目次
- 船橋18歳少女殺害事件を起こした4人の犯人
- 船橋18歳少女殺害事件の概要
- 2015年4月19日の夜に発生
- 当時18歳の被害者女性が4人の男性に連れ去られる
- 4月20日未明に被害者女性を暴行
- 被害者女性を生き埋めにする
- 財布・携帯電話などを奪い犯人達は逃走
- 4月21日船橋東警察署に通報が入り捜査を開始
- 4月23日男性3名を逮捕
- 4月24日残りの男性1名を逮捕
- 4月24日被害者女性の遺体を発見
- 5月13日4名を強盗殺人容疑で再逮捕
- 船橋18歳少女殺害事件発生・発覚までの経緯
- 主犯格・湯浅成美が被害者女性に憤怒
- 肉体関係のあった井出裕輝に相談し殺害計画
- 4月18日の夜、井出・中野がホームセンターへ
- 井出の実家でスコップを調達する
- 井出が中野に対し穴を掘るように指示する
- ホストクラブで被害者女性を待つも現れず
- 共犯の少年と合流する
- 被害者を発見し車に乗せる
- 中野が被害者に「死刑宣告」を行う
- 被害者に対し、暴行・根性焼きなどを行う
- 被害者は命乞いをしていた
- 中野が被害者の生き埋めを行った
- 井出は埋め終えた様子を見て笑っていた
- 井出裕輝の生い立ち
- 2歳の頃に祖父母の家に預けられる
- 16歳の頃に実の家に戻る
- 事件当時職業は無職だった
- 主犯格・湯浅成美について
- 船橋古和釜高校中退
- 共犯の少年と交際していた
- 6人家族だった
- 事件当時18歳だった
- 船橋18歳少女殺害事件の真相
- 被害者は生きたまま埋められた
- 被害者の妹が友人に「お姉ちゃんが殺されたかも」と相談
- 被害者の顔がすぐに判別できないような細工がされていた
- 4月19日にホストに追い込みをかけられていた
- 被害者はホスト・ルカという男性と付き合っていた
- 被害者が埋められていた畑は犯人の1人の親族が所有している土地だった
- 遺体は正座させられたような状態だった
- 被害者の所持品は見つかっていない
- 生き埋めに使われた穴は事前に掘っていた
- 湯浅成美と被害者女性は一緒に暮らしていた過去がある
- 井出と中野は仕事仲間だった
- 湯浅成美は事前・事後に犯行自慢を行っていた
- 中野翔太も友人に殺害を誇示するようなメールを送っていた
- 井出裕輝らに下された判決
- 井出裕輝は無期懲役
- 湯浅成美は無期懲役
- 中野翔太は無期懲役
- 被害者・野口愛永さんについて
- 両親・妹2人の5人家族
- 事件の十数年前に船橋市に引っ越し
- 地元の高校を中退
- 千葉市内の繁華街で遊んでいた
- ホストクラブにハマりツケ・借金があった
- 複数の夜のお店で働いていた
- 船橋18歳少女殺害事件の動機
- 金銭トラブル
- 卒業アルバムなどのを返却しなかった
- 船橋18歳少女殺害事件について周囲の反応
- 事件関係者に関わりのある人の反応
- 世間の反応
- 船橋18歳少女殺害事件の真犯人は稲塚早紀だった？
- 稲塚早紀はキャバ嬢
- ホストを巡りいざこざがあった
- 被害者女性と稲塚早紀が大喧嘩しているという目撃情報も
- 本人は沈黙を貫いている
- 残忍すぎた船橋18歳少女殺害事件
via pixabay.com
事件が起こった4月19日、被害者少女は別の男性集団からも囲まれていたことがわかっています。少女は以前からホストクラブに通い詰めており、かなりの金額をお店のツケにしていました。
常連店のホストたちからお金を返済するよう詰め寄られていました。ホストへ貢ぐために友人に借金し、風俗店を掛け持ちし、寝る間も惜しんで働いていました。少女のTwitterにはホストクラブでの日常が投稿され、皮肉にも事件と共に被害者少女の素行の悪さが明らかとなってしまいました。
常連店のホストたちからお金を返済するよう詰め寄られていました。ホストへ貢ぐために友人に借金し、風俗店を掛け持ちし、寝る間も惜しんで働いていました。少女のTwitterにはホストクラブでの日常が投稿され、皮肉にも事件と共に被害者少女の素行の悪さが明らかとなってしまいました。
被害者はホスト・ルカという男性と付き合っていた
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被害者少女はホスト貢ぎ続け、交際をしていたという噂があります。相手は「ルカ」。ホストとの交際は真実であるかは定かではありませんが「ルカ」というホストに入れ込んでいたことは事実です。
