2019年10月20日 更新

井出裕輝の生い立ちと下った判決!船橋18歳少女殺害事件の概要も

あまりにも残忍すぎる事件として記憶に残る船橋18歳少女殺害事件。犯人である井出裕輝の生い立ちに注目が集まりました。ここまで凶悪な事を実行できる井出裕輝とはどんな人間なのか。事件の詳細と関わった人間、各々に下された判決内容について掘り下げてみましょう。

目次

船橋18歳少女殺害事件を起こした4人の犯人

Protection Of Minors Criminal - Free photo on Pixabay (697661)

残虐な事件として大々的に報道されました船橋18歳少女殺害事件。犯人グループのメンバーが公表されました。犯行を計画したと見られる湯浅成美、無職の井出裕輝容疑者、無職の中野翔太容疑者、東京都葛飾区の17歳の少年の4人です。

湯浅成美は被害者の元高校同級生。湯浅成美以外は被害者少女と面識が一切なかったとされています。湯浅成美と井出裕輝の間には肉体関係があり、井出裕輝と中野翔太が高校の先輩後輩関係、湯浅成美と友人関係にあった17歳少年が協力したと見られています。

船橋18歳少女殺害事件の概要

Sculpture Boy Gold - Free photo on Pixabay (698358)

千葉県船橋市で起きた事件です。湯浅成美は以前から被害者少女と友人関係でした。被害者少女は度々湯浅成美に飲食費を借りるも返済せず、音信不通となるなど多くのトラブルを抱えていました。

湯浅成美は被害者少女への不信感を募らせ、交際関係にあった井出裕輝に殺人の計画を持ち掛けます。井出裕輝の友人であった中野翔太、湯浅成美の友人である東京葛飾区の17歳少年が加わり、殺人計画が実行。

被害者少女は男性3人に拉致され、生きたまま埋められ窒息死。その後、警察に「女性が生きたまま埋められたという話しがある」と通報が入り、遺体が発見されました。
他の殺人事件について気になる方はこちらをご覧ください。

2015年4月19日の夜に発生

Away Twilight Full Moon - Free photo on Pixabay (698391)

事件が起きたのは4月19日午後10時半ごろ。千葉市中央区の路上を被害者少女と友人が歩いていました。突然、面識のない男性が現れ、声をかけられ連れ去られたのです。

以前から被害者少女は千葉市中央区の歓楽街をよく訪れていました。彼女のFacebookやTwitterではホストクラブへ通う様子が度々投稿されていました。お気に入りのホストにはかなりの大金を貢いでおり、お店にツケをすることも。

事件当日もホストクラブへ来店のため、歩いていました。

当時18歳の被害者女性が4人の男性に連れ去られる

Bad Man Bodyguard Cartoon - Free vector graphic on Pixabay (698467)

被害者少女は、千葉市中央区の路上を友人と歩いているところを見知らぬ男に声をかけられました。声をかけたのは東京都葛飾区の17歳少年。車に連れていかれ、車には湯浅成美が同乗していました。

数百メートル先で車を降り、井出裕輝が借りたレンタカーへ。運転は井出裕輝、助手席には少年が座り、後部座席に被害者少女が乗り、その両脇に湯浅成美、中野翔太が座っていました。

3時間ほど車で連れ回され、現場となった芝山町に到着しました。

4月20日未明に被害者女性を暴行

Oppression Women Violence - Free photo on Pixabay (700078)

容疑の証言より車中での暴行に関する詳細がわかりました。湯浅成美は被害者女性に数々のトラブルについて追及し、被害者少女の携帯電話を取り上げ、使えない状態に。財布などの金目のものをこの時に奪いました。

井出裕輝の「準備しろ」を合図に後部座席に座る中野翔太、湯浅成美が被害者少女の手足に結束バンドを、口の中に靴下を入れ、粘着テープを顔面に巻き、土嚢を被せました。「耳だけ聞こえるようにしろ」「横に倒せ」など井出裕輝が指示。

中野翔太より「これからお前は死ぬんだ」と死を宣告。恐怖に怯える被害者少女に湯浅成美は自身が吸っていたタバコを押し付け「根性焼き」や井出裕輝による暴行が行われました。暴行時の湯浅、井出は笑いながら愉快そうに行っていました。

被害者女性を生き埋めにする

Matches Box Ground - Free photo on Pixabay (700140)

車中で暴行された被害者少女は芝山町にある畑で生きたまま埋められてしまいました。女性が軽々と入ってします穴は前日に井出裕輝の指示で中野翔太が用意したもの。穴を掘った畑は井出裕輝の親族が所有している畑であることがわかりました。

被害者少女は埋められる間際、「殺さないで。死にたくない。」と泣きながら命乞いをしましたが、その願いが犯人たちに響くことはありませんでした。中野翔太は被害者少女の声に耳を傾けることなく、土をかけ、埋めました。

財布・携帯電話などを奪い犯人達は逃走

Football Stadium Highway Night - Free photo on Pixabay (700203)

遺体が見つからないように携帯電話を、遺体が見つかっても人物の特定を防ぐために財布など身元がわかりそうなものを予め奪い、逃走しました。

井出裕輝、中野翔太は17歳の少年との面識はなく、中野翔太も湯浅成美との繋がりがないことから、犯行発覚時の対策としてニックネームを使い、お互いを呼び合っていました。

事件発覚後の対策を様々講じており、犯行後も平然と日常を送っていたことになります。しかし、事件発覚のきっかけは湯浅成美。彼女だけは事件後の高揚感を抑えきれずにいたのでしょう。

4月21日船橋東警察署に通報が入り捜査を開始

Police Cop Uniforms - Free photo on Pixabay (700306)

通報を受けて船橋東警察署が捜査を開始しました。通報はこの事件について間接的に聞いたという人物からのもの。出所は湯浅成美と見られています。

湯浅成美もFacebookやTwitterでは事件についての発言や被害者少女への恨みなど事件と結びつくような発言は行っておりません。

しかし、事件前後にLINE電話で友人に被害者少女へ「マジやる。殺す。」といった憎悪や「埋めてやった」など笑いながら話すなど事件の関与を公言していました。

4月23日男性3名を逮捕

Police Arrest Detention - Free photo on Pixabay (700426)

4月23日にレンタカーで被害者少女を監禁していたとして監禁容疑で湯浅成美、井出裕輝、17歳少年が逮捕されました。監禁容疑については3人全員がおおむね認めました。

この時点では遺体など見つかっておらず、監禁容疑のみとなりました。被害者少女が連れ去られる際に多数の目撃者がおり、被害者少女のが何らかの事件に巻き込まれたことは一目瞭然。

警察は、容疑者3人の逮捕により事件の真実は明らかとなることは踏んでいました。湯浅成美と被害者少女との間に金銭などのトラブルがあることも把握していました。

4月24日残りの男性1名を逮捕

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