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現在では死語となっている「キボンヌ」ですが、かつては盛んに使われており、サブカルチャー全般に影響を与えました。音楽アーティストの楽曲のタイトルや歌詞に「キボンヌ」が登場する例もあります。
以下で実際に「キボンヌ」が使われている楽曲について、詳しく解説します。
以下で実際に「キボンヌ」が使われている楽曲について、詳しく解説します。
「くちづけキボンヌ」
via pixabay.com
2011年に発表されたアイドルグループ「でんぱ組.inc」の楽曲「くちづけキボンヌ」は、「キボンヌ」が使われた楽曲の代表格です。
先に紹介した「最近見なくなった死語ランキング」は2011年なので、「キボンヌ」は楽曲発表時にはすでに死語と認識されたいた言葉です。さらにタイトルにある「くちづけ」という言葉は、「キボンヌ」以上に古臭い言葉です。
「くちづけ」と「キボンヌ」という有り体に言えば「ダサい」言葉をあえて組み合わせることで、ダサくもインパクトのある独特のタイトルになっています。
先に紹介した「最近見なくなった死語ランキング」は2011年なので、「キボンヌ」は楽曲発表時にはすでに死語と認識されたいた言葉です。さらにタイトルにある「くちづけ」という言葉は、「キボンヌ」以上に古臭い言葉です。
「くちづけ」と「キボンヌ」という有り体に言えば「ダサい」言葉をあえて組み合わせることで、ダサくもインパクトのある独特のタイトルになっています。
via pixabay.com
楽曲を提供したのは、ヒップホップアーティストの「かせきさいだぁ」こと加藤丈文(かとうたけふみ)氏です。「かせきさいだぁ」は、90年代に流行した「渋谷系」と呼ばれる日本独自の音楽ジャンルを代表するアーティストです。
「渋谷系」は、洋楽の影響を強く受けた都会的なサウンドが特徴です。ダサいタイトルなのにおしゃれなサウンドの楽曲をアイドルが歌う、というミスマッチ感が「くちづけキボンヌ」の最大の魅力です。
「渋谷系」は、洋楽の影響を強く受けた都会的なサウンドが特徴です。ダサいタイトルなのにおしゃれなサウンドの楽曲をアイドルが歌う、というミスマッチ感が「くちづけキボンヌ」の最大の魅力です。
でんぱ組.inc
via pixabay.com
「くちづけキボンヌ」を歌う「でんぱ組.inc」は、6人組の女性アイドルグループです。2007年に前身グループ「でんぱ組」が結成され、2009年に「でんぱ組.inc」に改名して現在まで活動を続けています。
グループ名にある「でんぱ」とは、オタク文化の萌え要素を過度に強調した楽曲である「電波ソング」のことです。グループ名通り電波ソングを意識した楽曲を数多く発表しています。
ただし、「くちづけキボンヌ」は洗練された都会的なサウンドであり、「でんぱ組.inc」の中でも異色の楽曲です。
グループ名にある「でんぱ」とは、オタク文化の萌え要素を過度に強調した楽曲である「電波ソング」のことです。グループ名通り電波ソングを意識した楽曲を数多く発表しています。
ただし、「くちづけキボンヌ」は洗練された都会的なサウンドであり、「でんぱ組.inc」の中でも異色の楽曲です。
キボンヌはあくまでネットスラング
via pixabay.com
「キボンヌ」は、現在全く使われていないわけではありませんが、インターネットでは基本的に死語として認識されています。そのため、使い方には十分注意する必要があります。
あえて古臭い言葉を使って受けを狙うこともできますが、不用意に使うと恥をかいてしまいます。「キボンヌ」に限らず、ネットスラングは流行り廃りが激しいので、常に情報を収集して流行を把握してから使うようにしましょう。
あえて古臭い言葉を使って受けを狙うこともできますが、不用意に使うと恥をかいてしまいます。「キボンヌ」に限らず、ネットスラングは流行り廃りが激しいので、常に情報を収集して流行を把握してから使うようにしましょう。
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