少女はTwitterなどで自身のホストクラブ通いを武勇伝のように投稿していました。事件当日も100万円のシャンパンタワーを行ったことを公開。お気に入りホストの誕生日だったとされています。
シャンパンタワーの投稿は湯浅成美、井出裕輝を更に怒らせました。湯浅成美に借金し返済意志も示さず、100万円を遣っていたのです。
少女はTwitterなどで自身のホストクラブ通いを武勇伝のように投稿していました。事件当日も100万円のシャンパンタワーを行ったことを公開。お気に入りホストの誕生日だったとされています。
シャンパンタワーの投稿は湯浅成美、井出裕輝を更に怒らせました。湯浅成美に借金し返済意志も示さず、100万円を遣っていたのです。
被害者が埋められていた畑は犯人の1人の親族が所有している土地だった
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遺体が発見されたのは井出裕輝の親族が所有していた土地。なぜこの場所を死体遺棄場所に選んだのでしょうか。
理由は遺体を埋めるため、井出裕輝が出入りすることが不自然ではないこと。自分の目の届く場所であれば、遺体の発見を防げると考えたのではないでしょうか。
遺体遺棄現場は自身の生活圏ではなく、関与が疑われない場所であるか自身でコントロールできる場所を選ぶといったどちらかであることが多いです。井出裕輝は実行計画で発覚を恐れた対応をいくつも考えていましたので後者を選択しました。
理由は遺体を埋めるため、井出裕輝が出入りすることが不自然ではないこと。自分の目の届く場所であれば、遺体の発見を防げると考えたのではないでしょうか。
遺体遺棄現場は自身の生活圏ではなく、関与が疑われない場所であるか自身でコントロールできる場所を選ぶといったどちらかであることが多いです。井出裕輝は実行計画で発覚を恐れた対応をいくつも考えていましたので後者を選択しました。
遺体は正座させられたような状態だった
via pixabay.com
遺体発見時、被害者が正座させられている状態であったことから、命乞いした状況がより具体的に想像できるものに。実際は穴が縦長で両手足が縛られていたことからもこの格好でしか穴に収まらなったのであろうことが予想されます。
実際、生き埋めを行った中野翔太は被害者少女への恨みといった感情は全くありません。少女が埋められる際に騒いだため、焦り、急いで土をかけたと証言していることからも遺体が正座であったことに大きな意味はないと判断できます。
実際、生き埋めを行った中野翔太は被害者少女への恨みといった感情は全くありません。少女が埋められる際に騒いだため、焦り、急いで土をかけたと証言していることからも遺体が正座であったことに大きな意味はないと判断できます。
被害者の所持品は見つかっていない
via pixabay.com
犯行罪状には強盗殺人があります。被害者少女の遺体から所持品が何もなかったことから殺人に強盗が加わっています。事件当時の少女の所持金は2万円ほどと見られており、身元判明を遅らせるために所持品を奪ったとされています。
携帯やお財布は逃走途中の川に捨てたと証言されています。証言を受け、捨てたとされる川でも捜索が行われましたが所持品は未だに見つかっていません。川に流され、発見は困難であると判断されています。
携帯やお財布は逃走途中の川に捨てたと証言されています。証言を受け、捨てたとされる川でも捜索が行われましたが所持品は未だに見つかっていません。川に流され、発見は困難であると判断されています。
生き埋めに使われた穴は事前に掘っていた
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事件の起きる前日4月18日、井出裕輝と中野翔太は犯行の打ち合わせを行っていました。井出裕輝は遺体遺棄場所や殺人方法について相談を持ち掛けていました。井出裕輝は最初から殺人行為自体を中野翔太にやらせようと考えていた様子。
打ち合わせで生き埋めすることが決め、その足で成田空港近くの井出裕輝親族が所有する土地へ向かいました。殺人に使うため、「女の子1人が入る穴を掘って」と指示し、中野翔太は言われるがまま穴を掘ったと証言していました。
打ち合わせで生き埋めすることが決め、その足で成田空港近くの井出裕輝親族が所有する土地へ向かいました。殺人に使うため、「女の子1人が入る穴を掘って」と指示し、中野翔太は言われるがまま穴を掘ったと証言していました。
