2019年5月25日 更新

バッキー事件の詳細と犯人の手口は?栗山龍とその他加害者の現在も

AV業界が生み出した闇であるバッキー事件。真実味を求めるあまり、暴力、強要などを実際に女優の方に行っていたものとなっています。その恐ろしい有様や加害者達の情報、事件後の様子。加えて、被害者のその後などの情報をお届け致します。

目次

その当時に違法とされていなかった薬物を使用した作品があったようであります。この薬物は現在では違法とされているものも多く、これは法律の穴を縫った周到な手口と言えるものであります。

その薬物を使用して、女性がフラフラになったところで性行為に及ぶというものでありました。嗜虐心を煽るものであるのでしょうが、こうした薬物によって、受ける損害は軽視していいものではありません。このような薬物の使用は演技のみであって欲しいものです。

アルコールを使った性行為

Girl Kayak Canoe - Free photo on Pixabay (326586)

こちらは薬物と同じく、女性がフラフラになった状態で性行為に及ぶというものでありますが、アルコールというよく知るもので行われていることが特徴であります。アルコールは適度であれば、身体への害は少ないものですが、前後不覚になるほど飲むのであれば、大きな問題であります。

下手をすれば、命に関わるものであり、そうでなくとも大きな後遺症を残すものともなり得るものであります。そのようなものを、演技ではなく実際に強要するというのはあってはならないのであります。

バッキー事件の加害者のその後

Girl Hair Blowing - Free photo on Pixabay (326587)

暴力的な性行為の想像を考える男性というのは少なくはないものであります。それは、生物的な趣向であり、決して理知的な心から発生するものではありません。従って、それを実行することは基本的にはあり得ません。ですから、AV作品のようなプロが演じている作品に興味を持つのであります。

しかし、バッキーの作品ではそのようなプロによる演出ではなく、ほぼ事実を写し取ったものであり、その行為は裁かれて当然であります。そのような行為を行った加害者達のその後についてご紹介していきます。

証拠不十分により逮捕者は釈放

Winter Redhead Female - Free photo on Pixabay (326588)

2004年の直腸破裂事件においては、その当時に証拠が不十分とされ、処分保留のまま釈放されました。これは後に、罪は確定するのですが、少なくともこのときまでは、まだバッキービジュアルプランニングの面々に自由はあったということになります。

この事件だけであれば、後の裁判にての刑だけですむのですが、バッキー事件は直腸破裂事件以外の複数の犯行を対象としたものであり、それら他の事柄によって、栗山龍さんを筆頭とする面々が逮捕される運びとなりました。

被害届が出され再逮捕へ

Girl Sea Erotic - Free photo on Pixabay (326589)

バッキービジュアルプランニングの面々を逮捕するに至る経緯は、直腸破裂事件にあり、このことで警察が本腰を入れたことに尽きるものであります。警察は彼らの罪を洗い出すために、バッキーの作品の女優となった女性達に被害届を出すよう説得したようであります。

このことによって、2005年に関係者各位が逮捕され、2006年に栗山龍さんも逮捕されました。そして、更なる調査が進み、それぞれの加害者達に判決が下ることになったのであります。

現在も服役中の加害者

Girl Looking Away Portrait - Free photo on Pixabay (326590)

栗山龍さんや主犯格の方は現在も刑務所に収監されており、刑期が終えるまでは日の当たる所へ出ることはないものであります。この中で特に、栗山龍さんの刑務所での態度が話題に出されるものとなっています。

彼は己のやってきたを自慢することや縛りのテクニックを披露するなどといったことを行っていると言われております。それが事実であるならば、社会復帰するまでに何か改善策を警察が打ち出して欲しいものであります。

既に社会復帰を果たしている加害者も

Guitar Country Girl - Free photo on Pixabay (326591)

主犯格の方々は未だ牢の中でありますが、バッキービジュアルプランニングの加害者とされる面々の中には少ない刑罰であった方もいらっしゃいます。その方々はすでに刑期を終え、社会復帰しております。

その方々はしっかりと刑罰を受けたものであり、基本的には一般人となにも変わりがないので、差別にあたることを行うべきではありません。当然ながら、被害者の方が許すということはないでしょうが、それ以外の方が彼らに口を出すべきではないでしょう。

