目次
事件の概要を調べていくと、行動をリードしていたのは小林正人だと言っても良いでしょう。小林正人がボウリング場で偶然会ったC・D・Eを脅して外へと連れ出し因縁をつけながら暴行を始めます。
しかし人目につきやすいということもあり、Eから奪った軽自動車と他2台の車を使い3人を監禁。金銭を出すように脅しながら暴行を始めたが、ここでのC・D・Eの加害者らに対する行動が不幸にも命の明暗を分けたのかもしれません。
しかし何度も言うように、彼らがどんな行動をとったにしても命を奪われても良い理由はひとつもありません。
しかし人目につきやすいということもあり、Eから奪った軽自動車と他2台の車を使い3人を監禁。金銭を出すように脅しながら暴行を始めたが、ここでのC・D・Eの加害者らに対する行動が不幸にも命の明暗を分けたのかもしれません。
しかし何度も言うように、彼らがどんな行動をとったにしても命を奪われても良い理由はひとつもありません。
監禁した車内・移動先で暴行を加え続ける
via pixabay.com
現金を奪い車に監禁している間も、暴行は続きました。ボウリング場を出てから次のリンチ現場となる長良川沿いの堤防までは、最短距離では無かったようです。道中をさまよった末にたどり着いたのが、岐阜県の長良川河川敷でした。
車内では暴行が続いていましたが、途中で水分補給をさせたり暴力をやめるように訴えたりと、加害者グループの間でも意識の差が出ていたようです。
小森淳に至っては、金銭を奪い暴行をした後の3人を解放しようと提案していたほどです。
車内では暴行が続いていましたが、途中で水分補給をさせたり暴力をやめるように訴えたりと、加害者グループの間でも意識の差が出ていたようです。
小森淳に至っては、金銭を奪い暴行をした後の3人を解放しようと提案していたほどです。
男性C・Dに対し暴行を働き死亡させる
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小森淳の提案もむなしく男性C・Dに対しての暴力はやむことなく、命を奪う結果になってしまいました。これは暴行の末、死亡させてしまったというよりは、命を奪うために暴行を働いたと言っても良いでしょう。
それは小林正人が「(被害者たちの)この顔の状態で帰したら、絶対に通報されてしまう」と殺害を促したことからも明白です。
車からC・Dを連れ出した後は、河川敷において命乞いをしている2人を1時間程に渡り暴行を続けました。彼らは組織巻出血による出血死で命を落としてしまったのです。
それは小林正人が「(被害者たちの)この顔の状態で帰したら、絶対に通報されてしまう」と殺害を促したことからも明白です。
車からC・Dを連れ出した後は、河川敷において命乞いをしている2人を1時間程に渡り暴行を続けました。彼らは組織巻出血による出血死で命を落としてしまったのです。
男性Eは男性C・Dがリンチされている間、別の車に監禁されていた
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ボウリング場でC・Dと共に拉致されたEだけは、命を取り留めることができました。これは今までの加害者らの行動を見ると、不思議に感じる人も少なくないでしょう。
Eだけが殺害されなかったのは、主犯格らの暴行や脅しに対して一切反抗をしなかったからだと言われています。恐喝されている間も、Eだけは逆らったら被害が倍増すると思い素直に従っていたそうです。
CとDが河川敷で暴行されている間は、Eは別な車に監禁されていました。リンチされている音を聞かされながら、脅されていたと言います。
Eだけが殺害されなかったのは、主犯格らの暴行や脅しに対して一切反抗をしなかったからだと言われています。恐喝されている間も、Eだけは逆らったら被害が倍増すると思い素直に従っていたそうです。
CとDが河川敷で暴行されている間は、Eは別な車に監禁されていました。リンチされている音を聞かされながら、脅されていたと言います。
大阪市内で男性Eは解放された
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CとDを暴行して河川敷に放置した後は、引き続きEを監禁したままで大阪中央区内まで脅しながら連れ回していました。結果的にEの命は奪うこと無く、現在の大阪難波駅の近くで解放。その時には、Eから強奪した現金のうち帰りの交通費として3,000円と手渡したと言われています。
Eは全治1週間の怪我を負ったが、命に別状はありませんでした。この運良く解放されたEの証言により、この残酷な事件の概要が次々と明らかになっていきます。
Eは全治1週間の怪我を負ったが、命に別状はありませんでした。この運良く解放されたEの証言により、この残酷な事件の概要が次々と明らかになっていきます。
事件のその後の動き
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長良川事件の後、この連続リンチ事件の解決に向けて一気に動き出しました。やはり解放されたEの供述が解決の糸口に大きく貢献したと言っても良いでしょう。
事件が徐々に解明されていく流れや、主犯格である小林正人・小森淳・芳賀匡由が逮捕に至った状況を説明します。警察の懸命な捜査により逮捕に至ったものもいれば、自ら出頭したものもいました。
