2019年5月26日 更新

姉歯事件の概要と真相!業界のその後と法改正への影響や創価学会との関係

2005年に起こった姉歯事件はどのような事件なのでしょうか。事件の概要と、中心人物である姉歯秀次氏のその後の様子に加えて、姉歯事件の真相や建築基準法などの法改正および国土交通省と創価学会との関係などを解説していきましょう。

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まずは内ゲバの説明をいたしましょう。内ゲバは、内部ゲバルトの略で、仲間内で揉めたり、同じグループ内で内部での暴力を使用した抗争のことを言います。ゲバルトはドイツ語で暴力あるいは抗争のことを言います。内輪揉めと言った方が分かりやすいでしょう。
姉歯事件は、先ほどあげた「姉歯秀次氏は学会員」の項でもあげましたが、創価学会の学会員同士の内輪揉めという情報があります。当時の国土交通大臣は北側氏でしたが、北側氏は公明党員であり、姉歯事件の発覚においては国土交通省が発表したということも一部ありますが、様々な要因で内輪揉めにも発展したとされていますが、真相は分かっていません。

実は国土交通省だけではない学会の野望

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様々な作家や政治家などが創価学会についての本を出版していますが、創価学会は日本を支配しようという野望があると書かれています。ちまたでも創価学会は排他的で攻撃的だということも言われています。下記のリンクでも、創価学会の学会員との結婚は悩みが多い傾向にあります。
皇室においても、2008年7月1日号の聖教新聞の一面で、当時皇太子だった天皇陛下と池田会長が並んだ写真が掲載されていて、そこから、天皇陛下は創価学会の学会員という噂が立ちました。皇后さまの父親が日本ユニセフ協会の役員を歴任し、その日本ユニセフが創価学会と関係があるという情報があり、そこから創価学会の学会員であるということを書かれましたが、真相は分かっていません。
外務省においては、皇后さまと皇后さまの父親は元外務省の職員でした。そして、外務省内には大鳳会という創価学会の学会員の集まりがあり、外務省内の創価学会の学会員は400人を上回っていると言われています。 そして、池田会長が外国を訪問の際は特別通関をお願いしているという噂がありますが、真相は分かっていません。

姉歯事件だけではない?建設業界の闇

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姉歯事件に限らず、建設業界は、闇があるのは驚いたことでしょう。建設業界の闇はどのようなものがあるのでしょうか。主な4つをあげていきましょう。

コスパ重視

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人間は誰でも値段が高いものより、安いものに手を出すものであります。このところ建設資材の高騰で工事費が上がっている傾向にあります。特に建築基準法を守りつつ品質を落とさずにコストダウンを要求することが増えてきました。

ゼネコンと下請けの仕組み

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大手ゼネコンは、建物や工事を行うとき、ゼネコンだけでは一つの仕事ができないので、部分的な所は専門の下請け業者に仕事を回すものであります。例えば建物の土台は土台専門の業者にさせるという感じです。しかし、現状では下請けの下請けというように孫請けまでいる状態で、特に中小の建設会社はお金がピンハネされています。
中小の建設会社はとにかく仕事がないと倒産するということで採算度外視で仕事を引き受けることが多く、中小の建設会社で働く従業員はサービス残業をさせられたりしている傾向にあります。そして、人手不足で一人の従業員にいくつかの役割を兼任させることがあります。

働き方改革で益々キツイ安全と工期の両立

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現在、建設業界は、バブル崩壊後に顧客から納期の短期化を迫られている傾向にあります。そして、追い討ちをかけるように政府からの働き方改革の推進が加わると、さらに安全管理に加えて残業時間などの罰則が加わりますので、働き方改革と安全管理との両立に大変苦労している傾向にあります。

ブラック過ぎて人手不足

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現在、2020年に開催される東京オリンピックの影響で、建設ラッシュが進んでいます。そして、働き方改革が叫ばれている中、管理職を含めた従業員の月の平均残業時間は150時間から250時間と言われています。
従業員の休みも週一日と、かなり過酷であり、特に施工管理に携わる従業員は、帰りが夜中になったりということが多い傾向にあります。2017年に、オリンピックスタジアムこと国立競技場の工事に携わった20代の男性が過労自殺するという悲しい出来事がありました。
そして、人手不足であるので、求人の際は見せかけだけで待遇を良くして募集をする傾向があります。しかし、実際はサービス残業や安全管理がきちんとされていないことが多く、そして昭和時代のような勤務体系がほとんどで、退職する人が後を絶ちません。

姉歯物件は実は頑丈だった?

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姉歯事件の姉歯氏の設計した物件は、実は頑丈だったという情報があります。どのような出来事があって頑丈だったのでしょうか。詳しく解説していきましょう。

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