「監禁友の会」というグループの存在

People Man Woman - Free photo on Pixabay (326592)

バッキービジュアルプランニングについて語られるとき、必ずといって取り上げられる「監禁友の会」というグループ。これはバッキーが発足したグループであり、メンバーはDVD購入者を対象としたエキストラの公募によって集められたものであります。

「監禁友の会」の目的はバッキーの撮影に参加できるというものであり、バッキーの作品を愛好する人に対しての特典のようなものであったようです。

DVD購入者が男優として撮影に参加

Night Camera Photographer - Free photo on Pixabay (326593)

「監禁友の会」のメンバーが参加した撮影は実際に行われたようであります。しかし、その際も女優には適切な事前情報は伝えられておらず、実質は他のバッキーの作品と変わりのない悪質な撮影であったようであります。

それを「監禁友の会」のメンバーは全く知らないということは無かったようでありますが、全ての事実を知っているということでもないようで、撮影の間は、鬼畜に徹してはいても、主体的ではなかったと言えるでしょう。

参加者が起訴をされることはなかった

Book Hands Reflecting - Free photo on Pixabay (326714)

「監禁友の会」のメンバーが何故起訴されなかったかということについての情報はあまりあがってはいないようであります。ですから推測することしかできませんが、やはり、主体的ではなかったことが一因であるでしょう。

あくまで、バッキー側の演出であり、それを実際にやっていたと確証を持てるものを持っていない方々であり、罪を自覚するに至る要素が足りなかったと言えるでしょう。この場合、責任があるのは、バッキーであるということでしょう。

バッキー後続会社「コレクター」について

Reading Book Girl - Free photo on Pixabay (326715)

4 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪

日本や世界の不思議な事件まとめ!中には未解決の事件も?

日本や世界の不思議な事件まとめ!中には未解決の事件も?

日本や世界では不思議な事件が多く起きています。未解決の事件もたくさんあり、発生理由がわからなかったり行方不明のまま見つからなかったりするものもあります。どのような事件が起きているのか日本編と世界編に分けて詳しくご紹介していきます。
光市母子殺害事件の詳細と判決!大月孝行の壮絶な生い立ちと現在は?

光市母子殺害事件の詳細と判決!大月孝行の壮絶な生い立ちと現在は?

1999年に発生した光市母子殺害事件の犯人は大月孝行(旧姓・福田)という男性でした。犯人の男は18歳という若さで主婦・乳幼児を殺害したのです。今回は光市母子殺害事件について詳細を紹介すると共に、死刑に至るまでの経緯、そして大月孝行の生い立ちを紹介して参ります。
ホモフォビアの意味と原因とは?同性愛の歴史と日本で起きた事件

ホモフォビアの意味と原因とは?同性愛の歴史と日本で起きた事件

性について寛容と言われる日本でも多く存在する『ホモフォビア』という思想をご存じでしょうか。同性愛などの性的思考と関係が深いその言葉が生まれた歴史的背景や、原因について、また世界での捉え方も同時に触れて、性的志向への議論に関しても考えて行きます。
アメリカの有名ギャング「アル・カポネ」の生涯!逮捕された理由とその後も

アメリカの有名ギャング「アル・カポネ」の生涯!逮捕された理由とその後も

アル・カポネは、20世紀のアメリカを代表するギャングです。アメリカで禁酒法が施行された時代に犯罪組織の近代化に成功し、絶大な権力を誇りました。その影響は現在まで続いています。今回は、アメリカ史上最も有名なギャング、アル・カポネの生涯に迫ります。
底なし沼は日本にも実在する?沼の仕組みや脱出法と死亡事故も

底なし沼は日本にも実在する?沼の仕組みや脱出法と死亡事故も

底なし沼は国外だけのものではなく、日本にも実在しています。ここでは、底なし沼の深さや仕組みについて解説、脱出方法・救助方法や悲しい死亡事故、また、底なし沼がある場所の特徴や底なし沼がでてくる映画や童話なども紹介していきます。

この記事のキーワード