2020年12月25日 更新

ジャネーの法則は嘘だった?根拠は?時間経過の速さの原因と遅くする方法

ジャネーーの法則とは、「年をとると時間の経過が早く感じる」という心理的な現象を科学的に説明した法則です。時間感覚を客観的に計算できるとされていますが、科学的根拠はなく嘘であるという批判もあります。今回は、ジャネーの法則や人間の心理と時間の関係につて解説します。

より充実した時間を過ごすためには、常に新しい刺激を取り入れることが重要です。若い頃は、身の回りのものの多くが新鮮であり、特に意識しなくとも刺激を得ることができます。

しかし、加齢と共に知識や経験が蓄えられていくと、従来と同じ生活を維持するだけでは刺激を得ることが難しくなっていきます。

一般的に加齢と共に新しい物事に対する興味は薄れがちですが、むしろ年をとった人こそ新しい物事を積極的に受け入れ、刺激を受けることが大事です。先入観にとらわれず、とりあえずどんなことでも試してみるという貪欲さが必要なのです。

時間の管理を徹底する

Female Diary Journal - Free photo on Pixabay (408438)

普段から時間の管理を徹底することで、無駄をなくし、充実した時間を過ごせます。加齢によって時間の経過が早く感じる原因の1つは、時間意識の希薄さにあるからです。

時間にとらわれずに生活することは決して悪いことではありませんが、全く時間を意識することがなくなると、漫然とした生活を送ることになりかねません。
Calendar Wall Days - Free photo on Pixabay (408439)

仕事などの理由がないと、中々ちゃんとしたスケージュールを組まないという人も多いですが、できればある程度生活の中に時間に対する意識を持ち込んでメリハリをつけましょう。

ただし、あまりにかっちりとスケジュールを決めると時間にとらわれすぎてしまい、かえって生活に悪影響を及ぼす可能性もあるので注意しましょう。

趣味を作る

Guitarist Acoustic Guitar Man - Free photo on Pixabay (408443)

年を取って定年になり、仕事がなくなると自由にできる時間が増えますが、この自由時間を持て余してしまう人がいます。特にこれまで仕事に打ち込んできた人は、いざ時間ができるても何をしていいか分からず、戸惑ってしまうのです。そんな時間を充実させるには、何かしらの趣味を作るとよいでしょう。

1人できるインドアな趣味でも多くの人と楽しむアウトドアな趣味でも構いません。要は熱中できるということが重要です。新しい趣味に挑戦すれば新たな刺激を取り入れうことになり、アウトドアの趣味であれば運動による代謝の向上に繋がります。

趣味の作り方については、後ほど詳しく解説します。

趣味の作り方

Photographer Photo Camera - Free photo on Pixabay (408445)

趣味を作ることは充実した時間を過ごすための最もよい方法ですが、簡単に作れるものではありません。以下で趣味を作るための方法を解説します。

本を買う

Box Gift Present - Free photo on Pixabay (408448)

何かを始める入り口として、興味のある物事についての本を買って読んでみるとよいでしょう。何も読書を趣味にせよと言っているわけではありません。

新しいことを始めるために、まず本で情報収集をするとよいということです。最近はパソコンやインターネットの普及により、インターネットで情報を得ることが容易になったので、インターネット経由で情報を得た方が楽であるように思えます。
Blond Blonde Girl - Free photo on Pixabay (408449)

しかし、インターネットの情報は整理されておらず玉石混交であるため、初心者がインターネットで情報を収集するのは大変です。

本であれば、ある程度まとまっていて信頼性のある情報を手に入れられます。趣味への入り口として、本は最適のツールなのです。

何かしらの教室に通ってみる

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より本格的に趣味に取り組んでみたいというのであれば、何らかの教室に通ってみるのもよいでしょう。本やインターネットを使って独学で学ぶことも悪くはありませんが、1人での学びにはどうしても限界があります。

またスポーツのような趣味は、相手が必要な場合が多く、そもそも1人ではできない場合もあります。もし興味のある趣味の教室に入れそうであれば、思い切って通ってみるのも1つの手です。

最近はインターネット経由で申し込むこともできるので、積極的に参加してみましょう。

通信制などでも大学に通ってみる

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趣味とは少し違いますが、通信制の大学に通ってみるのもよいでしょう。最近は生涯学習という考え方が日本社会にも浸透してきており、現役の社会人や仕事を引退した人が新たに大学に通って学び直すケースが増えています。

とはいえ、通学課程に入学することはなかなか難しいので、より簡単な手続きで入れる通信制大学への入学を選ぶ人が増えています。

通信制とはいえ立派な大学であり、通学課程とほぼ同等の学びを提供している大学がほとんどです。新たな学びが刺激にもなるので、より充実した時間を過ごすことができます。
Studying Exams Preparation - Free photo on Pixabay (408457)

ただし、通信制大学は入学は簡単ですが、卒業は難しいところが多いので、注意が必要です。通学課程と比べて学びの手段が限定されるため、最後までやり遂げて卒業する人は少ないと言われています。

入学を考えている人は、十分に準備して新たな道に進みましょう。

新しい交流を広げる

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これまで紹介した全ての方法に共通するのは、新しく交流を広げられるようにする工夫です。人との交流はそれだけで刺激になり、時間を充実させることにつながります。

読書のように1人でできるインドアな趣味でも、感想を言い合う仲間がいればさらに新たな刺激を得ることができます。交流を広げる方法には、前述の教室などに通うことだけでなく、SNSなどを通じて共通の趣味を持つ仲間を探すという方法もあります。

新たな交流が広がれば趣味の時間だけでなく、それ以外の時間でも一緒に過ごせる仲間ができ、より充実した時間を過ごせます。気の合わない人と無理に交流する必要はありませんが、できるだけ出会いの機会を増やして交流を広げていきましょう。

現代人は特に注意!生活環境と時間感覚について

Pedestrians People Busy - Free photo on Pixabay (408464)

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