2019年10月20日 更新

井出裕輝の生い立ちと下った判決!船橋18歳少女殺害事件の概要も

あまりにも残忍すぎる事件として記憶に残る船橋18歳少女殺害事件。犯人である井出裕輝の生い立ちに注目が集まりました。ここまで凶悪な事を実行できる井出裕輝とはどんな人間なのか。事件の詳細と関わった人間、各々に下された判決内容について掘り下げてみましょう。

目次

Handcuffed Arrest Oppression - Free image on Pixabay (700875)

所在不明となっていた中野翔太が出頭し、事件に関わったと見られる人物全員が逮捕されたことになります。井出裕輝からは「湯浅成美に言われてやった」、中野翔太と少年からは「成田の近くに埋めた」という供述が出ました。

また供述内容から湯浅成美が計画した主犯格であるが判明。湯浅成美と井出裕輝に肉体関係があり、事件を主導していたこと、少年は湯浅成美の友人であるが他のメンバーは初対面。事件時、井出裕輝から本名を知らされず、ニックネームで呼ぶことを強要されていたことがわかりました。

4月24日被害者女性の遺体を発見

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逮捕された湯浅成美、井出裕輝、中野翔太、少年の供述を基に遺体を成田空港近くで捜索されました。井出裕輝の親族が所有する畑で被害者少女の遺体が発見されました。これで逮捕された4人には殺人容疑も加わることが決定的に。

埋められた遺体は顔の判別がつかないように何重にも粘着テープが巻かれ、両手足は結束バンドで拘束されていました。土砂の重みから正座したまま上半身がのけ反っているという不自然な格好だったと言われています。

5月13日4名を強盗殺人容疑で再逮捕

Prison Cell Jail - Free photo on Pixabay (701030)

発見された遺体から財布や携帯電話などが盗り、土中に埋めて殺害したことから強盗殺人容疑で湯浅成美、井出裕輝、中野翔太、少年が再逮捕されました。4月23、24日に監禁容疑で逮捕されているので二つの罪で処罰される可能性が高くなりました。

4人は監禁容疑について認めていたものの、強盗殺人については否認している者、黙秘している者も。事件や遺族への反省も少年を除いた3人は見られないと捜査関係者が話していたと報道されました。

船橋18歳少女殺害事件発生・発覚までの経緯

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この事件は未成年が起こした残酷な事件としても大きな注目を集めていました。未成年だから少年法で守られるという通例で許してはいけないと考えさせられた人も多いのではないでしょうか。

船橋18歳少女殺害事件には計画的と短絡的の二面性があります。前もって計画し、準備をしていたにも関わず、犯行後に友人に事件の詳細を話してしまうという浅はかさ。

犯人たちがどのように犯行を計画し、どのように実行したのでしょうか。冷酷な事件の実行に移した経緯、事件後のあまりにも短絡的な行動による発覚について詳しく見て行きましょう。

主犯格・湯浅成美が被害者女性に憤怒

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被害者少女は事件当日に友人とホストクラブに行き、ホストクラブを出てホテルで休憩しました。午後10時ごろ、ホテルを出て友人と歩いているところを目の前に突如車が停止。中からは湯浅成美が出てきました。

「なにばっくれてんだよ。借りたもの返せ。」とすごい剣幕で叫びました。被害者少女は「携帯の電源が切れていた」と言い訳し、逃げようとしたものの、「先輩と話し聞くから」と湯浅成美に車へ乗るよう促され、被害者女性は渋々乗車しました。

友人は被害者少女に何度も連絡を試みるも、その後、連絡が取れることはありませんでした。

肉体関係のあった井出裕輝に相談し殺害計画

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船橋18歳少女殺害事件の主犯格は湯浅成美とされています。実行犯のリーダー的存在は井出裕輝であることは間違いないでしょう。逮捕されたメンバーも湯浅成美の友人、井出裕輝の友人で構成されています。

犯行の中心であったと考えられる湯浅成美と井出裕輝は肉体関係にあり、かなり親密な間柄。湯浅成美が被害者少女に関することを以前から井出裕輝に相談していました。

湯浅成美のよくある女性間の問題から残虐な事件の計画、実行に移させた要因には井出裕輝の存在があったからだと言えそうです。

4月18日の夜、井出・中野がホームセンターへ

Person Woman Cap - Free photo on Pixabay (702187)

今回の事件が衝動的なものではなく、計画的なものだと考えられた理由は被害者少女を拘束、殺害に行われる道具が用意されていたことがあります。

中野翔太の証言から井出裕輝が事件前夜から殺害方法などを相談されていたことがわかりました。井出裕輝、中野翔太はその足で酒々井町のホームセンターへ向かい、結束バンド、粘着バンド、靴下などを購入。

犯行当日、車中で中野翔太、湯浅成美が被害者少女の両手足を結束バンドで縛り、靴下で口に押し込み、粘着テープで何重にも塞いでいます。

井出の実家でスコップを調達する

Dirt Farm Garden Hand - Free photo on Pixabay (702220)

犯行前夜に井出裕輝と中野翔太は殺害方法につていて相談していました。まず、井出裕輝が「人を埋められる場所はないかな」「埋める前に殺すのと生きたまま殺すのどっちがいいかな」と中野翔太に持ち掛けていました。

中野翔太は「殺してから埋めると重くなるからそのまま殺した方がいいんじゃない」と返答。これより生き埋めが決定し、2人はホームセンターで拘束する道具を購入後、遺体を埋める井出裕輝の親族が所有する畑へ行きました。

井出裕輝は殺害後の遺体処理について埋めることを決めていたことが明らかになりました。

井出が中野に対し穴を掘るように指示する

Gardening Pots Soil - Free photo on Pixabay (702249)

井出裕輝と中野翔太は成田空港近くにある井出裕輝の親族が所有する畑を訪れました。井出裕輝は実家から持ち出してきたスコップを中野翔太に渡し、「女の子が入るくらいの穴を掘っておいて」と命令。

中野翔太は約80㎝の穴を掘りました。井出裕輝は穴の大きさを確認し、「あれだけ掘って女埋めればすぐ死ぬ」と話していました。この時には殺害方法が土の中に埋めることでの窒息死だと決まっていました。

拘束方法、殺害方法について計画したのは井出裕輝、実行したのは中野翔太という構図がはっきりとし、2人の関係性についてもただの仲の良い友人ではないだろうと予想されました。

ホストクラブで被害者女性を待つも現れず

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4月19日早朝に井出裕輝が予め借りていた車で井出裕輝と中野翔太は千葉市へ移動。仕事終わりの湯浅成美と待ち合わせしていました。合流した3人は被害者少女が周りに「100万円のシャンパンタワーをする」と自慢していたホストクラブへ。

ホストクラブ前で被害者少女が出てくるのを待っていました。待っている間に車中で被害者少女が逃げられないよう後部座席に座らせ、両脇を中野翔太、湯浅成美で挟むこと、合図で結束バンドで両手足を縛ることなどの打ち合わせが行われました。

共犯の少年と合流する

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