2019年8月4日 更新

ワイオミング事件の真相とは?奇妙な映像の正体は?

あなたは、かつてアメリカのワイオミング州で起きた奇妙な事件をご存知でしょうか?この事件はワイオミング事件と呼ばれ、当時多くの人に衝撃を与えた放送事故として有名になりました。今回は、そんなワイオミング事件の真相について詳しく解説して行きます!

目次

ワイオミング事件とは?

Starry Sky Star Tracks Radio - Free photo on Pixabay (526229)

あなたは、電波ジャックというものをご存知でしょうか?電波ジャックとは、日本独自の表現とされ、英語では「放送信号割込み(Broadcast signal intrusion)と言います。現在では、ジャックと言えばハイジャックが有名ですが、実は放送回線も実際に乗っ取られてしまうということがありました。

今回は、アメリカで起きたと言われている、謎多き電波ジャック事件の一つである「ワイオミング事件」についてご紹介して行きます。

ワイオミング事件の映像は危険すぎる?

Hand Silhouette Shape - Free photo on Pixabay (526242)

ネットで検索すると、ワイオミング事件の映像に関して「検索してはいけない」「一人で見てはいけない」こんな言葉を目にしますが、実際の所はどうなのでしょうか?

あるニュース番組の放送中映像が途切れ、突然はじまるワイオミング事件の動画は恐ろしく不気味と言われ、見た人の深層心理に迫ってくる危険な映像と言われているようです。

ワイオミング事件の詳細や映像についても後述しますが、どうやらワイオミング事件の映像を夜に1人で見るという行為は控えた方が良さそうですね。

ワイオミング事件詳細

Tv Television Retro - Free photo on Pixabay (526256)

「ワイオミング事件と言う名前は聞いたことがあるけれど、実際はどんな内容なの?」という疑問を持たれた方も少なくないのではないでしょうか?「ワイオミング事件」とは謎多き電波ジャック事件の一つとされています。

そもそも電波ジャックとは、強い不法電波を流すことによって、使用中の放送を妨害し、不法電波を流した人物が意図する映像や音声を流すことで、放送や放送局の一定の時間を乗っ取る行為です。

現在では、過去に数々の電波ジャック事件が起こったことから対策がなされほとんどありませんが、当時はカラーテレビが登場したばかりということもあり対応が追い付かず、実際にアメリカで電波ジャック事件が起こりました。その中でも、ワイオミング事件についての詳細をまとめてみました。

事件の起きた場所やテレビ局

Architecture Modern Building - Free photo on Pixabay (526280)

ワイオミング事件は、アメリカのワイオミング州ニオブララ群という町で起こったとされています。その名の通り、ワイオミング州という地名からワイオミング事件と名付けられたようですが、同じワイオミング州の中でもニオブララ郡は総面積が6,806㎢と非常に小さい町だと言われています。

人口は2005年の時点では、推定で2,286人とされ、州内でも一番人口が少ない郡なのだそうです。ちなみに、ジャックされたテレビ局は不明となっていますが、どうやら町の小さな放送局でそれは起きたと推測されています。

ニュース放送中に電波ジャック

News Press Newspaper - Free image on Pixabay (526310)

ワイオミング事件発生当時は、ワイオミング州ニオブララ郡の小さな町のローカル局でニュースが放送されていたと言います。キャスターがニュースを読み上げている最中、突然画面が乱れカラー映像に砂嵐が現れます。そしてその直ぐ後に、不気味なモノクロの映像が流れ始めたのです。

電波ジャックは6分間続き、その間視聴者の不安を煽るような不気味なメッセージと映像が、重々しい音楽と共に流れ続けました。そして6分後、まるで何事も無かったかのように、先ほどまで放送されていたニュース番組に切り替わっていたのです。

流れた映像の詳細

Bart Face Man - Free photo on Pixabay (526359)

それでは、ワイオミング事件で流れた不気味な映像の詳細について説明します。まずは最初に「333-333-333」という架空の電話番号のような数字と「We Present A SPECIAL PRESENTAION」(特別なプレゼンテーションを行う)という言葉が、画面の上半分に表示され、画面の下半分には反転した同じ言葉の浮かぶ映像が流れます。

その後、背景の黒い白文字で「YOU WILL SEE SUCH PRETTY THINGS」という英文が現れます。そしてしばらくすると、画面に不気味な男の顔が浮かび、また最初の画面に戻ります。この「333」から始まるモノクロの文書が出てくる画面は、動画の合間合間で登場します。

そしてその後、非常に印象的な英文がところどころで登場し、視聴者の深層心理に訴えかけてくるような不気味な映像として、視聴者の心を揺さぶるのです。

視聴者の反応や影響

Despair Alone Being - Free photo on Pixabay (526415)

ワイオミング事件発生当時、この映像をテレビを通じてリアルタイムで見た人達の中には、人間の深層心理を刺激するような映像に、頭痛や吐き気、腹痛などを訴えた人が沢山いたと言われています。また、中には動画の影響によって具合が悪くなり、病院に救急搬送された人もいたのだそうです。

お茶の間で家族と一緒にいつものローカルのニュース番組を見ながら、のほほんと過ごしていた人たちからすれば、突然の電波ジャックに強い衝撃を受けたことでしょう。

ニュースを放送していたテレビ局も被害者ですが、もし本当に怒りの声や苦情を入れた人がいるというのであれば、それだけ気分の悪くなるような映像だったということでしょう。

事件最大の謎

People Man Adult - Free photo on Pixabay (526436)

アメリカのワイオミング州ニオブララ郡という小さな町で起きたワイオミング事件は、謎の文章と不気味な人物という組み合わせの映像により物議をかもしましたが、事件のディティールは未だ謎に包まれたままです。

また、ワイオミング事件に対しては様々な見方があり、ワイオミング事件否定派の間では「事件自体がでたらめで、映像だけが作られたのではないか?」という噂も流れています。ここでは、ワイオミング事件の最大の謎についてご紹介します。

事件発生日時が不明

Time Calendar Saturday - Free photo on Pixabay (526461)

まず、ワイオミング事件が起きたとされる発生日時ですが、多くのネットユーザーがいくら調べても明確に「この日」というのは発見できでいないそうです。ですので、ワイオミング事件がネットにアップロードされた日を基準にして、その日より前と推測されています。

ちなみに、ワイオミング事件がアップロードされたのは2007年9月10日とされています。つまり、ワイオミング事件が起きたのはそれより前ということになります。

アメリカ全土でデジタル放送に移行したのは2009年6月12日ですが、実際にはデジタル放送は1998年の11月から、アメリカの一部の地域で放送されていました。一般家庭には、まだそんなにデジタルチューナーが普及していなかったため、この事件が起こったのはアナログ放送の全盛期だったと考えられています。

事件についての記録がない

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