2019年7月22日 更新

炎上商法にメリットや成功例はある?失敗した時の末路は?

芸能人などがブログなどのSNSで炎上商法してメリットを得ているということを聞いたことがあっても、炎上することによる具体的な成功例や、逆に失敗した時にどんな末路になるかなど、あまり知られていません。不快な思いをしてまで得たいものとはいったい何なのでしょう?

目次

明確な意図を持って炎上させる炎上商法と違い、炎上させるつもりはないのにSNSが炎上してしまうというケースもあります。これらのケースにはどのようなものがあるのかを説明していきます。

「良かれと思ってネットに上げたのに」などと「炎上目的ではなかったのに炎上してしまった」というケースです。

一度ネットに上げてしまうと、意図せずに炎上する可能性は十分にあり、ほぼ永久に残されるかもしれないものになります。ネットに上げる際は十分に注意してから上げましょう。

マナーや常識がない写真やコメントを投稿

Laptop Computer Technology - Free photo on Pixabay (499073)

今や、子供からお年寄りまで多くの人が利用しているSNSですが、場合によってはネット民の餌食になることもあります。特に、インスタグラムに乗せられる写真では「インスタ映え」という言葉で、必要以上に美しく魅せることで「自分勝手さ」「マナーや常識のなさ」が透けて見えると炎上することがあります。

「そんなにインスタが大事か?」「インスタ映えにとりつかれてる」「インスタ映えってそんなに重要なことなの?」といった苦情が寄せられ炎上することがあります。

無断転載や許可なく撮った他人の写真を投稿

Blogging Blogger Office - Free photo on Pixabay (499074)

Twitter、FaceBook、Instagram、Youtube、ニコニコ動画などのSNSで、いろいろな写真や動画を投稿したり、他人の投稿内容を見たりして楽しむ人は多いです。

しかし、このようなSNSや動画サイトやGoogleマップで、自分や家族の顔が写った写真や動画が勝手に投稿されてしまうことがあります。SNSに写真を無断で公開され、写っている人たちに迷惑を与える行為は「フォトハラ」とも呼ばれ、社会問題にもなっています。

犯罪行為や犯罪予告を投稿

Code Editor Coding - Free photo on Pixabay (499075)

いくつかの行為を犯罪とは知らずにネット上で行ったり投稿したりで、知らぬ間に「ネット加害者」になってしまうケースがあります。

「悪評の流布」「なりすまし」「リベンジポルノ」で『名誉棄損・侮辱罪』に、「悪評の流布」「犯行予告」で『業務妨害』に、「自身が著作権を持たない音声および映像等のアップロード」「違法アップロードされたものだと知りながらダウンロード」で『違法アップロード/ダウンロード』の罪に。

「個人情報漏洩」で『プライバシー侵害』に、「リベンジポルノ」「自画取りわいせつ画像・動画の拡散」で『わいせつ物頒布罪』に、「リベンジポルノ、わいせつ物頒布」で『児童ポルノ禁止法違反』に、「線路を歩いて帰る」で『往来妨害罪』に、他に『不正アクセス法違反』などです。

時代錯誤な発言や差別的発言を投稿

Blogger Cellphone Office - Free photo on Pixabay (499077)

ある特定の人種に対して、差別的なツイートを繰り返したり、エイズや性的虐待などをテーマにした不適切なジョークを繰り返し投稿したり、「いつまでも独身の人は信用しない」「既婚でも子どもがいるかどうかで信用度は異なるということなんです」などと投稿することで炎上することがあります。

「時代錯誤な発想」「不妊に苦しむ夫婦や性的マイノリティに対する配慮が欠けている」「差別的発言」をSNSにあげてしまうと、その発言が本人の人生を破滅させてしまうこともあります。

他者からのコメントやメッセージを晒す

Laptop Apple Macbook - Free photo on Pixabay (499079)

現代人にとっては、もはやインターネットはなくてはならない存在であり、不特定多数の人が自由に書き込んだり投稿したりすることができるため、テレビや雑誌などの大きなメディアでは知り得ないニッチな情報に触れることができます。

一方で、著作権を無視した書き込みやフェイクニュース、個人情報の流出などが問題視されることもあります。

特に、ブログやSNSなどが炎上し、本名や住所などの個人情報がさらされてしまった場合、個人情報をネット上から完全に消し去ることは簡単ではありません。

他者からのコメントやメッセージを晒す

災害被災者に対して配慮のないコメントを投稿

Bed Woman Work - Free photo on Pixabay (499080)

地震大国の日本では、多くの地震により多くの被災者が出るという事態が発生していますが、その被災者の気持ちをを考慮せずにむしろ不快にさせるという迷惑行為による炎上が相次いでいます。

地震が起こると「売名行為?」「炎上狙い?」とでもいうようなSNSでの発信がされたり、逆に大災害の発生時にSNSで楽しそうな投稿をすると「被災した人がいるのに不謹慎」と批判を浴びたり、正義者顔したマスコミが、いきなり被災者の家に行って「よろしいですか」と配慮のないインタビューをして大炎上したりです。

炎上商法を安易に使うのは危険

Coffee Cafe Table - Free photo on Pixabay (499081)

SNSの普及と共に、急激に数を増やしたのが炎上商法です。特にここ数年、ネットニュースで大きな話題となるのは炎上商法がらみです。

「なんでわざわざ炎上するような事をするの?」と思っていた受け手側も「これがネット時代の高度なマーケティング手法か!」と気付き始めてきています。

この商法を使ってお金儲けしようという話から、この手のマーケティング手法から時間とお金を搾取されない防御力を養う事を学ぶことができます。まず守の基本部分を抑える事で、ビジネスにこの技を応用出来ます。炎上商法からは学びましょう!

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