湯浅成美と被害者女性は一緒に暮らしていた過去がある
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湯浅成美と被害者少女は元々同級生で友人関係。湯浅成美の実家に泊まりに来ている姿も目撃されているほど仲が良かったことがわかっています。被害者少女がホストクラブに通うようになってからは関係が変わっていきます。
被害者少女の生活軸はホスト。そのた利用できるものは何でも使おうとしたため、友人である湯浅成美に数十万円ほど借金をし、風俗店で働く際の身分証明書として提出が必要な卒業アルバムも借りていました。
返済、卒業アルバムを返却することもなく、湯浅成美との連絡を遮断。仲が良かっただけに湯浅成美の怒り、憎しみは強くなってしまいました。犯行動機についても金銭トラブルや卒業アルバムの返却がなかったことだと話しています。
被害者少女の生活軸はホスト。そのた利用できるものは何でも使おうとしたため、友人である湯浅成美に数十万円ほど借金をし、風俗店で働く際の身分証明書として提出が必要な卒業アルバムも借りていました。
返済、卒業アルバムを返却することもなく、湯浅成美との連絡を遮断。仲が良かっただけに湯浅成美の怒り、憎しみは強くなってしまいました。犯行動機についても金銭トラブルや卒業アルバムの返却がなかったことだと話しています。
井出と中野は仕事仲間だった
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犯行の計画を立てた井出裕輝と実行した中野翔太は鉄筋工の仕事仲間でした。中野翔太が料金滞納で携帯電話が使用できない時に手を差し伸べえたのが井出裕輝。自身の携帯を貸したのですが、中野翔太は多額の携帯料金を発生させました。
これに激怒した井出裕輝は給与全額を請求し。これ以後、先輩後輩関係だった2人は主従関係に変化し、井出裕輝には都合の良い存在となりました。パシリに使ったり、暴力を振るったりと好き放題に振舞っていました。
これに激怒した井出裕輝は給与全額を請求し。これ以後、先輩後輩関係だった2人は主従関係に変化し、井出裕輝には都合の良い存在となりました。パシリに使ったり、暴力を振るったりと好き放題に振舞っていました。
湯浅成美は事前・事後に犯行自慢を行っていた
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今回、犯行が早期に発覚した理由は湯浅成美が犯行について友人に伝えていたこと。犯行前にも方法や実行日時など詳細を伝えており、湯浅成美の関与が警察が早々に掴んでいました。
事件時も実況中継のように友人とやり取りしていました。犯行も4月19日の午前中に行う宣告し、少女が見つからないと夜中にやるといった主旨のLINEを残しています。少女を捕まえた際もホテルでたまたま見つけたと報告。
湯浅成美はなぜそこまでマメに友人に伝えていたのか疑問が残ります。
事件時も実況中継のように友人とやり取りしていました。犯行も4月19日の午前中に行う宣告し、少女が見つからないと夜中にやるといった主旨のLINEを残しています。少女を捕まえた際もホテルでたまたま見つけたと報告。
湯浅成美はなぜそこまでマメに友人に伝えていたのか疑問が残ります。
中野翔太も友人に殺害を誇示するようなメールを送っていた
via pixabay.com
事件について周囲に話していたのは湯浅成美だけではありませんでした。中野翔太もメールで周りに犯行を告白。「俺最強。」というように自慢話のようです。人を殺したという罪悪感は全くなく、誰もできないことをしたと誇っている様子。
事件について事前準備など計画的な面もありますが、自身の犯行についてペラペラ話してしまうなどあまりにも浅はかな行動が目立っています。動機についてもこれと言った決定的なものはなく、集団で犯行を行い、周知に話すことで引き返せなくなったのではという見方もあります。
事件について事前準備など計画的な面もありますが、自身の犯行についてペラペラ話してしまうなどあまりにも浅はかな行動が目立っています。動機についてもこれと言った決定的なものはなく、集団で犯行を行い、周知に話すことで引き返せなくなったのではという見方もあります。
井出裕輝らに下された判決
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