大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件の概要は？事件のその後も

小森淳に至っては一般的な家庭環境とも言える場所で生まれています。両親は愛情を注いでいましたが、叱られることなく甘やかされて育ってきたそうです。中学2年生のあたりから反抗的な態度を見せるようになり、部活も退部しシンナー吸引や窃盗などの非行に走るようになりました。

定時制高校に入学し昼間はアルバイトをしながら夜間に通学していたが、半年ほどで退学。叱らずに育ててきた両親は、彼にどう接すればよいか分からない状態だったのかもしれません。

性格

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少年時代からまともな生活を送れなかった3人は、いわゆる普通の感情は持ち合わせていなかったようです。3人が行動を共にする頃には、冷酷な人間性が形成されていました。

小林正人に関しては、少年期は気が弱い一面も持ち合わせていながら協調性がなく自分の意思を通そうとする気持ちが強い性格だったと記されています。

逮捕後の小林正人を知る関係者も、大人への敵意がむき出しでまるで狼に育てられたようだったと話していました。

実際に起きた少年少女による殺人事件

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未成年により起こした残虐な事件は、大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件だけではありません。この度に世間で議論されるのが、この未成年者たちに対する厳罰化や更生、プライバシーについてです。

最近では未成年者たちを、ここまで擁護する必要が本当にあるのか？という疑問を抱く人も多くネット上では実名などが多く公表されています。

きっとこれらの議論は、この先も続いていくでしょう。未成年に限らず、このような残虐な事件がこの世から無くなることを願うばかりです。

川崎中1殺人事件

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川崎中1殺人事件は、川崎市の多摩川河川敷において中学1年生の男子生徒が殺害遺棄された事件です。犯人は同じグループとして行動していた未成年者3人でした。

些細なトラブルから被害者生徒を呼び出し、暴行を加えてナイフで切りつけた上に冬の川を泳がせるという残忍な犯行で殺害しました。その場のノリや虚勢心が犯行をここまでエスカレートさせたと言います。

リーダー格である少年は殺人罪に、他の2人は傷害致死罪となりました。

佐世保小6女児同級生殺害事件

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2004年6月に起きた佐世保小6女児同級生殺害事件は、小学6年生の女児が起こした犯行ということで世間に衝撃を与えました。殺害されたのは、同じ学校に通うクラスメイト。

2人はコミュニティーサイトを運営していて、チャットなどでやり取りをする仲だったと言われています。事件が起きたのは小学校内にある学習ルームでした。被害者女児を後ろ手に縛り目隠した状態で座らせ、後ろから首と左手を切りつけたと言われています。

首は深さ10センチ、手首は骨が見えるほどに切りつけられていました。事件現場を見てPTSDを発症した被害者遺族、学校関係者、救急隊員もいたほど酷い状況だったそうです。

長崎男児誘拐殺人事件

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家族と来ていた大型家電量販店のゲームコーナーで遊んでいた男児が誘拐され、殺害された長崎男児誘拐殺人事件は2003年7月に発生しました。この事件の容疑者としてあがったのが、中学1年生の男子生徒でした。

犯行当時12才だった男子生徒は逮捕にはならず、補導という形がとられたのも遺族や世間をもやもやした気分にさせました。男児を誘拐した後はパーキングビルの屋上につれていき、全裸にさせた上に暴行を加えています。

暴行後、防犯カメラに気づいた加害者はパニックになり、屋上から20メートル下にある通路へ男児を投げて殺害したのです。

山形マット死事件

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山形マット死事件は、1993年1月に山形県新庄市立明倫中学校で発生した事件です。犠牲者となったのは同学校に通う中学1年生の生徒でした。

逮捕されたのは上級生3人と、同級生4人の計7人。彼らは常習的に被害者生徒をいじめていたと言われています。被害者はマットに巻かれた状態で縦におかれ、窒息死して状態で発見されました。彼は逆さまになった状態で放置されていたそうです。

彼の顔はうっ血していて、誰か分からないほどに腫れ上がっていたと言います。

西鉄バスジャック事件

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日本のバスジャック事件において、初めて死者を出した西鉄バスジャック事件。この事件は2000年5月に、当時17才の少年により起こされました。

インターネット掲示板2チャンネルに「ネオ麦茶」というハンドルネームで犯行予告をしていたことから、ネオ麦茶事件とも言われています。

牛刀を持った状態で太宰府ＩＣからバスに乗り込み、山陽自動車道まで乗客に様々な指示を出したり切りつけたりしていたようです。発生から15時間後に事件は収束を迎えました。

少年らによる残忍な殺人事件を忘れてはいけない

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11日間という短い期間で4人の若者を命を壮絶なリンチの末、奪った極悪非道な3人の主犯格たち。彼らはこのような事件を起こしたにも関わらず、裁判では反省の色を見せることがありませんでした。

死刑判決がくだされてから、命乞いをするように反省の色をみせたり遺族に謝罪文を送ったりという行動をみせていました。その言動が本心かどうかは定かではありませんが、彼らの起こした罪は許されるものではありません。

あらゆる災害により大々的に報じらていませんでしたが、決して風化させてはいけない事件のひとつです。

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