2019年8月27日 更新

ロスセタスとは?メキシコ最大の犯罪組織の全貌と現在の様子とは

かつて、逆らった弁護士など市民を次々殺害したロス・セタス。ボスが処刑され、現在は、壊滅状態と言われています。しかし、メキシコの危険度は引き上げられ、今もなお日本人の渡航に警告が出ているのです。つまり、ロス・セタスや麻薬戦争は終わっていないという事です。

目次

1915年に結成された山口組は、構成員約5万5,000人と言われる世界最大規模の犯罪組織です。法律の改定によって、年々数や勢力を減らしていると言われていますが、それでもなお他を圧倒する力を持っていると言われています。2014年には、世界で2番目に収入が多い犯罪組織として紹介されました。

また、世界的に見ても高度な組織体制を持っているとも紹介され、全世界の注目を集めます。日本を退け世界1位の収入を得ていたのは、ロシアンマフィアですが、収入のほとんどが麻薬に依存しており、山口組の収入源の幅広さは、別格と解説されました。

カモッラ(イタリア)

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世界各地で用いられる「マフィア」という言葉は、イタリアのシチリア島発祥の言葉です。マフィア発祥の地、イタリアには、カモッラと呼ばれる犯罪組織が存在しています。

カモッラは、約30年間で3,600人もの人々を殺害したといわれる危険組織です。麻薬取引に限らず、ブランド品売買やごみ処理など、金になる行動であればどんなことにも手を出す組織と言われています。

イタリアにはカモッラの他に、GDPの3%を稼ぎ出すと言われるンドランゲタや、アメリカにおいて巨大犯罪シンジケートを作ったコーサ・ノストラなども存在し、サクラというマフィアを含めて四大マフィアと呼ばれているのです。

ザ・ブラザーズ・サークル(ロシア)

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ロシアの有名犯罪組織は、ザ・ブラザーズ・サークルです。ロシアだけにとどまらず、東欧まで活動範囲を広げています。ロシアのマフィアは、ソビエト連邦末期時代に活発化していきました。起源は、15~16世紀頃だと言われ、政府に反対したり奴隷解放を訴える集団だったと言われています。

ロシアには現在、約8,000以上の犯罪組織があり、構成員は10万人以上です。GNPの40%以上を、これら犯罪組織が稼ぎ出しているとも言われています。また、国外にも関与組織が多数存在し、地球上で最も危険な犯罪組織の一つと言われるほどです。

ロシアンマフィアは、日本とも深い関係を持っています。ロシアンマフィアは、日本の北海道を拠点に、盗難車や麻薬、銃器の売買を行っているのです。北海道警察本部は、ロシアンマフィアへの対策が最重要課題となっています。

麻薬戦争はまだ終わっていない

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犯罪組織に関して、各国で制裁強化の動きとなっています。しかし、犯罪組織は、ボスが逮捕されても、組織自体が解体されても、再び勢力を盛り返し、大きな被害をもたらすのです。また、組織の解体によって、自由となった場所に別組織が関与し、崩壊することも多々あります。

麻薬カルテルやマフィアは非人道的な行為によって、人々の生活を脅かしますが、同時に他国組織への権勢ともなっているのです。山口組が解体した後、警察や政府だけで日本を守りきることができるのでしょうか。麻薬戦争、マフィアの存在は、まだまだ決着がつきそうにありません。

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