目次
- イグノーベル賞とは
- ノーベル賞のパロディ
- 部門はノーベル賞にはないものも
- 故人も対象
- 2017年受賞者一覧
- 物理学賞
- 平和賞
- 解剖学賞
- 経済学賞
- 認知化学賞
- 医学賞
- 栄養学賞
- 流体力学賞
- 生物学賞
- 産婦人科学賞
- 2018年受賞者一覧
- 医学賞
- 生物学賞
- 人類学賞
- 栄養学賞
- 文学賞
- 医学教育賞
- 平和賞
- 生殖医学賞
- 経済学賞
- 日本人の受賞者
- 医学賞
- 心理学賞
- 生物多様性賞
- 生物学賞
- 経済学賞
- 化学賞
- 平和賞
- 栄養学賞
- 認知化学賞
- 交通計画賞
- 音響賞
- 物理学賞
- 医学教育賞
- 知覚賞
- イグノーベル賞の賞金
- 基本的にはゼロ
- 2015~2017年には10兆ジンバブエドル
- 面白い研究テーマ
- 涙が出ないタマネギ
- フンコロガシの道の知り方
- マウスにオペラを聴かせる
- おしゃべり妨害器
- レポートに関するレポートに関するレポート・・・
- パンツに吹きかける浮気発見スプレー
- 2019年に日本は連続受賞なるか
医学賞
via pixabay.com
医学賞では「チーズが嫌いな人に匂いを嗅がせたり写真を見せたりしてどれだけチーズに嫌悪感を示すかを図るために最新のFMRIで脳を観察」という研究でジャン=ピエール.ロワイエ氏他4名が受賞となりました。 この実験はチーズ嫌いの人がチーズの匂いを嗅いだ時にどのように脳が反応するのかということを調べたものです。
分かったことは 本来お腹が空いていると、チーズを見れば食欲が湧いてくる ので脳が活性化しますが嫌いな人は一切食欲もわかず、反応もしなかったことこのことからチーズを食べ物として見ていないということがわかりました。
分かったことは 本来お腹が空いていると、チーズを見れば食欲が湧いてくる ので脳が活性化しますが嫌いな人は一切食欲もわかず、反応もしなかったことこのことからチーズを食べ物として見ていないということがわかりました。
栄養学賞
via pixabay.com
栄養学賞では 「吸血コウモリが人間の血液を吸っていた初の科学的報告」という研究でフェルナンダイトウ氏他2名の方が受賞となりました。この時、研究対象として使われたのは【ケアシチスイコウモリ】というコウモリで南米に生息し、普段は鳥などの血液を餌として吸っているコウモリです。
この吸血コウモリの分をを調べたところ、人間の血液成分が出たことが判明しました。この事から餌となる他の動物がいない時人間を襲うということがわかりました。
この吸血コウモリの分をを調べたところ、人間の血液成分が出たことが判明しました。この事から餌となる他の動物がいない時人間を襲うということがわかりました。
流体力学賞
via pixabay.com
流体力学賞では「コーヒーカップを持ちながら後ろ向きに歩くと、コーヒーのこぼれは少ないという液体の揺れ動きに関する力学的研究」でハン.ジウォン氏が受賞となりました。この実験はコーヒーを持って歩くとこぼれてしまう事がある中、後ろ向きに歩けばこぼれにくい事を証明したものですが、後ろ向きに歩けば人は誰でも慎重に歩くこととなり、こぼれないのは当たり前と言うことがわかります。
ただし、後ろ向きだと躓きやすいと転び、躓く確率は遥かに高いという実験結果でした。なお、この実験はハン·ジウォン氏が高校生のときに書いた論文です。
ただし、後ろ向きだと躓きやすいと転び、躓く確率は遥かに高いという実験結果でした。なお、この実験はハン·ジウォン氏が高校生のときに書いた論文です。
生物学賞
via pixabay.com
生物学賞では「洞窟内で雌陰茎、雄膣を持った昆虫の発見」という研究で吉澤和徳氏、上村佳孝氏他2名が受賞となりました。日本中の住宅などでどこにでもいる「チャタテムシ」の研究 している北大准教授の吉沢氏が「トリカエチャタテ」が交尾の時に雌の生殖器が雄に挿入されることを発見したことから始まりました。
この発見は本来の生物の性差の常識が覆される例となることが「不確実性」のテーマとあっている事から発表し受賞と相成りました。またこの発表はこの年、話題になった「猫は個体か」と同じく「男とは女とは」 といった今まで常識とされてきたものが不確実なものなのではないか?と疑問がわき立つこととなりました
この発見は本来の生物の性差の常識が覆される例となることが「不確実性」のテーマとあっている事から発表し受賞と相成りました。またこの発表はこの年、話題になった「猫は個体か」と同じく「男とは女とは」 といった今まで常識とされてきたものが不確実なものなのではないか?と疑問がわき立つこととなりました
