2019年7月22日 更新

炎上商法にメリットや成功例はある?失敗した時の末路は?

芸能人などがブログなどのSNSで炎上商法してメリットを得ているということを聞いたことがあっても、炎上することによる具体的な成功例や、逆に失敗した時にどんな末路になるかなど、あまり知られていません。不快な思いをしてまで得たいものとはいったい何なのでしょう?

目次

炎上商法とは?

Fire Wood Flame - Free photo on Pixabay (498888)

炎上商法は「炎上マーケティング」とも呼ばれる、炎上を意図的に引き起こし、世間に注目させることで売り上げや知名度を伸ばすというマーケティング手法です。

所得が停滞した民衆の中間層の崩壊によって需要が生まれました。インターネット上では暴言が発生しやすいため、アフィリエイトの所得が簡単に行われやすいためです。中でも税金の用途に関する不満と、自分より下層に当たる人々を見下すことで得られる安心感が市場の需要を支えています。

炎上商法の意味

Fire Flame Barbecue - Free photo on Pixabay (498890)

ウェブサイト上で、わざわざ非難を浴びるであろう不適切な発言や表現をすることによって「炎上」を生じさせ、広告宣伝に利用するマーケティング手法が炎上商法です。

一般的に「炎上」は否定的な評判によるものであり、企業や商品に悪感情を抱かれボイコットにつながる恐れもあるため、望ましい状態であるとはいえませんが、マスメディアで取り上げられることになるような「炎上」になれば、大きく注目されます。

この流れを多大な宣伝費をかけること無く知名度を上げることに利用したものが炎上商法です。

本人にそのつもりがなくても炎上商法と捉えられる場合も

Fire Flame Wood - Free photo on Pixabay (498891)

初めから炎上を狙ってネット上で暴言を吐いたりするなら、いくら炎上したところで、むしろ炎上すればするほど有名になることができて、狙い通りお金を手に入れることができる結果になります。

ですが、そんなつもりではなく純粋に反論したり話を展開したつもりが「炎上商法だろ」とされ暴言を吐かれて炎上をあおる結果になる場合があります。そのつもりはなかったので、もし有名になったり金銭的になど得るものがあったとしても傷つく結果になります。

炎上商法がよく使われる例

Fire Heat Bonfire - Free photo on Pixabay (498893)

広告などでわざと特定の層に否定的なメッセージ性を込めたり、知名度を得たい芸能人があえて非常識な言動を取ったりなど、「とにかく人の目を引き付けることで自らの利益を生む」立場の者たちがしばしば行うのが炎上商法です。

人間のネガティブな感情は、ポジティブな感情より共感を呼びやすいので、大きく炎上すればするほど人が集まってきて、注目は高まっていくからです。

しかし、負の感情で集まった人たちはそこに集まり続けません。大抵は一過性の騒動で終わり「過去にこんなひどいことをやった奴」という悪評だけが残り続け、関心は次の炎上に移ります。

YouTube

Film Filmstrip You - Free image on Pixabay (498894)

人間は、集団で何かを目の敵にすることが大好きです。そのため、炎上するとこぞって炎上を起こした人物のもとに集まり、ああだのこうだの言ってバッシングに参加してします。

しかしこのことは、狙って炎上を起こしている人に対しては思うつぼです。一般的に、著名人は炎上しないように言動や行動には気を付けますが、著名でない人がわざと炎上を誘い注目を集めて炎上すれば、たとえマイナスの意味で人の目にとまる可能性が高くても炎上元の認知は高まります。

ユーチューバーやブロガーなど広告ビジネスを生業としている人からすれば、再生数や閲覧数が伸びるため、効果的にお金儲けすることができます。

ブログ

Business Work Space Desk - Free photo on Pixabay (498895)

ブログを炎上させる事により得られるものは、承認欲求、アクセス、収入、外部評価、ファンです。

外部評価とは「Googleという検索エンジンで、キーワードにおける上位表示を決める大きな基準ともなる要素」です。炎上するほど、その記事が述べているトピックは上位に表示されるので、そのトピックに興味を持っているユーザーを自動的に集める事が出来ます。

そこにアフィリエイト広告などを貼れば収入アップにも繋げられるので、アフィリエイト収入が目的で、外部評価を得るための炎上商法を考えている人もいます。炎上商法ではファンを得ることも出来ます。炎上とはバズと違い圧倒的な批判を受けますが、炎上ブロガーは批判を受ける事で逆にファンを増やしています。

SNS

Twitter Facebook Together Exchange - Free photo on Pixabay (498896)

SNSの普及により、Twitterなどで自分の日常や時事的なニュース・社会問題などに対する持論や感想を投稿し「一人一メディア」耳目を集めようとする人もいます。

著名人も含めてこれらの人のなかには、投稿した内容が世間から反感を買い炎上してしまうケースも少なくありません。意図的に批判を浴びる炎上商法をウリにするタレントや国会議員まで現れています。

「愛の反対は憎しみではなく無関心」というように「反感を買うよりも好感を持たれたい」が「スルーされるくらいなら、炎上やバッシングを受けるリスクを負ってでも自分をアピールしたい」と考えるのです。

地方自治体のPR

Maldives Tropics Tropical Aerial - Free photo on Pixabay (498897)

地方自治体が作る「PR動画」は、いまや年間700本程にものぼり、数年前からは「移住促進動画」を作る市町村に国が制作費の一部を交付するようになりました。

1万回の再生で成功と言われる中、100万回を超える動画も出現していますが、制作費が高額な割に、日の目を見ないものも少なくありません。

そこで「大金の市民の税金を使っているのにスルーされるくらいなら、炎上してでも見てもらえた方が成功につながる」と「炎上」いう「拡散力」に目を付けました。

炎上が増えた背景

Fire And Water Fight Hands - Free image on Pixabay (498898)

ネット炎上の種類には、アカウント運用が原因のケースによる「失言による炎上」「非常識な振る舞いによる炎上」「誤操作・誤爆による炎上」と、アカウント運用と直接関係ないケースによる「従業員や取締役など会社関係者の問題による炎上」「悪質な第三者のなりすまし行為による炎上」があります。

まず少数の人が、企業や有名人の不祥事などを発見し、自分に身近なSNSで情報発信し、炎上の「火種」が発生。火種は共有・拡散され、嘘も含めてより新しい情報が展開され、まとめサイトやニュースサイトにも展開され、事態が大きくなり炎上します。

SNSユーザーが増えた

Office Business Accountant - Free photo on Pixabay (498901)

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