2019年10月24日 更新

ルーマニア女子大生殺人事件の詳細!事件の原因と露呈した問題点

ルーマニアで起きた悲劇的な事件の詳細をまとめています。この事件が起きてしまった背景にはどんな原因があるのか、事件はどのように起きたのか、アイッセク・ジャパンとの関連は?ルーマニア事件についてくわしく知りたい方はこちらをご覧ください。

目次

ルーマニア事件とは?

Tree Dawn Nature - Free photo on Pixabay (355166)

ルーマニアで2012年に起こった日本人女子大生強姦・殺害事件は、恐怖の事件であり日本人がいかに平和で安全な国の中で生きているかを再認識させる事件でした。

今回POUCHSは、ルーマニア女子大生殺人事件について詳しくまとめています。

ルーマニアと聞いてもピンとこない方も多いのではないでしょうか?そんなルーマニアの治安やこの事件の詳細を紹介していきます。

また、POUCHSは恋愛やライフスタイルを応援する記事を多数取り扱っています。こちらの記事も、ぜひ一緒にご覧ください。

ルーマニア事件詳細

Landscape Nature Forest - Free photo on Pixabay (355167)

ルーマニアは、東ヨーロッパに位置する共和制国家です。ルーマニアの治安は、インターネットで検索すると「悪い」「最悪」「野良犬」などの文字が多く出てきます。治安が悪い国というイメージがあり、実際にも犯罪は多く起きている国ですが今回の事件はそれだけが原因で起きてしまったわけではないようです。

ではどうして事件は起きてしまったのでしょうか?実際に事件の詳細を詳しく解説していきます。

女子大生がルーマニアへ

Summerfield Woman Girl - Free photo on Pixabay (355169)

2012年8月、日本語を教えに行くため日本の女子大生がルーマニアを訪れていました。当時20歳の日本人女子大生は、NPO法人の派遣として訪れていました。あくまでボランティア活動であったため、渡航も赴任先までの経路も全て一人で対処しなくてはいけない状況だったのです。

女子大生は国際学生団体「NPO法人アイセック・ジャパン」の仲介で、海外インターンシップの一環として南部クラヨバで日本語を教える予定でした。しかし到着直後、不幸なことに事件に遭い、強姦、及び殺害されてしまったのです。

男性とタクシーに乗り込む

Taxi Cab Taxicab - Free photo on Pixabay (355171)

被害者である日本人女子大生の益野友利香は、8月15日午後8時すぎにブカレスト空港に到着しています。同日8時半ごろ、殺人容疑で逮捕されたニコラエ・ブラッド容疑者と一緒にタクシーに乗り込むところが防犯カメラの映像に残っていたのです。

ニコラエ・ブラッド容疑者はタクシーを探すのを手伝うと言って近づき、女子大生が向かうはずだったクラヨバ行きの電車が出る駅とは反対方向に車を走らせたのです。案内するとでも言っていたのでしょうか。

男性による強姦殺人

Knife Stabbing Stab - Free photo on Pixabay (355172)

当時夜行列車はあったものの、ポーターを名乗るニコラエ・ブラッド容疑者が案内としてタクシーへと誘導し、共にタクシーへ乗り込むこととなったのです。しかし、その後女子大生が向かうはずだったクラヨバ行きの電車が出る駅とは反対方向に車を走らせ、適当なところで降ろし犯行に及びました。

遺体の首には締め付けられた跡があり、更にはひどい強姦を受けたであろう酷い損傷が見られました。殺害手段は絞殺でしたが、女子大生は酷く苦しい思いをしたことを死体が物語っています。

死体遺棄

Background Blood Stain - Free image on Pixabay (355173)

日本人女子大生が発見されたのは、人気のない場所でもなく森の奥深くでもない、ルーマニアの首都ブカレスト郊外に遺棄されていました。ブカレストの空港から、車で約5分程度の距離です。新幹線の通る道路が50mほど先にあるような場所で、殺害されてから発見されるのに時間はかかりませんでした。

被害者の遺体は森に放置されていたため、野良犬や動物にかじられてしまっていたそうです。なんとも痛ましい事件であることがよくわかります。

被害者女性の遺体の状況

Worried Girl Woman Waiting - Free photo on Pixabay (355176)

この事件が一番世間に恐怖をもたらしたのが被害者女性の遺体の状況でした。犯人の残忍な犯行と被害者の日本人女子大生苦しみが遺体に現れていました。詳しく解説していきます。

激しい損傷

Skull Head Bone - Free photo on Pixabay (355178)

発見された遺体の損傷は激しく、酷い強姦を受けたことがわかりました。遺体には、口腔内・膣内・肛門内・鼻穴・耳穴・眼窩を無理やりこじ開けられた跡があったのです。目の辺りは特に損傷が酷く、眼球は破裂し、水晶体が飛び散っていました。

また、胸骨・助骨が砕かれたような状態、更には縄で縛られていた跡があり、大腿部の断裂もあったようで殺害後も激しい強姦が続いていたと考えられています。さらに身体の一部は犯人が森へ死体を遺棄した際に、動物が食べたのではないかとされています。

所持品もほとんど奪われる

Handbag Purse Fashion - Free photo on Pixabay (355180)

被害者の日本人女子大生が身につけていたものは、遺体発見時にはほとんど奪われていました。被害者が所持していたものは、財布や携帯の他にも電子機器等を所持していましたが、金目のもは全て取られてしまったようです。

逮捕の決め手となったのは、日本人女子大生が所持していた携帯電話でした。彼女の携帯電話は犯人が持っており、デジタルカメラは転売されていました。残されていたのは、金品以外のものとスーツケースだけでした。

犯人の逮捕

Handcuffs Trouble Police - Free photo on Pixabay (355196)

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