産婦人科学賞
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産婦人科科学賞では「胎児にに妊婦のお腹の上から再生された電子音楽よりも室内にスピーカーを入れて再生された電子音楽の方が強く反応することの証明」という研究でマリサ・ロベス=テイホン氏他3名が受賞となりました。実はこの発表はすでに2016年に【膣内スピーカーBabypot】という商品で発売されているものです。
胎教アイテムとして販売されているのですが、スマホに繋げたケーブルを直接膣内に入れて胎児に聞かせるという事で研究しています。
胎教アイテムとして販売されているのですが、スマホに繋げたケーブルを直接膣内に入れて胎児に聞かせるという事で研究しています。
2018年受賞者一覧
via pixabay.com
ここからは2018年のイグノーベル小受賞者を紹介します。この年のテーマは「ハート」受賞者にはハートのモチーフのトロフィーと賞金10兆円(ジンバブエドル)が送られました。受賞者は10チーム。医療部門では研究タイトルを発表したいだけで会場の笑いを誘いました。
医学賞
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医学賞では「ジェットコースターに乗ることで腎臓、尿管結石を除去することができる」という研究でマルクミッチェル氏、デイウィッドワーディンガー氏が受賞となりました。この研究を選んだきっかけは腎結石患者がディズニーワールドに行った時、ビッグサンダーマウンテンに数回乗ったら腎結石が3個出てきたと言うことを聞いたからだそうです。
本来なら偶然、たまたまで片付けられることなのでしょうが、そこは研究者、可能な限り科学的根拠をみつけようと研究にいたったようです。
本来なら偶然、たまたまで片付けられることなのでしょうが、そこは研究者、可能な限り科学的根拠をみつけようと研究にいたったようです。
生物学賞
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生物学賞では「ワインの専門家がワインの中にハエいるかどうかを確実に識別できることの証明」でポールベッヒャー氏他7名が受賞となりました。このタイトルを聞いても正直意味は分かりません。レポートも英語なので正しい解釈をされているのかは定かではないですが、どうやらハエの匂いに関する研究のようです。
ワイングラスにハエを入れた後、オスとメスに分け匂いを嗅いだ時に識別できるかどうかを研究し、そこにハエが入っているかどうかを調べたものだそうです。
ワイングラスにハエを入れた後、オスとメスに分け匂いを嗅いだ時に識別できるかどうかを研究し、そこにハエが入っているかどうかを調べたものだそうです。
人類学賞
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人類学賞では「動物園にて、人間がチンパンジーの真似をするのと同頻度かつ同程度上手に、チンパンジーも人間の真似をするという証拠を集めたことに対して」でトマス.ぺーション氏他2名が受賞となりました。 チンパンジー人間の3歳位の頭脳を持っていると言われています。その能力は某TV番組でもよく見かけます。
なので人間のような感情を見せてくれる動物であります。チンパンジーもそれだけ人間をよく見ているということなのではないでしょうか。
なので人間のような感情を見せてくれる動物であります。チンパンジーもそれだけ人間をよく見ているということなのではないでしょうか。
栄養学賞
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栄養学賞では「人肉の栄養価は他の食物よりも劣ることについて」という研究でジェームズコール氏が受賞となりました。この研究でわかったことは人肉はどの肉よりも低カロリーだということです。 タイトルだけ聞くとちょっと恐ろしいでしょう。人肉を食べるというのは昔からタブーとされてきています。
この研究は人肉を食べることを推奨するために始められたものではありません。食人習慣があった時代、歴史の中でヒト科社会において食事習慣の意味をよく理解するために研究するためです。
この研究は人肉を食べることを推奨するために始められたものではありません。食人習慣があった時代、歴史の中でヒト科社会において食事習慣の意味をよく理解するために研究するためです。
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