最初の事件から約3ヶ月後に、小林正人・小森淳・芳賀匡由の順番で主犯格全員が逮捕されています。
事件が徐々に解明されていく流れや、主犯格である小林正人・小森淳・芳賀匡由が逮捕に至った状況を説明します。警察の懸命な捜査により逮捕に至ったものもいれば、自ら出頭したものもいました。
最初の事件から約3ヶ月後に、小林正人・小森淳・芳賀匡由の順番で主犯格全員が逮捕されています。
男性Eからの事情聴取で事件簿全貌が明らかに
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長良川事件が起きた翌日に、被害者のCとDの遺体は発見されました。のどかな場所ということもあり、当初はひき逃げ犯による死体遺棄という見解も出ていたほど、殺人事件に関連づける住民は少なかったようです。
しかし遺体の凄まじい暴行の跡や、現場付近の状況を見てリンチによる殺害事件という可能性が濃厚と判断されました。
岐阜県警の懸命な捜査により、遺体となって発見されたC・Dの他に被害者Eがいたことが判明。彼を聴取して得た供述により、グループの人数や男女比、事件前後の行動が明らかになっていくのです。
しかし遺体の凄まじい暴行の跡や、現場付近の状況を見てリンチによる殺害事件という可能性が濃厚と判断されました。
岐阜県警の懸命な捜査により、遺体となって発見されたC・Dの他に被害者Eがいたことが判明。彼を聴取して得た供述により、グループの人数や男女比、事件前後の行動が明らかになっていくのです。
10月9日男性Vと犯人グループの女性が取り押さえられる
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加害者グループは長良川事件後にEを解放すると同時に、別行動をとっていました。別行動を取った後に大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺害事件の加害者の中で最初に取り押さえられたのが男性Vと少年X、W子とY子でした。
男性Vが木曽川事件から運転手をしていた人物、少年XとW子・Y子は同事件の前にシンナーパーティーで集まったメンバーでした。
大阪で主犯格メンバーで別行動をとった後は、愛知県一宮市に戻り4人で行動しています。一宮市内において車内でシンナーを吸っていたところを一宮警察署の署員に取り押さえられました。
男性Vが木曽川事件から運転手をしていた人物、少年XとW子・Y子は同事件の前にシンナーパーティーで集まったメンバーでした。
大阪で主犯格メンバーで別行動をとった後は、愛知県一宮市に戻り4人で行動しています。一宮市内において車内でシンナーを吸っていたところを一宮警察署の署員に取り押さえられました。
少年X・少女Wが自供し逮捕される
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警察に取り押さえられたのはあくまでも、シンナー吸引によるものです。そして事件の参考人として事情聴取を続ける中、少年Xと少女W子が木曽川事件の詳細について供述を始めました。
彼らの供述のとおりに木曽川を捜査したところ、遺体が発見されたため逮捕に至っています。この2人は木曽川事件の後は主犯格グループとは行動を別にしているため、長良川事件には関わっていません。
後にW子は傷害致死罪で少年院へ、Xは懲役4年以上8年以下の不定期刑がくだされました。
彼らの供述のとおりに木曽川を捜査したところ、遺体が発見されたため逮捕に至っています。この2人は木曽川事件の後は主犯格グループとは行動を別にしているため、長良川事件には関わっていません。
後にW子は傷害致死罪で少年院へ、Xは懲役4年以上8年以下の不定期刑がくだされました。
10月14日に小林が逮捕される
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主犯格3人の中で最初に逮捕されたのは、小林正人でした。長期に渡る連続リンチ殺人事件において、後半は兄貴分的な存在となっていた人物です。
小林正人も愛知県一宮市に戻り、知人の家を転々としながら逃走を重ねていたと言います。逮捕のきっかけとなったのが、第4の事件となりかけた出来事の最中でした。
一宮市内のコンビニ前の車内で食事をしていた男女が乗っている車に乗り込んで、車の鍵を奪い男女を乗せたまま逃走。途中でパトカーに追われ走行中に、事故に合い入院しました。入院先からも逃亡を図りましたが、相談相手に説得されて自ら出頭し逮捕となったのです。
小林正人も愛知県一宮市に戻り、知人の家を転々としながら逃走を重ねていたと言います。逮捕のきっかけとなったのが、第4の事件となりかけた出来事の最中でした。
一宮市内のコンビニ前の車内で食事をしていた男女が乗っている車に乗り込んで、車の鍵を奪い男女を乗せたまま逃走。途中でパトカーに追われ走行中に、事故に合い入院しました。入院先からも逃亡を図りましたが、相談相手に説得されて自ら出頭し逮捕となったのです。
10月15日に小森が出頭する
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