれることが多いのです。
先ほどの文章でも触れましたが、「犬に注意してください」の場合は、留意は使いませんね。
また、食品の注意書きにある
「辛さの感じ方には個人差がありますので、お子様や辛みの苦手なかたがいらっしゃること、ご注意ください。」
こうした場合もご留意ください、ではなく、ご注意くださいが使われます。
すでに書きましたように、「遊泳禁止」などでも「留意」という言葉は使わずに,「注意」を使います。
このように「注意」は、状況の危険を察知してほしいという意味でつかわれることが多いのに比べ、「留意」は、内面的な、心に長く留めておく、といった意味でつかわれることが多いのです。
「留意ください」
via pixabay.com
「留意ください」ではとてもぶっきらぼうな言い方になってしまいますね。この場合、「ご留意していただきたくお願いします。」と敬語を使いましょう。
「ご留意してください」
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「ご留意してください」は変ではありませんが、目上の人や上司に対する敬語にはなりません、「ご留意していただけたら幸いです」といった丁寧な使い方を心がけましょう。
「ご留意願います」
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こちらも敬語としての使い方はできません。
「ご留意お願い申し上げます」といった丁寧な言い方が無難でしょう。
「ご留意お願い申し上げます」といった丁寧な言い方が無難でしょう。
他の言葉に置き換えるなら?「ご留意下さい」に似た表現
via pixabay.com
それでは「ご留意下さい」に似た表現を見ていきましょう。
お気を付け下さい
via pixabay.com
例文としては、「足元にお気をつけください」「寒くなってきましたので、風邪などにお気をつけください」と、相手を気遣うときに「お気をつけください」を使いますね。相手と面と向かって、口頭で相手を気遣う場合、「ご留意ください」より、「お気をつけください」のほうが適切な表現になります。
ご承知おきください
via pixabay.com
たとえば、レストランなどで時間のかかる料理を客が注文した場合、「お時間がかりますが、ご承知おきください」という言葉が敬語として使われたりします。この場合も、口頭で相手に敬意を表現したい場合、「ご留意お願いします」は使われませんね。
ご了承ください
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「ご了承ください」は、ビジネスなどで期日やこちらの状況などを伝えるために使われたりします。お互いに了解し合うために使われる言葉ですね。「ご留意下さい」がポイントを指すのに対し、もっと総合的に了解してほしいときに使われます。
ご配慮ください
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こちらが子供連れの場合に宿泊施設に、あるいは宿泊施設から子供連れの客に、相手に対する気遣い、注意を求める意味では両方で使えます。「ご留意ください」よりも口頭で敬語を使うときに使われますね。
ご理解ください
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「ご理解ください」は、こちらの都合で丁寧にお断りする場合、またはこちらの状況を察してほしい時に使われます。
例文として
「父の看病で、お約束の日にそちらに伺うことができなくなりましたが、どうぞご理解ください。」という風に使います。
こういう場合「ご留意下さい」とは言いませんね。
例文として
「父の看病で、お約束の日にそちらに伺うことができなくなりましたが、どうぞご理解ください。」という風に使います。
こういう場合「ご留意下さい」とは言いませんね。
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